ストームブリンガー 基本ルール(BOX) | |||||||||
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「Stormbringer 2nd Edition」の邦訳版だ。ホビージャパンから発売された。 プレイヤーブック、マジックブック、ゲームマスターブック、シナリオブック、チャートブック、<新王国>の地図が同梱されておるぞ。キャラクター作成や魔術使用のルールが収録されているので、もちろんこのセットがなければゲームはできぬ。我が配下になりたい者はまずこのセットを手に入れるが良い。絶版なので入手難易度は高いが、紫の街の島の商人であればいくつか隠し持っているかも知れぬ。 表紙はなぜか我が肖像ではなく、憎き従兄弟エルリックめになっておる(怒)。
※●は我が配下のアルアー・ジフゥがプレイ済である事を表しておるぞ。 ページの先頭へ戻る |
ストームブリンガー・コンパニオン | |||||||
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追加ルールと新しい資料、シナリオが収録されたサプリメントだ。 新しい資料には追加の「メルニボネの著名人」が列挙されており、その中には我が妹サイモリルもおる。サイモリル……サイモリルたん ハァハァ…… (しばらくお待ちください) サイモリルたん かぁいい! かぁいいよ〜! (もうしばらくお待ちください) ……追加モンスターにはエレノインやグラールク、混沌の蝶といった印象深い存在が収録されておる。その他、「追加デーモン特殊能力」、「ラスダーのルーン」、「魔法のアイテム」、「風変わりな宝物類」といった直ちにプレイに活かせるデータが収録されておる。
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ストームブリンガー・コンパニオン2 デーモンマジック | |||||||
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第4版で大幅に変わったデーモン召喚に関する魔法ルールが収録されておる。このルールによってデーモンのバリエーションが大きく広がり、運用も難解になっておる。さらに神々や恐ろしいモンスターを目撃する事による精神の崩壊を再現するための選択ルール「ストームブリンガーにおける正気度」も収録されておるぞ。狂気による脱落が加わる事により、ただでさえデッドリーな「ストームブリンガー」がさらに過酷なゲームとなること間違い無しだ。
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ストームブリンガー・コンパニオン3 ヴェルヴェット・サークル | |||||
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キャンペーン・シナリオ「ヴェルヴェット・サークル」と「スーパースクリーン対応チャート集」がセットになっておる。 時代のあだ花「スーパースクリーン」にストームブリンガーが対応しておったというのは結構奇跡っぽいが、魔術系のルールが良くまとまっており、なかなか一覧性は高い。正直、我はスーパースクリーンを持っておらんがな。 なお、配下のアルアー・ジフゥは「ヴェルヴェット・サークル」を一晩で終わらせたと言っておった。
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Stealer of Souls | |
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旧版『エルリック・サーガ5 黒き剣の呪い』 第1の書 「魂の盗人」77ページ1行目にてエルリックめに殺されたバクシャーンの商人ニコーンの娘の敵討ちの物語。後述の「Black Sword」とセットで一つのキャンペーン・シナリオとなっておる。 前編に当たる本書はニコーンを罠にはめた商王ども(ピラルモ、トルミール、ケロス、デインスタフ)に復讐する内容になっておるぞ。 ページの先頭へ戻る |
Black Sword | |
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上記の「Stealer of Souls」の続編。本書ではナドソコルからトルースの森を抜けてカーラークへ行き、憎きエルリックめと対決するのだ。是非ともニコーンの娘には従兄弟殿の首を取ってほしいものだ。お前も存分に手を貸してやるが良かろう。 原作読者には堪えられない連作。機会があれば是非プレイしたいものだ。 ページの先頭へ戻る |
The Octagon of Chaos | |||||
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TOME社というサード・パーティから発売されたシナリオだ。一冊が丸まる一本の表題シナリオとなっている大作であるぞ。 冒険者はイルミオラのバクシャーンから出発し、陸路・海路を経て最後は辺境のドレルまで行く。古のアーティファクト「マベロードの王冠」を手にせんがため、メルニボネ人の貴族、パン・タンの部隊、ピカレイドの辺境警備隊がドレルの辺境に建つマベロード神の巨像と8棟の構造物からなる“<混沌>のオクタゴン”へ殺到する。王冠を手に入れるのは、果たして誰か?
