本日の出発地は横浜。さすがに大動脈の東海道本線だけあって運行本数が多いからプランニングは楽です。しかし、以前から一度は乗ってみたいと思っていた列車に乗るため、1区間だけですがワープします。
横浜9:58発「スーパービュー踊り子3号」。
10輌編成ですが乗降口は5ヶ所しかありません。そして各乗降口には客室乗務員が立ち、乗客の切符を確認します。指定席券を持っていないと乗車できないのですが、この列車だけ別扱いなのは何故なんでしょうね?他の列車は車内精算ができるのに…。
列車名の通り、ハイデッカーで天井まで回り込んだ大きな窓から眺める景色は一味も二味も違いますね。特に根府川周辺で見る太平洋はいつもよりスケールが違って見えます。意図的なのか先行列車の遅れなのか判らないけど、運行速度が遅いため景色をじっくり見ることができたのも良かったです。
10:55熱海到着。ここから普通列車で西へ向かいます。
静岡で1度乗り換えてさらに西へ向かいますが、この駅を目にして通過できるはずがありません。
金谷駅で下車し、大井川鐵道に乗り換えです。「大井川自由きっぷ(新金谷〜千頭間乗降り自由)」を購入して千頭へ向かいます。
今回は沿線で撮影するわけではないから「大井川自由きっぷ」でなくても良いのだけど、千頭駅で切符を買わなくて済むから楽なんですよね。特に行楽シーズンの千頭駅は混むので。
千頭駅に着くと、C11190+旧型客車7輌+電気機関車の編成が入線済み。しばらくすると先発するC108+旧型客車7輌+電気機関車の編成が入線しました。夏休み期間中ということもあり、団体客が乗車するようで長編成となっています。
このような情景は全国探してもここだけでしょう。まるで30〜40年前にタイムスリップしたかのようです。前方へ行けばSL牽引列車が2本、後方からは旧型電機牽引列車が2本に見えます。
事前に予約したのは後発の15:23発。発車直前まで大粒の雨が降っていて車内はちょっとしたサウナ状態だったけど、小雨になり雨が入らない程度に窓を開けると、これがまた気持ちいい。もちろん、空調なんていう近代設備はありませんよ。そして、聞こえてくるドラフト音(シュッシュっていう音ね)や石炭の匂いなどがなぜか懐かしく、心休まるんですよねぇ。
金谷駅で東海道本線に乗り換え、自宅最寄駅を目指して前半戦は終了です。
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