
狂女
キーパー: 母屋はこれ以上捜索場所はないです。次はどこ行きましょう?
淵沼: 胴体探しに
先沢: やっぱし~
各務: 墓?
悠乃: とりあえず、車の方に押収物を運んでおいた方がよいとか思ったりしません?
先沢: 賛成>悠乃
各務: ですね
淵沼: 大量だし
古海: ホルマリン漬けは結局どうしたんですか?
悠乃: 先沢さんのアドバイスでやっぱり押収したんじゃ?
キーパー: 真雪「焼却……が良いんじゃないかな?」
各務: 真雪……めずらしくまともなことを
悠乃: 病理解剖ができるのなら、それはそれで手掛かりにはなりそうですけど……
キーパー: 真雪「きっと望まれなかった子なんだよ、あの子」
悠乃: うあ、すごいセリフだよ、それってば……<きっと望まれなかった
先沢: 「……取っておきましょう。あとから、天へ帰してあげましょう」
古海: (紫苑さんの子はあの怪物の血に適応した望まれた仔だったのだろうか?)

キーパー: 母屋の裏とかを捜索ですね?>ALL
先沢: いえっさ
古海: 行きましょう
キーパー: で、母屋の裏なのですが、一際異彩を放って目を引く構造物があります
先沢: ……?
淵沼: なんでしょう?
悠乃: ?
古海: こ、これは!?
キーパー:ステンレス製のプールのようです。15×10メートルほどの大きさなのですが、水は溜まっていません。放置されていれば落ち葉や砂埃に塗れるでしょうが、綺麗に清掃されています
各務: 鰐の糞とか残っていたりして
悠乃: 深さは?
キーパー: 1.5mほど
悠乃: 悠乃だと、落ちたら上がるのに一苦労(^_^;
先沢: 飼育場?
キーパー: プール脇には小さなコンクリート製の小屋みたいなものが建てられています
古海: ドアは?>キーパー
キーパー: 錆びた鉄扉が付いています。掛け金で閉じられていますが、鍵はかかっていないでしょう
先沢: 「ふん、どうも地下世界でもありそうじゃないの?」
淵沼: 「そんな感じですね」
各務: 犬のような頭をした二足歩行の生き物が……
淵沼: 義景の遺体は彼ら(=食屍鬼)も食わないそうだし
古海: 「あながち、妄想とはいえなくなってるのが嫌ですよ。開けてみますか?」
先沢: 「あんなビデオ見た後なら、なんだって信じられるわ」
キーパー: 小屋は2人の人間が入れば一杯になってしまいそうな大きさです
先沢: 床を調べます>キーパー
キーパー: 中に入りますか?>先沢
先沢: ……はい!
各務: 「気を付けて」>先沢さん
キーパー: ガチャと中に入ると、そこには何らかの機械設備があります。機械は動いていません。床はコンクリートで固められています
先沢:「……宇宙人の生命維持装置?」
淵沼: 何でそんな発想がw
キーパー: 真雪「(やっぱ、この人少し変だよな)」
古海: 「同意しておく」>真雪
先沢: 「おだまり」>真雪ちゃん
各務: 何の機械かわかりますか?
キーパー: 〈機械修理〉>ALL(全員失敗)。誰も機械の用途は分かりません。もう一度〈機械修理〉>ALL(淵沼と悠乃が成功)。機械設備の燃料は満タンにされているようです
各務: 燃料?
キーパー: 真雪「プールの傍の機械設備の燃料は満タンだ」(メモメモ)
先沢: ……発電機?
悠乃: 内燃機関? ボイラーとかの類じゃなくて?
淵沼: 動くのか?
古海: 「ひょっとしてまだ動かせるのか?」
キーパー: 次に行きましょう。水澱の迷宮に繋がる《門》のある林に続く小道を通り過ぎ、次に来たのは目的地たる墓です
先沢: ぞぞぞ
淵沼: さて、胴体とご対面
古海: どんな外観で?>キーパー
キーパー: 墓に墓石はなく土が小山状に盛られているだけですが、誰かが手入れしているのか野花などが手向けられ、周辺は綺麗に掃除されています。墓に近づいたあなたたちの背後から、鋭い誰何の声が上がりました
キーパー: ???「お前たち! そこで何をしている!?」
古海: 声のした方に振り向く
悠乃: 同じく
キーパー: 振り向くと、髪を振り乱した汚れた格好の女が草刈鎌を持ってあなたたちを見据えています
各務: こわ!