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White Wolf | |||||
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<法>、<混沌>、精霊(火)の寺院の詳しい解説、船舶ルール、シナリオ、“白き狼”エルリックの能力値(改訂版?)が収録されたサプリメントだ。 見取り図や一日のスケジュール、主な住人が書かれた寺院セクションは直ちにシナリオに反映できるほどに興味深い。船舶ルールは<新王国>の冒険には不可欠な海の移動を扱っておる。船のオーナーとなって世界を旅して回ることもできるぞ。なお、この船舶ルールのデザイナーは「ルーンクエスト」のグレッグ・スタフォード。 最後のエルリックの能力値の作者がサンディ・ピーターセンなので、大御所が集まって作られた資料として興味深い。
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Stormbringer 4th Edition | |||||||||||||
![]() | 「Stormbringer」の第4版だ。魔術ルールが大幅に改定になり、それに伴って既存のモンスターどもが新魔術ルール対応の書式に変更されておる。 邦訳版の『基本ルール(BOX)』の魔術ルールを『デーモンマジック』で導入された新魔術ルールに差し替えたものと言えば、ほとんど間違ってはおるまい。新魔術ルール対応のエレノインやグラールクはユーザーの求めるデータであろうから、「デーモンマジック」に収録しても良かったのではないか? とアルアー・ジフゥめは申しておったぞ。
上記の通り、既存のシナリオを第4版に対応させたものが収録されておる。 ページの先頭へ戻る |
Sorcerers of Pan Tang | |||||||||||||
![]() | 悪魔の島パン・タンのガイドブック。パン・タンの歴史、地理、文化、社会、唯一の都市“叫ぶ像の都”フワムガールの解説がされておる。また、上級キャラクター作成ルール、第4版魔法ルールとその拡張ルール、マベロード神等のパン・タン八大神からエイラーンを得る方法等も提供されておるぞ。 ……しかし、読めば読むほど下劣な民だな、パン・タン人とは(「お前が言うな」:サイモリル談)。
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Perils of The Young Kingdoms | |||||||||||||
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<新王国>を舞台にした5つのシナリオが収録された一冊。 若きアヴァン・アストラン公爵の冒険に同行するという、原作読者には嬉しいシナリオもあるぞ。
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Sea Kings of The Purple Towns | |||||||||||
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紫の街の島のガイドブックだ。島の歴史や地理、主要な街(メニイ、ウトケル、カリス、夕べの城砦)、文化、社会などが解説されておる。教会の章ではラサ、ストラーシャ、ゴルダーからエイラーンを得る方法が挙げられておるぞ。また紫の街のキャラクターを作るための上級キャラクター作成ルールがあり、さらに細分化された職業のキャラクターを作ることができる。 なお、著名人としてスミオーガン禿頭伯爵の能力値が載っておるが、基本セットの記述と違ってバトル・アックスの達人に改訂されておる。
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Der Traum des Roten Gottes | |
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ドイツ語版オリジナルのキャンペーン・シナリオであるぞ。冒険者は夢に導かれて嘆き野を渡り、エシュミールを縦断しながら復讐に狂う古の神の怒りから<新王国>を救うのだ。 冒頭の暗示的な夢の謎は冒険を進めていくにつれてその意味を明かしていき、やがて輝けるエルワーにたどり着く頃には全貌が見えてくるという構成になっておる。後半はエルワーの上王、プムの神官戦士、法の教団が互いに足を引っ張り合い、各陣営の思惑が交錯する中、冒険者たちは古の神と対決せねばならぬ。 良く練られたストーリーにはサスペンスも織り込まれておるため、伏線に目を配りながらプレイヤー/ゲームマスターをすると良かろう。 ページの先頭へ戻る |