2008年上海(3日目)

 昨日のこともあって今日1日どうしようか悩んでいた時に、突然ピンポ~ン♪とチャイムが鳴った。
 ドアを開けると2人のホテルスタッフがいて、「Happy Birthday. Mr.HAGA!」と突然言われた。あまりにも突然のことだったので「Thank you.」としか言えず…。

 誕生日を海外で過ごすのも良いかなと思って計画した旅行だったけど、このようなサプライズを自分が受けるとは夢にも思っていなかったんです。だから嬉しさよりも驚きの方が先になってしまったので、もっと嬉しそうな表情やリアクションをすれば良かったと後悔しましたね。
 とりあえず、中国語で書いたお礼の手紙を残しておきました。

 これに気を良くし、このままホテルにこもっているのももったいないとポジティブ(無謀?)に考え、外出することに。
 水郷の町としては蘇州や周荘などが有名だけど、移動や観光を考えるとそれだけで1日かかってしまうので、上海市内の七宝(qī bǎo :チーバオ)へ行くことに。

 昨年末に地下鉄9号線が開通したので、七宝への移動はとても簡単。
 ただこの9号線、まだどこの線とも接続してないんです。なので、宜山路駅と桂林路駅間を徒歩・バス・タクシーのいずれかで移動しようと思ってたら、人民広場駅で七宝駅までの通しの切符が購入可能だったので試しに買ってみました。
 人民広場駅から2号線,3号線と乗り継ぎ宜山路駅に着くと、シャトルバスが用意されていて改札を出ることなくシャトルバスに乗れます。このシャトルバスで9号線の桂林路駅へ行き、そして地下鉄で七宝駅へ。

 宜山路駅~桂林路駅間の工事が間に合わなかったのでしょうかね。営業開始を遅らせず、シャトルバスを運行させるとは…。嬉しい配慮だけど、工事を間に合わせてくれるともっと嬉しかったなぁ。

 七宝駅の1番出口を出てすぐの信号を右手に進むと目的地の七宝老街があります。

 お土産物屋や飲食店が所狭しと並んでいて、まるで縁日のようです。お昼時でもあったので、写真付きメニューを掲示していたお店に入って、紅焼肉面(豚の角煮入りラーメン)と揚げ物の甘辛ソース和えを注文。量が多いですね。食べきれずに少々残してしまいました。
 七宝は非常に小さな街ですので2時間もあれば周れます。着いた時は小雨だったのに、周っている間に雪に変わってしまいました。
 発作が起きそうな予感がしていたし連日慣れない雪道を歩いているため、昨日のこともあるので無理をせず、この後ホテルに戻りました。