悠乃: 目、逝っちゃってませんか、ひょっとして……
淵沼: これは怖い
キーパー:〈アイデア〉ロール>ALL (古海と悠乃が成功)成功者は気付きますが、女の口元にはホクロが……
古海: (ビデオの……)
先沢: ……!?
悠乃: 「!」
淵沼: そうだとは思いましたが、えらい変わりよう
先沢: 気の毒に……
各務: 義景、許せん
古海: 「三間坂さんですか?」
キーパー: 古海の問いかけに女は少し反応を見せましたが、肯定も否定もしません。そして……「ウウウアアアーーーー!」女は鎌を振りかざして襲ってきます
淵沼: やっぱり
先沢: 特殊警棒の出番だっ! ジャキン!
悠乃: 「あの……ままま、待ってください! 話を聞いて!」
古海: 「落ち着いてください!」>三間坂
先沢: 「落ち着いてないから襲ってくるんでしょうがっ!」
キーパー: 聞く耳持たず。戦闘ラウンド開始
鎌を持った狂女との戦闘です。一行の対応方針は「断固取り押さえて事情聴取」です。
何故か真雪を狙って襲ってくる狂女を各務と淵沼、悠乃のスタンガンで迎撃です。先沢も警棒で迎撃に参加したいところですが、定員(3名)オーバーで迎撃班に加われません。
第1ラウンドで狂女の鎌の強烈な斬撃を受け、各務は気を失って無力化。
第2ラウンドで悠乃のスタンガンが炸裂しますが、狂女は思ったよりタフであるらしく、昏倒しません。しかしスタンガンに怯みを見せ、逃走を図ります。古海、淵沼、先沢はそれを追撃。悠乃は各務の傷を見るために戦線離脱です(真雪も悠乃とともに残ります)。
続くラウンドで淵沼が狂女に追いすがりますが、反撃の鎌が閃いて淵沼にも7ポイントのダメージ。気絶は免れましたが、淵沼も戦線離脱です。
この後、先沢と古海がどうにか女を追い詰め、古海が悠乃から受け取ったスタンガンで狂女を昏倒させることに成功。甚大な被害の末、女の身柄を拘束しました。
古海: 「はぁはぁ、手間をかけさせてくれたもんだ」女性かついでみんなの元に戻りましょう
先沢: 了解。手伝います>古海
キーパー: 全員合流しました。女は気を失っています。淵沼は血をどくどく流しています
淵沼: 「三間坂さんは動けないように拘束しといた方がいいですよ」
悠乃: 「車にロープがあります……それで三間坂さんを」
キーパー: 女をロープで拘束しました。女の意識を取り戻すには〈応急手当〉が必要です
悠乃: (出目は60)成功です
キーパー: 女は意識を取り戻しました。縛られていることに気付くと酷く暴れます
先沢: 「抵抗するか!」
古海: 「落ち着いてください。もう手荒な真似はしたくない」>女
先沢: 「落ち着かないと、手荒な真似を再開するわよ!」
キーパー: 女「放せ! はーーーなーーーせーーー!」
古海: 「先沢さん、余計な事を言わないで!」>先沢さん
先沢: 「放したって無駄、縛られてるんだから」
古海: 「落ち着きましょう、ね」>女
悠乃: えーと、こういう場合、心理分析?
キーパー:〈精神分析〉>悠乃
悠乃: (出目は55)成功しました♪
キーパー: とりあえず落ち着いたようですが、地面に視線を落としてぶつぶつと何かを言っているような状態です
悠乃: 「だいじょうぶ、怖くない、落ち着いて……」
古海: 何を言ってるか聞き取れますか?>キーパー
キーパー: 意味のある事は言っていません>古海
古海: 「なぜ彼女(真雪)に斬りかかったんですか?」>女
キーパー: 女「……ぶつぶつ……」
古海: 小声で「四鴛義景の面影でも見えましたか?」>女
キーパー: 女「……ぶつぶつ……」
古海: ダメか……
探索初日にしてあまりにも被害甚大なため、一行はその日の調査を打ち切ります。狂女の身柄は警察へ渡し(ここで初めて女が三間坂里香であることが確定します)、怪我人は病院で治療を受けました。
三間坂里香から事情を聴取したいと考えたPC一行でしたが、警察の介入が仇となり、それは叶わなくなります。四鴛家が絡んでいることも、状況を複雑にしている一因です。
その日の調査を諦め、改めて翌日に(三間坂里香の邪魔が入らなくなった)旧四鴛本宅を探索することになるPC一行でした。
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