前回来た時と比べて地下鉄が延伸して市内中心部であればたいていの場所へ行ける。上海の地下鉄は日本と同じ様に自動券売機で切符を購入できるのだけど、紙幣はなかなか受け付けてくれないので硬貨が必要となる。でも、買い物した時におつりでもらうのは紙幣なんですよね。しかもボロボロの。
ということで、最近発売されるようになった1日乗車券(18元/枚)を購入しました。毎回切符を購入せずに済むので便利ですねぇ。ただ残念なことに、この1日乗車券が発売されるのは年内のみのようです。これだけの規模の街と路線長なんだから年内と言わずにずっと続ければいいのに…。
まず最初に訪れたのは外灘。ここは長期にわたって大工事をしていたということなんだけど、変わったのは歩道だけでした。以前は片側4車線だったのを半分にして、歩道を拡張しています。ここまでくると歩道というよりは広場ですね。
ついでに南京東路にある万博公式ショップも覗いてみたけど、扱っている種類が少なく、同じ物でも万博会場内のショップで購入した方が安いと感じたのは気のせいだろうか…。
次は、開通したばかりの地下鉄10号線で豫園へ。豫園駅と豫園の間は少し離れているけど、その経路は樹木や花が植えられ、鳥のさえずりまで聞こえる道路ができています。鳥の声がする方をよ~く見てみると至る所に鳥カゴがぶら下がっていて、さすが中国!って感じでしたね。
ここには観光ではなくお茶を求めにやって来たのだけど、店が多すぎてよく判らず、結局地下鉄1号線の黄陂南路駅近くのお店で買うことになりました。中国に来て毎回思うんだけど、交渉とまではいかなくても会話ができるようにならないとダメですね。
上海に来てから歩き続けていて疲労もピークに達しているので、リセットするためにマッサージ店へ。過去に2回中国でマッサージを受けているけど、すべてガイドが手配してくれたのでついて行くだけでよかったのだけど今回はお店探しからしなければなりません。
日本と比べれば料金は格段に安いんだけど、ガイドブックに載っているお店は60分でも100元以上して高い。(レートは1元=14円前後だけど、買い物をする時は1元=100円で考えるようにしてます)
インターネットの口コミ情報などから、宿泊したホテルの近くにあるマッサージ店(全身60分:80元)に決めました。日本語は通じないけど日本人客に慣れているから簡単な言葉(中国語)で話しかけてくれるので、かろうじて会話を成立させることができました。まぁ、半分くらいは「听不懂?(判らない?)」「听不懂。(判らない)」というやりとりで終わってますが(汗) やはりもう少し会話ができるようになりたいですね。
程よい力加減でもみ返しもなく、従業員の対応も良かったのでお気に入りのお店に加えようと思います。
預けた荷物を引き取るためホテルに戻ります。ここのホテルは門に強面顔の守衛さんがいて会釈くらいしかしていなかったんだけど、初めて「你好」と声をかけてみました。その時は特に反応がなかったんだけど、数分後にキャリーバックを持って門を出ようとすると「告辞了(失礼します)!」と敬礼してくれました。何でもない挨拶なんだけど、この一言でとても良い気持ちになることができました。文字通り再会できる事を願って「再見!」と返答したのは言うまでもありません。
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