対決



4-6

翡翠の護符

淵沼: 良かった
古海: 生きてた……
各務: ……正直勝てるとは
古海: 半分以上俊二のおかげですね
深崎: さあ、手当のラウンドだ! いそがにゃいそがにゃ

深崎が〈応急手当〉に成功して、傷を負った古海と各務の耐久力を少しずつ回復させます。


沢渡 真雪キーパー: では応急手当をしている皆さんの横をツカツカと通り過ぎて、真雪が義景に歩み寄ります。その手には大型のボウイナイフ……
各務: 「ちょっと待てっ」
古海: 「何をする気だ!」
深崎: 「止めなさい! 何をする気?」
キーパー: んで……ドブシュッ!
古海: やりやがった!
各務: おーい
キーパー: 真雪は床に向かって突き立てるように、ボウイナイフを義景の左胸に突き刺します
古海: 「ま、真雪くん、一体どういうつもりだ!」
淵沼: 草葉の陰で私は泣いてるぞーw
深崎: 「殺人罪よ!」
キーパー: ギリギリ生死の境をさまよっていた義景が目を開け、驚愕の表情を浮かべた後、安らかな表情に戻ります
キーパー: 義景「ぐふっ……死ぬ、か。しかし、まぁそれも良い。我は死を超ゆる者。リヴベピペチィ シヂペトメ ムヒブ シヂペトメ……今度こそ約束の日、セベクが再び闊歩する時に――」
キーパー: 義景がそこまで言うと、真雪はナイフを横に回転させて傷をえぐります
深崎: グロだなあ
キーパー: 真雪「思い知れ……!」
キーパー: 激しく喀血すると、義景は今度こそ動かなくなりました
古海: 真雪の顔は表情を浮かべてますか?>キーパー
キーパー: 普段の真雪とは別人のような、無表情です>古海。真雪は義景の懐から鰐の形をした翡翠のお守りを取り出します。見ている人は〈クトゥルフ神話〉〈オカルト〉(※全員失敗し、お守りがどのような物かは分かりませんでした)
キーパー: あ、〈考古学〉がある人は考古学でも……と思っていたけどダメっぽいですね
古海: 考古学は真雪担当ですから
深崎: ワタシ、タタカウコトシカ、ワッカリマセーン
淵沼: 私は死んでるw
キーパー: 真雪はお守りを床にたたきつけると、その破片を口の中で噛み砕きます。そして……
深崎: そして?
淵沼: ん、なにすんだ?
キーパー: 悠乃と淵沼に口移しでそれを与えます
深崎: むむむ?
淵沼: 喜んでいいのか残念がるべきかw
深崎: 逆眠り姫か?
各務: ふむむ
キーパー: すると、死んだと思っていた二人(悠乃と淵沼)の身体がピクリと動き、息を吹き返しました
淵沼 順哉淵沼: 「あれ、お花畑はどこ?」
古海: 「セベクの魔術?」
キーパー: そんなバカな光景を見て正気度ロール>古海、各務、深崎 1/1D6ポイント失います(深崎が2ポイント、後の2人は1ポイントずつ失いました)
古海: 二人ともかすかに胸が動き出すんですね?
キーパー: つーか、もう超元気ですね<淵沼、悠乃。流れていた血も止まっています。傷もふさがりました
各務: 「……なんてこった」
古海: 「これがセベクの力なのか……?」
キーパー: では、淵沼は1D20ポイントの正気度を失います
淵沼: え? マジで!?
キーパー: 大マジ>淵沼

 淵沼が1D20を振って……出目は20


古海: ちょwww淵沼さんwww
淵沼: やっちゃった
キーパー: コリャ凄いw 初めて見た<20ポイント
各務: ……出目が走ってる
深崎: 走りすぎ
淵沼: いや、出る可能性はあるでしょw
古海: ここで出せるのが凄いですね
深崎: まさしく
淵沼: さすがに笑っちゃうけどww
各務: まあ、でも生き返れたんだし
深崎: たとえ気が触れようとも
キーパー: 0ポイントではないですね?
淵沼: はい、57から37になりました
キーパー: では〈クトゥルフ神話〉を5%あげます。加えて爬虫類恐怖症になったということで
古海: うわーい、淵沼さん物知りー
淵沼: ども、ありがとうございます
深崎: おめでとう御座います
各務: 爬虫類恐怖症かぁ、けっこうしんどいね
キーパー: 淵沼は茫然自失で何かブツブツ言っています。入院が必要でしょう(悠乃も同様のロールで似たような症状になりました)。真雪は二人に処置を施すと、残りの翡翠の破片を踏み砕きます
キーパー: 真雪「これでもう、復活なんてできない。あは……」
古海: 「……話を聞かせてもらえないか?」
各務: 「真雪、大丈夫か?」
キーパー: 真雪「訳なんてありません。美弥子さんの仇を討っただけ。さぁ、白凰へ戻りましょう? 圭一郎氏に報告しなくては」
古海: 「……そうか、それならそれでいい。街に戻ろうか、疲れたよ」
深崎: 「お腹も空いてしまったし」
各務: 「二人を運び出さないとな」

 この後、義景の死体から鰐の仮面ウアス杖を押収し、気が狂った状態の淵沼、悠乃、美弥子を連れて撤収準備に入ります。死体を運ぶのは困難なので、義景の遺体は後日圭一郎に処理してもらうことになりました。花梨は、意識を取り戻した俊二が背負っていくことになりました。美しき哉、姉弟愛。
 動きを止めた鰐のミイラたちは松明の炎によって消し炭と化し、胸をボウイナイフでえぐられた義景の死体を残して、一行はセベクの祭殿を後にします。


深崎: そういえば、不良警官たちはまだ頑張ってるのかな?
キーパー: 林と森村は最後まで入り口を死守して、出てきたあなたたちを出迎えてくれました
古海: 「ご無事でしたか」>警官ズ
深崎: 「ほほほ、ご苦労様」
淵沼: さすがお巡りさん
各務: ですねー