ま、そんな些細なことは置いておくとして、やっぱり縁日の露店はあの雑多さが良いですな。上と言ってることとは矛盾してるように聞こえるかも知れませんが、ああいう場所に出してる店が整然としていて小綺麗、ってんじゃ何にも面白くありません。なんか今にもいちゃもんつけてきそうなニーチャンが店番をしていて、どこかからの盗品じゃねーのかと思ってしまうような胡散臭い商品が並んでいて、客もお宝目当ての如き血走った目を抱えて店から店へとハシゴする、そんな一種猥雑さを醸し出すあの雑多な雰囲気こそが露店の醍醐味というわけであって。疲れたけど楽しかった。
色んな店が出てました。
古着物を扱うお店。最近増えてきたらしいですね。結構色んな着物が出ていて、きばが楽しそうに見てました。帯とか買いましたが、サイズは…?というそこはかとない不安もあったり。まぁ、着物だから調整は効くのでしょう。しかし、それにしても着物ってのは、洋服よりも色や柄は多いのじゃないかと思うくらい、艶やかですな。
昔からよく見る、食べ物系のお店。露店の食べ物って、大して味がいいわけでもなく、衛生管理が徹底しているわけでもなく、でも何故だか魅力を感じるのが不思議です。今日は、ネギたこ焼きというのを食いましたが、コレのタコがまたデカイ。写真も載せてますが、普通のたこ焼きのようなタコではなく、かなりデカイ切れ端が、しかも一つではなく二つも…三つで300円。一つ100円です。ダマされてる?と思いながらも、なかなか美味しく頂きました。
そして、胡散臭い商品を並べているお店。コレこそ縁日の醍醐味なんでしょうが、何か良くワカラングッズがひしめいてます。あまりに多すぎて写真は一部しか撮れませんでしたが(店番をしてるニーチャンへの遠慮もあった)、お茶の道具やら陶器、傘や古着、おもちゃから動くかどうかワカランミシン、果ては北海道の昆布やら地方の豆やら…ナンデモアリの状態で。まさにカオスと言うべきでしょうな。書いてる方がワケ判らなくなってきましたが、ある種異様な「パワー」を感じたのは事実です。
ま、結論としてとしてけっこう楽しかった。
今回は途中から雨に降られましたが、機会があればまた行ってみたいと思います。
雨と言えば、その後行った京都駅ビル大回廊(?)で開催されていた学生吹奏楽フェスティバル…一曲だけ聴きましたが、雨に降られて退散しました。ていうか、彼らは雨の中で演奏したんだろうな…可哀相に(笑)。ちなみに、音の出来は…あはは(汗)。 |
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