
依頼
キーパー: ある日の夕暮れ、皆さんは白凰リサーチの事務所に集合しています。古海(私立探偵)はともかく、他の方は何故ここにいるのでしょう? 自己紹介も兼ねて状況の説明をお願いします
各務: 私はフリーのパイロットです。前回グレーの仕事をしていて、ちょっとやばいことがあったのでここに相談に来ると、鮮やかに解決してもらいました。それで、零細業者はグレーゾーンの仕事が多いので、よく顔を出すようになりました。今日も特に用事はないのですが、顔を出していると言うことで……
深沢: 自分は退勤後の暇つぶし……。そして何となく事務所を様子見方々協力しています。なんか果てしなくデジャビュ。「先崎はここで……」とか(※先崎祐輔は以前白凰リサーチが関わった「アッシュールバニパル王の火の石事件」で精神病院送りになったキャラクターです。リプレイ『アッシュールバニパル王の火の石の呪い』参照)
淵沼: 取材していた文化財盗難事件がらみで付き合いが始まり、そのままずるずると現在に至ります
キーパー: 古海は所属の探偵ですね。自己紹介があればどうぞ
古海: 特に無いかもしれないです
悠乃: あ、遠山 悠乃(22)、医学生です。現在、白凰リサーチでアルバイトしています
キーパー: 鸛坂怜衣もいますが、暇そうにだべっている人を無視するようにして自分の仕事をてきぱき片付けています
悠乃: あ、じゃあ怜衣さんの仕事を手伝っててよいですか?
古海: 私は仕事してるフリでも
キーパー: OKです
深沢: 仕事増やしていいですか?「すいませーん、コーヒーね」
各務: 「うーん、暇だなあ……」
淵沼: じゃあ新聞のコラムの原稿を書いてます
キーパー: 3人は肩身が狭いですね
古海: 凄い環境だ……
キーパー: さて、そろそろ退社時間という時に、怜衣の携帯電話が鳴りました
深沢: ……きたきた
キーパー: 怜衣「もしもし……あ、ご無沙汰してます。……はい? はい、はい」
淵沼: 本家からか?
キーパー: 電話を終えると、怜衣は古海に向かって言います。「仕事の依頼ですが……」
古海: 「仕事、ですか?」
キーパー: 怜衣「紫苑美弥子という女性の家へ行って、その安否を確かめて来て欲しい、という内容です」
深沢: 無関心そうにしながら、興味津々
古海: 「安否を確かめるねぇ。依頼人はどこのどなたですか?」
キーパー: 怜衣「依頼人は四鴛圭一郎氏。私の遠縁の親戚です」
深沢: くくく……名前からしてヤマの臭いがするぜ
古海: 「その紫苑さんとはどんな関係で?」
キーパー: 怜衣「少し複雑なのですが……美弥子さんは私の再従姉妹に当たる女性です。圭一郎氏の従兄の娘さんですね」
悠乃: .。o ○(なんとなく家系図を描いてみたり……)
キーパー: 怜衣「様子が分かったら他の場所へ連絡する前に真っ先に知らせて欲しい、との依頼です」
古海: 「よくわからない話ですね? まぁ、いいですが。じゃあ怜衣さん、その紫苑さんの家の場所を教えてください」
キーパー: 怜衣「分かりました。場所は元白凰区です」
深沢: 「面白そうだな、つれてけよ」>古海
古海: 「いいですよ。ちょうど足が欲しかったんだ」
淵沼: 「わたしも一枚かませてください」
各務: 「足なら俺が出せるな」
キーパー: (ヘリか!?)
各務: 違うw 車の運転もできます。ヘリに比べると下手だけどw
深沢: 「ヤマだ。刑事はヤマがあるから登るのさ、くくく」
悠乃: いってみます
古海: 「皆さん暇人で嬉しい限りです」
キーパー: 怜衣「まったくです」
キーパー: では一路元白凰区へ
深沢: れっつごー
古海: ごー
各務: お~
古海: 「安全運転で頼みます」>各務
各務: 「もちろんだ」 ……とアクセルを踏み込むw
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