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□Dt011 : iMacって言うナー!!


 そう。オレのHNは"iMc"なのである。あいえむしー。「あいまっく」、じゃ、ないの。その辺分かって欲しい。未だに「アイマックさんですか?」とか「マック使いなんですか?ワタシもなんでスゥ〜」とか言われたりするのだが、だからオレは、あんな仕事に使えないOSは使ってないから。まぁOS Xには確かに興味津々ではあるわけですが。しかし、あくまでMacが使いたいのではないのですよ。Appleのデザインセンスが好きなわけで。シンプルでありながら華やかさを失わない、洗練されたインタフェースデザイン。ドコゾの会社の「ヘ〜イボクってナイスなアメリカンさ、やっぱり塗るなら原色だよネ!!」とでも言いたげなダッサイLuna(て言うかドコがLunaだ)にはぜひ見倣って欲しいと思う。しかし、見倣われる予定は無さそう…ということで、詰まるところ「少しでもマシなデザインにしたい」というところに行き着くのである。


で、
こうなるわけだ。




 上部にあるのは普通のタスクバーである。「スタート」の文字はウザイのでTclock Lightで「囓られたリンゴマーク」に変えてある。これはもう数年前から必ず使っている手法だったりするので、何も目新しいものでも何でもない。なお、タスクバーを上に置くと、写真屋や各種プログラムで不具合が起きたりするので、それを解消する為に助けてってば〜!もインストールしていたりする。アイコンは…昔は変更していたんだが、今は面倒で変えていない。まぁ、XPのアイコンがそれほど嫌いじゃないというのもあるけど。

 今回、ちょっとだけ面白そう…と思って入れてみたのが、画面下の「Dock」クローニングソフト。OS Xに存在する、あの"うにょうにょ動くランチャみたいなヤツ"に似せた形でフリーソフトとして配布されている"RK Launcher"というこのソフト、海外産のソフトなのだが、OS XのDockのクローニングソフトの中では比較的後発のものということらしい。ちなみにAppleは「パチもん」にごっつキビシイ会社なので、これまでにDockクローニングソフトで潰されたものもあるということ。もしかしたらヤバイモンなのか…?と思ったが、今んところそう問題無さそうである。勿論海外産なので、そのままでは日本語は通らないが、このサイトで0.3Beta用の日本語化パッチを配っているので、それを入れたら日本語が使えるようになる。

 なお、このRK Launcher、デフォルトで登録されているアイコンは非常に少ない。デザインは決して悪くないのだが、如何せん種類が少なすぎるのだ。そこで"ありがたや"というサイトで配布されているPNGファイルをダウンロードして、所定のフォルダに入れることで様々なプログラムを登録することが出来るようになる。
 使用感は…かなり、良い。設定は細かく突き詰めることが出来るし、プログラムがDockに収納される時のアニメーションは非常に上手く再現されており、ONにすると視覚的に面白いしOFFにすることも出来る。上記PNGファイルの豊富さもあって、多くのアプリが登録できるのでランチャとしての使用が出来るし(というかそういう為のもんだ)、透明度も設定できるので作業中のウィンドウを隠してしまうこともない。なかなかの優れ物であると感じた。画面の下部に隠しておき、カーソルを移動させた時だけ表示することも可能なので、普段は邪魔にならない。これは、常用できるかも知れない。もしかしたらオレ、「iMc」と書いて『あいまっく』と呼ばれても平気かも!?…そんな妄想が頭をかすめ始めた。


 しかし、だ。


 ちょっと問題があった。
 このランチャ、ウィンドウを最小化した時にそのアプリケーションを『Dockにしまう』という挙動をする。勿論それは、OS Xの挙動にあるものなのだろうし、『WindowsのMacOS化』を志す人々にとっては至極当然のことなんだろう。下の図のような形で、最小化した時の表示をサムネイル化してDockに収納する。それはむしろ格好良く、ただアイコンと名前だけしかないWindowsのタスクバーに比べると、視覚的に分かりやすくオサレさんなのである。もし、このランチャを自動で隠す設定にせず、常に表示して使っているのならば問題は無かったんだろう。しかし、画面の一部…例え下部の数十ピクセルといえど特定のアプリにずっと占有され続けるのは我慢ならん。そんなことでオレは自動で隠す設定にしていた。

 問題は、最小化されたウィンドウをこのランチャがDockに収納してしまうと、"タスクバーから消えてしまう"という仕様にあった。通常ならば、大抵のウィンドウは最小化してもタスクバーに表示される。アクティブにしたい場合はそれをクリックして再び元の大きさにもどすわけだが、このランチャを起動しているとそれが出来なくなる。Alt+Tabも効かない。そして、ランチャ自体は自動で消えてしまう。つまり、『行方不明』のウィンドウが続出するのである。使いづらいったら無い。「慣れろ」という人が居るかも知れない。オレも慣れようとした。でも、一週間経って慣れないってのは、つまり、「使えネー」って事だよね?


 結局お蔵入り。多少なりとも動作が重くなるというだけでもイヤな性格なのに、仕事に支障を来すようでは話にならん。RK Launcher、アンインストール。助けてってばー!、アンインストール。Tclock Lightはそのまんま。あれは良いのだ。結果的に、普段の状況に戻っていたり。


あんま変わってないけど


 やはり人間シンプルが一番だ。アイコンの数は必要十分。ランチャとかも必要なし。フォルダに良く使うアプリへのショートカットを集めて、それをツールバーとして登録して、タイトルのみの表示にさせることで簡易ランチャとして使用中。壁紙は、もう数年近くこの壁紙から変えていないんじゃ無かろうか。壁紙も、何枚も作って、何枚も使ってみて辿り着いた結論は一つ。とにかく目立っちゃいけない。あくまでウィンドウ内が作業フィールドなのであって、そちらに集中できなくなるような壁紙では意味が無い。そして、やっぱりAquaの壁紙は素晴らしい。多少、彩度とかは調整してあるんだけどね。使ってて気が滅入るほどのどんよりした色は好きじゃないし。つまるところ、「文句言い」なのだ、オレは(笑)。

 メインマシンも、この通り。




 さすがに画面が広いだけに、ツールバーを表示しておくだけの余裕もある。本当はデュアルディスプレイにしたいところだが…それはさすがに大蔵省からのお許しは出そうにない(笑)。ちなみに、Windows98時代からのクセで、タスクトレイにはなるべくアイコンを表示させたくないという思いが働く為に、今でも最小限のアイコンに留めてある。というか、正直コイツらも消したいのだが(笑)。




 最近はとんとデスクトップカスタマイズには走らなくなったのだが、それはある意味で「本当に"使っている"」からなのかも知れない。見た目を変えるだけで満足していた頃とは異なり、パソコンというものの使用目的が変化し、仕事に使う「ツール」として完全に固定化されたから…とも言える。特にノートパソコンはそうだろう。今回は少し遊んでみたが、それでも「仕事にならん」という理由から却下しているわけだし。メインマシンは…ホラ、トドマンガ編集という仕事が(笑)。




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