突然、どこかへ行きたくなることがある。そんな時、最近お世話になっているのが『青空フリーパス』というフリー切符。
この切符は、土曜・休日及び12月31日~1月3日のうち1日限定でJR東海の本社直轄エリア(一部を除く)が乗降りが自由にできる『青春18きっぷ』のミニ版といったところ。使用エリアは限定されるものの『青春18きっぷ』と違って、特急料金を追加するだけで特急列車に乗れるし、第3セクターの伊勢鉄道線もフリー区間内のため自由度は高まります。
4月5日(日)
名古屋市にJR東海博物館(仮称)が建設されるのに伴って、中部天竜駅構内に設けられている『佐久間レールパーク』が今年11月1日に閉園するためイベント開催中であること。豊川市の佐奈川堤防の桜が美しいと評判であること。これらの理由で飯田線を旅することにした。
『佐久間レールパーク』にはキハ181系を始めとする実車や0系新幹線の先頭部(運転台に入れます)が屋外に、屋内にはマルス端末を始めとする資料が展示されています。また、鉄道模型を運転できるコーナー等があり家族連れでも楽しめるようになっています。
豊川駅で途中下車して佐奈川堤防へ。桜のピンクと菜の花の黄色が一体となっていて、評判どおりの美しさです。駅から歩いて15分前後なので散歩にもちょうど良いですね。
4月29日(水・祝)
列車が無人走行したというニュースを見て、機会があったら行ってみたいと思っていた名松線へ行ってみることにした。
名古屋駅から快速「みえ」で名松線の接続駅である松阪駅へ向い、まずは食料を確保します。松阪といえば松阪牛!ということで名物駅弁「匠の技 松阪牛物語(\3150)」を売店で購入”してしまいました”。というのも、値段を知らなかったんですよ。だから、値段を聞いた時は一瞬固まり止めようかと思ったけど、こういう間違いがなければ買わないだろうから大奮発しちゃいました。
名松線は最近まで腕木信号機が現役(現在は撤去済み)だったり、SL時代の給水塔が残っていたり、今なおタブレット交換が行なわれているということで、鉄道ファンには名が知れたローカル線です。
名松線の終着駅である伊勢奥津駅近くの空き地で景色を眺めながら駅弁を食べ、折り返しの列車で帰る。たったこれだけだけど、ゆっくりと流れる時間を過ごすというのは贅沢ですね。
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