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□Dt010 : VAIO_STYLE 〜 TSU・YU・DA・KU


VAIO in my Room  正式採用された年の夏、ノートパソコンを購入した。やっぱり、仕事にはどうしてもコンピュータは必要になるわけだが、職員共有のものは勝手が悪い。そして、買うならVAIO、と心に決めていた。大学3年の時だったか。それまで「PC業界には興味無いよ」とばかりに過去の汚点を隠し続けるような素振りを取り続けたSONYが、VAIOというブランドをひっさげてPC業界に殴り込みに来たのは。それ以来、いつか手に入れる、手に入れてやると思い続けていたのである。
 しかし実際に探してみるとなると、なかなか現物がない。それもそのはず、当時VAIOノートの人気っぷりったらスゴイものだった。納入即売り切れ。滋賀ですらそんな状況が頻発していたのである。尤も、VAIOであれば何でも良い…などとこだわりの人であるオレが言うはずもなく。

 ・画面の解像度、美しさ
 ・キーボードのフィーリング
 ・CPU性能、その他諸々

に確固たるコダワリを持って探していたのである。特にキーボードは、ノートである以上取り替えは効かないために重要視していた。

 そしてついに、今は無き和光電器で"彼女"を発見。SONYのVAIO XR。当時のフラグシップモデルである。無論、最高機種が買えるはずはなく、一番下のモデルにしたが、CPUも画面の解像度などもその時は充分だと感じた。何より、インタークーラーフラップ仕様が、そろそろCPUファンの音が五月蠅くなり始めていたノートパソコンの中にあっては、レベルの違う静けさをもたらしてくれたのである。現物即購入。待っている余裕はなかった。実際、この店以外ではフラレ続けだっただけに。
 周囲の羨望の眼差しを背中に感じつつ、持ち帰りイソイソと起動してみたら、残りリソースが49%。あまりに悲しいこの現実。常駐モンたっぷり、レジストリでっぷり、プリインストールアプリのダメっぷり。使わねーモンは削除削除、レジストリも削除削除、タッチパッドも削除削除、でもって買ったその日に三回デフラグ。残りリソースが起動時82%まで回復した。レジストリも600KBほど減らした。

 大きな買い物をすると、気まで大きくなるのは古今東西全ての人々に通用する法則である。気付くと手元には「IntelliMouse Optical」が。当時話題沸騰中だった光学式マウス…ドコでも使えて、マウスパッドが不必要で、マウスボールが無いので掃除しなくて良いという優れモノ。早速使ってみた。お気に入りの卓袱台の上で。…上手く動きません。ガッコの机の上で。…動きが悪いです。結局、マウスパッドから離れることは出来なかった(笑)。



 アンインストール作業終了。レジストリ軽減作業終了。必要なソフトのインストール終了。トラブルも無し。通常業務に必要な作業は全て恙なく終了した。となれば、次は…壁紙を変更するのが正しい手順と言うものである
 で。

つゆがね

 こんなんに。サイバーというか逝っちゃってると言うか人生ナメてると言うか。よくぞまぁ、今から考えるとこんなふざけた事をしていたもんだと思う。一年目の気楽さもあったのだろう。まだまだ分かっていない部分も確実に存在した。良くもまぁこんなすかしたヤロウがデカイ面していたもんだとは思うが…今のオレなら多分バカにして冷たい目で見るだろう。そのぐらい阿呆だったなぁ…と。今では思う。さすがに、自分自身でも気が引けたのだろう、多少マトモな壁紙も用意はしていた。それはこっち。




 まぁ、壁紙がどうだから…という話ではないんだが(笑)。こんなん作ってる余裕があったということである。今となってはある意味、その余裕が羨ましい。ただし、戻りたいとはこれっぽっちも思わんのだが。




 2年目からは担任を持って忙しくなったので、原則壁紙の変更などにかかずらっている暇がなかった。その後は、年々忙しさが増えている。ここんところは、デスクトップのカスタマイズなぞにかまけている暇が無く、「定番の使い方」が出来上がってしまった。ある意味、本当の『終着点』と言うことなのだろうが…現在のデスクトップ状態も、時間があったらまた載せてみよう。




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