ステージ上には真中に正面に向かう階段、10段くらいあがると左右に分かれ、ステージ袖上方(上)に向かう階段、ステージ奥の左右・正面に降りていく階段。
白と黒のパーカを着てフードをかぶっている少年、部屋の外に立つ兄。
少年の周りには5人の男達。上部左に茶髪でツノツノ(注:あたらしい世界のPV・写真参照)で袖なしの男=黒沢。
黒沢よりやや下がったところにセミorウスバカゲロウ(注:そういう見方もあるってことで・汗)みたいな服を身にまとった男=村上。
上部右に、パーマをピンで留めて久しぶりにおでこを見たとか言われ、短パン(膝丈)、しかも模様(穴あき)で妙にセクシー(注:そう見えたんだもん…)な男=酒井。
正面の階段の上から2段目くらいの左の方に、濃い銀髪で色白で袖無し短パン(膝丈)で笑顔がカワイイ(注:劇中笑顔になる時は歌ってるときだけだし、それほど多くもないけど)髪をよじってピンで留めてる男=安岡。
そのさらに3段ほど下でさらに左(下に行くにつれ幅が広がっていく階段なので)には、メガネをかけ、柔らかそうな髪で1人だけ長袖長ズボンで低い声の男=北山。
部屋に広がる5人の声。
少年が語り出す。直人「その夜も僕は いつまでも続く果てのない暗闇の中で過ごしていた。
急速に消えつつある匂いと音だけを手がかりに、
けむくさく少し暖かい声に包まれて僕は世界を作り上げた。
そんな音たちに導かれ、もう何年も生きてきた。
そして、今は僕だけに聞こえる5人の声。
ねぇ、今日は何を話そう?
月の香らない 寂しい夜に。」拓之(兄)「直人、入るよ」 --ドアを開けて部屋に入る
拓之「また話してたのか?」
直人「いけない?」
拓之「いけなかないけど…」
拓之「じゃぁ何?」
拓之「あぁ。レコードを持ってきたんだ。この前話してただろ」
拓之「別によかったのに」
拓之「そういうなよ。
きっと直人に聞こえてる彼らの歌はこんなんじゃないかと思って」
拓之「だったら何だよ」
拓之「彼らといつまでも話してちゃいけないと思うんだ。
もっと外に目を向けて…。
彼らだっていつまでも直人のそばに…」(遮るように)
直人「出ていってよ」
拓之「直人…」
直人「僕は他の人とは違う世界を生きているんだ。
違う言葉を話す人達と通じ合う言葉なんてないんだ。
兄さんだってそうだよ。」
拓之「…気が向いたら聞いてみろよ。ココに置いていくから。」
直人「サヨナラ」
拓之「あぁ。」一番下に座っている北山「サヨナラ、って、言ったの?」
直人「言ったよ」
北山「サヨナラ、って、『サヨナラ。』の、サヨナラ?」
直人「他にあるの? サヨナラ、の『サヨナラ。』以外。」
北山「サヨナラは割といろいろだよ」
直人「例えば?」
安岡「じゃぁ、また。サヨナラ」<北山くんに言うように
北山「サヨナラ。 …のサヨナラ。」
直人「他には?」
北山「例えばこんな冬の夜に」北山「♪夕闇が 黒に染め上げた〜」
高い声で歌い出す。
続けて安岡「♪少しだけ〜」
その後、村上 黒沢 酒井、とつないで歌い、また1人ずつパートを替えソロで歌い継ぐ。
歌いながら、ステージ後方・左右・上に消えていき、再び歌いながらステージ後方・上から(ただしいなくなったのとは違う順番・違う場所から)現れてくる。
「One More Day...」
なんとも言えない、人の声だけとは思えないキレイな声。直人「人はなぜ出会いに希望を持つのだろう。
何度やり直してもわかりあうことなどできないのに。
どうせなら、1日も早くサヨナラを告げ、別れを楽しめたらいいのに。
最悪な奴らと出会っちまったと。
悲しみだけを残していったと。」dum ba dum ba...
響き渡るベースボーカル。短めのイントロが終わるとステージも明るくなり「Rockin' And Cryin' The Blues」。
1コーラス終わったところで、この「アカペラ門」でやりたいと言っていた「アカペラJAMセッション」(でいいのか?)が始まる。リード以外は「Pa Pa Pa〜」とホーンセクションを歌いつづける。
リードボーカルの村上が直人に歌いかける。
村上「♪直人 おまえも歌ってみろよ〜」
直人「ムリだよ」
村上「♪できるよ〜」
直人「♪できないよ〜」<歌ってる(笑)
村上「♪できてるよ〜」
直人「♪できてるかな?」
村上「♪できてないよ〜」
どうやら村上のアドリブだったようで一瞬詰まる直人(笑)
直人「♪歌えてるかな この僕
このままどこまで歌えるのかな」黒沢「♪なかなかイケてるんじゃないの〜
じゃぁこんなのはどうだ スキャットって言って
でたらめのコトバを歌うんだ〜
☆ #*〜」<スキャット部分はカタカナにもできない(^^;)
直人「♪$@#★〜〜」(同上(^^;))酒井or黒沢「♪できるじゃない」
酒井「♪こいつはご立派 お〜立派っ 立派立派
それじゃこんなんはどうだラッパ〜 Pauwa〜〜」<文字にできないって!
直人「♪Pauwa〜〜」<…(T-T)
酒井「♪お〜ご立派〜 立派立派 コレはラッパ〜
お〜ごラッパご立派、ラッパ立派ラッパ〜」(五味太郎先生か?・笑)
立ち上がり踊り出す直人。
とても素敵な笑顔で一緒に踊ってみたりする安岡。
(それはとっても個人的感情じゃないか?・笑)村上「♪直人〜 覚えてるかい?
俺達が最初に出会った時のこと 覚えてるかい?」
直人「♪あれはぁ〜〜あ〜〜〜〜(気合入れまくりで裏返り気味・笑)」
直人「あれは…」