第6回まではメインマシンのデスクトップだったが、この頃から色んな妖しげなソフトを入れるのがちょっと空恐ろしくなり、また自作の勉強を本格的にしたくなったために、サブマシン導入という方向性に入ったために、第7回、第8回はサブマシンでの色んな試みの話になっていた。最初に公開したのは、
Be OS(似非)バージョン。
このパターンでもやはり使っていたのは『efx』。一度メインマシンの方でも使いましたが、ウィンドウの枠の形などを好きに変更できるツールでした。Skinに対応していて、ネット上に転がっている好きなデザインのSkinに取り替えて楽しむことが出来るツールでした。BeOS風のSkin以外にも、様々なテーマのSkinが存在していました。
例えば、
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こんなのや → |
こんなのや → |
こんなのやら → |
こんなのまで |
現在は、efxのプログラムは配布されてないみたいですね。"Customize.org"にアクセスしたら、Skinページは生きてましたが。XPとの相性が良くないようです。現在同種のツールとしては『WindowsBlinds』や『StyleXP』、もしくはフリーのdllなどを用いるの事ができますが…どれが最も良いツールなのかは、最近は試してないんで分かりません。XPになってからは、OSがテーマに対応しているので、ある意味"やりやすく"なりました。本当ならもっとちゃんと対応して欲しかったんですが…しかし、Windows98の頃は、ツールを使うしかなかったわけです。
もう一つ特徴的なのが画面中央のメニューですが、これは『WinSTEP2000(NextSTART)』というツールを使っていました。通常、スタートメニューは画面の左下(この場合は左上)のスタートボタンから伸びてきますが、このツールはデスクトップ上の任意の場所からメニューを出すことができるというものです。
有名な『チューチューマウス』と言うプログラムの中にある機能でも同じ様なことは実現が出来ます。WinSTEP2000は、それ専用のツールでした。実質問題として、『チューチューマウス』の機能は何故か正常動作しなかったから…というのもありますが。
要は単なるランチャだったわけですが。でも、これもまたSkinに対応していて、好きなようにテーマを取り替えたり、また、自分の好きなように色や表示をカスタマイズして、それをテーマとして保存したりも出来ると言うスグレモノでした。ちなみに、デフォルトでは日本語が文字化けを起こしました…設定してやればちゃんと表示されましたが。デスクトップの何もないところを左クリックすれば出て来るので(右クリックや真ん中ボタンに割り振ることも可能)、他のランチャと比べてもマウス移動も少なくて、非常に便利でした。
ただ、システムが不安定になりやすかったので、入れるなら
自己責任
+
綺麗(無垢)なシステム
が必須でした(笑)。ちなみにメインマシンにはインストールすら出来ませんでした。
なお、当時はフリーのツールだったのですが、現在はシェアウェア化されているようです。Skinには多分対応していませんが、同種のものではフリーソフトで、"LR-MENU"というのが割と昔からあるようです。試用してみて、速攻でアンインストールした覚えがあるんですが…理由はもう覚えてません。
当時、サブマシンは快調に動いてました。最近はメジャー機能になったけど、当時はマニアックだった動画キャプチャやら、様々なツールの試用やらで酷使していた環境の割には元気に頑張ってくれてましたね。モニタが二台あったので、使用頻度も高かった…というか、オレ自身に時間がたっぷりあったというか(笑)。テレビなんかもそのサブマシンで見ながらメインマシンで作業しながらチャット、とかしてましたから、ある意味時代を先取りしていたマシンかも知れません。
この当時、eFxはとにかく不安定なプログラムであるという印象でした。WinSTEP 2000も時々落ちていましたね…『ZoomOpen』というソフトと併用したら、システムハングを起こした経験もあります。現在では、さすがにもうウィンドウの形状を変えたいとは微塵も思わないので、WindowsBlindsやStyleXPには興味がありませんが…XPのメインマシン、ノート共に、クラシックスタイルで使ってますし。でも、今でもWinSTEP 2000のようなドコからでも開けるメニュー型ランチャの便利さは忘れられませんね…まぁ、UXGAの解像度でも画面中ウィンドウで一杯ですから、あんまり意味はないんですが(笑)。
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