赤い闇をさまようもの

I:探索者

キーパー:前回は駆け足での事後処理のために成長ロールをしていませんので、前回からの引継ぎ探索者は成長処理をしてください。
泰野教授:(コロコロ……)〈歴史〉技能10%成長して、90%になりました。
キーパー:成長で技能が90%以上になると、自分に自信が持てて2D6ポイント正気度ポイントを得られます。
泰野教授:ホント!? (コロコロ……)9! おかげで現在正気度は83になりました。
キーパー:作成時の初期値を超えてきましたな。

キーパー:今回から「幕間での成長」というルールを導入しますので、泰野先生、新城、須堂は技能の成長ロールに3回チャレンジすることができます。
泰野教授:マジで!?
新城:ほほう、なるほど。
キーパー:ちなみに、今回のシナリオで必要な技能は〈芸術〉あるいは〈製作〉、それと〈ほかの言語:ラテン語〉です。〈芸術〉〈製作〉技能は分野を広く採用しますので、好きな分野を取ってくださって構いません。
泰野教授:じゃあ、〈ほかの言語:ラテン語〉取るわ。
白田〈ほかの言語:ラテン語〉は一応、私が取っています。
キーパー:彼が潰れた時に代わりに振れる人がいれば安心ではありますね。
泰野教授:まぁ、取っておきましょう。成長チェックには(コロコロ……)成功して、1D10だよね?(コロコロ)……1。
キーパー:ちょっとだけラテン語が分かるようになりました(笑)
泰野教授〈ほかの言語:ラテン語〉は白田君に任せよう(泣) 〈芸術:音楽〉を伸ばします。(コロコロ……)9%になりました。
新城〈芸術:美術〉を伸ばしましょう。(コロコロ……)成長チェックには2回失敗しましたが(笑)、15%に成長しました。
泰野教授:「んあ゙?」
須堂:ボーカロイドの使い方を学んだことにして(コロコロ……)〈制作:作曲〉24%になりました。
泰野教授:「んあ゙!?」
一同:(爆笑)

キーパー:さらに、この間リプレイ『セラエノ・コレクション』で読んで面白そうだったので、『クトゥルフ2015』の「探索者の特徴」ルールというものを、急遽導入します。皆さん、1D6を振って、その後に1D10を振ってください。
白田:(コロコロ……)「愛書家」になりました。
泰野教授:「受け身」。
新城:「大事なもの」。もらった技能ポイントで〈芸術:美術〉25%にしました。
須堂:「方向音痴」。〈製作:作曲〉34%にしておきます。
泰野教授:「んあ゙っ!?」

 悲喜交々。


キーパー:それでは新キャラクターもいることですし、自己紹介をしてください。
泰野教授:泰野加代子、疲れた感じの中年女です。國史院大学で民俗学を教えていますが、イマイチ学会とかではパッとしないので、市民講座で偉そうに振る舞うのが唯一の楽しみです。
一同:こじらせてる(笑)
泰野 加代子

白田:白田学、自称・超心理学者なのですが、能力が低いので、Fラン大学のユーラシア大学心理学部にお金で入りました。〈ほかの言語:ラテン語〉はお任せください。(※90%!)
泰野教授:いかがわしいな(笑)
新城:ラテン語も現代の受験にはまったく関係ないですもんね(笑)
白田 学

新城:新城三郎です。國史院大学で民俗学を学んでいて、泰野教授の研究室で助手をしております。だいたい行動は教授とセットですね。「大事なもの」は父の形見の腕時計ということにしておきましょう。……何となく勢いで、親父が死んでいる設定になってしまったっていうね(笑)


須堂:須堂建次です。東京の大学を卒業後に銀行員をやっていましたが、仕事に疲れて都会を離れて、緩い仕事と噂の白凰民俗資料保存協会の事務員に収まりました。歴史や考古学が趣味ですが、最近目先を変えてボーカロイドにも手を出し始めました。習得できたら、考古学講座の動画でも作ろうと思っています。
泰野教授:なるほど。
須堂 建次

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