哀願の言葉 2

 男は、彼女の両脚を、両側の柱に取り付けられた金具に鎖で拘束した。

 暴れた弾みで靴が脱げたが、男は蹴飛ばして、部屋の隅に追いやる。

 それまでは両手だけが拘束されていたが、今は両手両脚ともに、完全に動かせない状態。

 体の自由が完全に奪われて、なにも抵抗することが出来ない恐怖に、体を硬直させる少女。

 その表情をじっくりと楽しむと、男はその手を下腹部に伸ばした。ショーツの薄い生地の上から指先で、ゆっくりとくぼみに沿って割れ目をなぞっていく。

 少女は、そのおぞましい感覚に、叫び声を上げそうになるが、あまりのことに声が出ない。

 男は、その手をゆっくりと上に這わせていく。わき腹、へそ、おなか。自分の指先に吸い付いてくるような、柔らかい肌の感触を、丹念に手の平で楽しむ。

 やがて、その手を、制服の裾に潜り込ませる。服の下から、彼女の胸を両手で包み込むように覆ってみる。ブラジャーの生地越しに、その弾力のある胸の膨らみが感じられる。

 彼女は、ただ唇を噛み締めて、今自分が受けている辱めに耐えている。



 その行為を十分に堪能すると、男はセーラー服の胸元に手をかけ、一気に手前に引き裂いた。


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