イゴーロナクの子供、下級の奉仕種族 「そしてその壁の向こう側では、ぼろをまとう眼の無い闇の従者に仕えられてイゴーロナクが立ち上がる。壁の向こう側で長きにわたって彼は眠り続けた。煉瓦を越えて這いずる者が彼の上を通り過ぎても、それがイゴーロナクだと知る事は決してない。」―――ラムジー・キャンベル『冷たき刻印』 イゴーロナクの子供は小さくて醜い、眼の無い人型という姿をしています。ぼろを纏ったイゴーロナクの子供は、闇の中を手探りで進み、自分たちの父祖(イゴーロナク)が再び自由に地球上を闊歩する日を、愚かにも待ちうけています。 盲目なため、イゴーロナクの子供の聴覚と嗅覚は高度に発達しています。 グレート・オールド・ワン「イゴーロナク」については『クトゥルフの呼び声』ルールブックを参照してください。 攻撃:グレート・オールド・ワン同様、イゴーロナクの醜い子供たちの掌には口がついています。この醜きものは1ラウンドに3回の噛み付き攻撃をします。両掌の口で1回ずつと、顔に備わった口で1回です。この半白痴の生き物は群れで犠牲者に襲い掛かり、一斉に攻撃を加えます。 イゴーロナクの子供、ぼろを纏った眼無き暗黒のもの 能力値 ロール 平均値 STR 2D6 7 SIZ 2D4 5 INT 1D4 2-3 POW 2D6 7 DEX 3D6 10-11 移動 10 耐久力 7-8 平均ダメージ・ボーナス:−1D6 武器:噛み付き 30%、ダメージ 1D2+db 装甲:なし。 呪文:なし。 技能:聞き耳 80%、嗅ぎ分け 80% 正気度喪失:イゴーロナクの子供を見て失う正気度ポイントは0/1D4です。 |