今日は最終日。
フロントで「我要退房(チェックアウトしたい)」と告げる。帰りの集合は、このホテルのフロントに14:30なので、荷物を預かってもらうためコンシェルジュのもとへ行く。
「请问,这行李能寄存吗?(この荷物を預かってもらえますか?)」と言ってみたが伝わらない。「你会说日语吗?(日本語を話せますか?)」と聞くと首を横に振る。最後の手段で指差し会話帳を取り出し、一件落着。
連日の雪は止み、曇り空だけど傘から解放されたのは嬉しい。ただ、街中を歩くと靴や靴の中が濡れてしまう。(この3日間、毎晩ドライヤーで乾かしてました)
今日は家に帰るまで靴を脱げないから濡らす訳にはいかない。
いろいろ考えているうちに鉄チャンの血が騒ぎだしたこともあって、地下鉄で龍陽路駅へ向かうことにした。
龍陽路駅から上海磁浮列車(リニアモーターカー)に乗って浦東空港へ。
上海に来たからには一度は乗ってみたい。
往復切符を買い、手荷物検査を受けて中に入る。席に着くと、膝から下が軽い痺れのような感じがしたのだが、血中の鉄分が磁気に反応しているのか、ただの気のせいなのかは解からない。
最高時速は431km/h。車窓からは視界が開けているせいか、ほとんど実感が湧かないです。速さを実感できるのはすれ違った時くらいかな。相対速度700km/hくらいなので一瞬ですれ違います。
せっかく浦東空港に来たのだから、フライト状況でも確認しようとチェックインカウンターへ行ってみると、遅延と取消ばかり。
航空機に付着した雪氷を除去するのに時間がかかっているため、駐機場がいっぱいとなり、封鎖に近い状態とのこと。午後以降の便については12時以降にならないと判断できないとも。
このままここに居ても仕方がない。集合時間までまだ時間があるため、新天地へ行き散策することに。
地下鉄1号線の黄陂南路駅を出てすぐ南へ行けば新天地に着くはずだったけど、工事で道が通行止めだったのとガイドブックに載っている写真の風景を探していたら道に迷ってしまいました。
ここはフランス租界時代の街並みを再現したとあって、落ち着いた感じが良いですね。まるで外とは違う時間が流れているかのようです。
14:20。預けた荷物を引き取り、ガイドと他の客と合流。さて行きましょうか。という時になってガイドの携帯が鳴る。搭乗予定であったJAL616便の欠航が決定したとのこと。
同じ時間に発って名古屋へ向かう中国東方航空は飛ぶということで、他の客とガイドは空港へ向かい、一人取り残されてしまいました。
ホテルのフロントにチェックインしたい旨伝えると、今朝チェックアウトしたよね?と怪訝な表情をされたので、理由を説明して再チェックイン。
このまま部屋にいても仕方がないため、パソコンを借りられると書いてあった南京東路にあるJTBラウンジに行ってみることにした。
着いてまず、明日の便は予約できているか聞いてみても「大丈夫です」としか返ってこない。しばらくスタッフ(孟さん)と雑談を交わしてうるうちに、この人だったら大丈夫かなと思えるようになったので、お任せすることにした。
南京東路を東に歩き、外灘へ。
こちらも話のネタに1度は乗っておこうかという思いで乗ってみました、外灘観光隧道。遊園地のアトラクションですね。
ホテルの近くに焼き小籠包で有名な小楊生煎館があったので、看板メニューである生煎を頂く。
何も考えずにガブッといったら、思いっきり火傷しました。中はものすごい量の肉汁で、生煎自体も見た目以上のボリューム。1セット4個(4元=約60円)だったので2セット頼んだのですが、1セットで満腹になれます。
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