#3 情報開示
【情報開示】
プレイヤーの皆さんは今回のアクションに対するリアクションで知り得た情報を開示してください。方法はこの発言に対するコメント(RE:)の形でお願いします。
手に入れた情報、気になった出来事、出会ったNPCとその素性等、なんでも結構です。
最低一つは情報を開示して下さい。
楢須藤 竜一
仲間が出来た。
いや仲間とも言い切れないか、しかし友人でもない、ただの知り合いと言うには私たちはあまりにも異常な状況に足を突っ込んでいる。
そう「チーム」だ! 私はこの事態の打開のためにチームを組んだ。一人で出来ることは限られている、さらにタイムリミットは目前に迫っている。効率的に動かなければならない。
手分けして情報を探すことにした。そして私は一人・・・蒼戸空也に会いに行った。
25年前の真実を、父と母に何が起こったのかを知らずには先に進めない。少々胡散臭くはあるが、手近に情報を得るには彼に聞くしかない。まさに藁をも掴むとはこのことだ。
蒼戸氏から聞いた話は予測はしていたものの私の正気を奪うには充分なショッキングな事実だった。いや、彼が真実を語っているとは限らないが・・・
25年前の厨子夜婚に参加した私の父はその場で死んだ・・・「発狂死」だったらしい。同じく母は自らの目を繰り出そうとして失明したとのこと。
嘘と言うにはあまりにも良くできた嘘だ。あらゆる証拠が彼の言葉を補強する材料になっている。そもそも彼は何故私の母が盲目だったことを知っているのだ? 父の死のことすら彼には告げていない。
チームメイトは上手くやっただろうか? これが真実に至る道の一つであればいいのだが・・・
津島 幸乃
○月□日
今日も日記を書くことが出来た。運が良かったのか、それとも叔父の最後の情けだったのか、それとも・・。
ともかく、今日あった出来事を書き残しておきたい。
儀式のことを少しでも知りたくて、いや、知らなきゃならないと思い、芦鷹の叔父の部屋に無断で入った。
そこで「ゐをどノ書 暗ノ巻」という書物を見つけた。それには厨子夜婚の由来が書き記されていた。1週間前なら荒唐無稽な内容を笑うことも出来たのだろうが、今はとてもそんな気にはなれない、そこに書かれていたことが、現実に起こりつつあるのだから。
・神の本当の名は厨子耶恨、災厄をまき散らす怪神
・村は、その始まりから、神への生け贄に捧げられている
・神の召還は、山震、大震、鐘音、祝詞の奉上によって行われる
・四神の護符
以上のことを読み取った所で叔父に見つかった。
叔父は、今まで見せたことがない表情で私と相対し、今後、芦鷹の敷居を跨がぬよう告げた。
叔父が、怒っているのかどうかさえ私には分からなかったけど、その尋常でない気配に圧倒され、ここから生きて出られないんじゃないか、とさえ感じられた。
叔父は、全てを知った上で、この儀式の遂行に命をかけているに違いない。
しかし、躊躇している暇はない。儀式は、すぐそこまで迫っている。私は、死にたくないし、圭ちゃんだって死なせたくない。村の人々にしても、死んで良いはずはないのだから。
朝倉 圭
もう幸乃と離れるのは嫌だと思っていたけれど、命が危ないかもしれない今、そんなことは言っていられない。私は一日厨子神社を張ることになった。強硬手段に出た幸乃の無事を祈りつつ・・・。
巧美ちゃんに会ったらいろいろ聞いてみようと思ったけれど、彼女は神社には現れなかった。その代わり、厨子に近づくチャンスがあった。厨子は内部に物を格納できるみたい。よく見るとつい最近、扉が開けられた形跡があった。それ以上は見張りがいるので調べられなかったのが悔しい。
夕方、祁堂礼一と蒼戸空也の密会現場を見た。礼一さんからあの男に渡された薄い封筒のような物、中身は何だろう?
香住 薫
夕貴が見せてくれた一冊の書物。
『ゐをどノ書 輝ノ巻』。
そこに書かれていた内容は、想像を絶するものだったけど、この村に帰ってきてから感じていた異様な雰囲気が、僕にそれを信じさせた。
そして僕は夕貴に協力することにした。
双子でありながら人生を謳歌できなかった、姉・沙奈枝。
その姉を助けたいという、夕貴の想いに・・・。
天野 信一
どうやら、時間を無駄に使ってしまったようだ。
今日は、母の失明の原因や25年周期の大量死について話を聞けないかと思い、村の診療所を訪ねてみました。
しかし、収穫はナシ。医者も患者も何かを隠しているのは明らかだった。
ただ、診療所を出て、着々と儀式の準備が進む村の様子を見て歩いている時、ちょっと気になる会話を耳にしました。
「次の嫁神様を産むのは、やっぱり巧美ちゃんかねぇ」
「可哀想にねぇ。一生村から出られないよ」
「大人しいけど良い子なのに。でも芦鷹の直系だしね・・・」と。
彼女も今回の花嫁の沙奈枝さん同様、村に人生を縛られた被害者のようです。少なくとも私には「村に帰らない」という選択肢があったが、彼女らにはそれすら無い。
どうにか出来ないものなのだろうか・・・・
神崎 浩輝
正直言って、何がどうなっているのか、何を頼ったらいいのか、まるで分からない。
分かっているのは身の危険が迫っていること、このままここにいてはいけないと言うことだけだ。
だが私は生きて帰らなければならない。家族のもとに。
だが、どうすればいい。村人は駄目だ。祭りを受け入れてしまっている。
私と同じ帰省者たちは・・・。何も知らない点では、彼らも一緒だ。何が出来る。
なら、あの男はどうだろう? しかし得体が知れなさすぎる。そもそも何者だ? この村の何を知っている? 何のためにここにいて、そして私たちに接触してきた?
まず、この男のことから調べてみるべきではないのか。村か祭りかいずれかに関係しているのは間違いあるまい。
さすがに甘い期待をしていたつもりは無かったが、役場で得られたことはほとんど無かった。唯一の収穫は、50年以上前の卒業アルバムで見付けた蒼戸雄三郎と言う名前だけか。それも顔写真など削り取られていて何も分からない。いや、その名前を尋ねた時の職員の態度が十分にわけ有りだと物語っているか。
とは言え、進展は無きに等しい。やはり直接会うことにするか。
それとも・・・。
玉木 司
(某月某日)
ついに御神体の「厨子」を、目の当たりにした。
それ自体は、殊更珍しい形をしている訳ではない――扉に描かれた紋章以外は。
「ムナールの星」。旧き印とも呼ばれる紋章。民俗学ではない。文化人類学だ。或いは、それ以上の……いや、今はまだ、憶測に過ぎない。
朝倉圭、香住薫、神崎浩輝。1日神社に居たお陰で、見知った顔を見かけた。朝倉さんは、私と同じくずっと神社に居たようだ。そう言えば、花婿の祁堂礼一を初めて見た。神社で、蒼戸に何かを手渡していたが……
(追記)
残念な事に、私の憶測は、そう的外れではなかったようだ。
水車小屋でもたらされた情報。
ずしゃこん。
おりくす。
ついに、尻尾を掴んだ。私の予想を遥かに上回る規模の、余りにも巨大な尻尾。
果たして、真相に至るまで私の精神は持つのだろうか?
しかし、一つの決断が私の前に迫っている。
私の心は決まっている。
そう、私は何よりも先ず「知りたい」のだから。