目録240

ヴァレリィ：	目録218：『エイリアン邪神宝宮』の続編となるのかな。
有味：	これって完成した商品なのかね？　内容云々は脇へ置いておくとして……いや、内容もヒドイものだが、推敲とか校正のプロセスってスッ飛ばしているよね？　消費者から金を取る商品としてのクオリティ的にどうよ？　って感じだよな。550円の価値もないかな……320円くらいならガマンできるかも。
ヴァレリィ：	うん、まぁね。なかなか愕然とするクオリティのアイテムではあるよね。
有味：	なんか「あとがき」で「新しいことに挑戦してみました！」的なことが書かれていたけど、別にいつもの菊池クトゥルーです。何ら目新しい要素はありません。新人作家がこれを書いたら、賞レース全敗できる程度のものです。何でこれを“いつもの自分とは違うもの”とか思えちゃったんだろう？
ヴァレリィ：	菊地センセ……酸素欠乏症にかかって……。
有味：	安定のカプラン時空送り案件です。“変調”を書くなら、まず“正調”を飽きるほど書いてからにしてください。