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■ビタミンAとベータカロテン■

概要ビタミンAベータカロテンは厳密には別のものです。 ベータカロテンは体内でビタミンAに変わるプロビタミンと呼ばれるものです。 でも体内に入ればビタミンAと同じ働きをしますから、ビタミンAだと思っても 差し支えないでしょう。 ビタミンAは動物性食品、ベータカロテンは植物性食品に主に含まれています。 いずれも脂溶性ビタミンですから、油を使った料理法で吸収が促進されます。 ベータカロテンは腸壁から吸収される時にビタミンAに変わります。 しかしビタミンAに変わり切らずにそのまま吸収されると、ガンの原因といわれ る活性酸素を抑える抗酸化作用を発揮します。したがって、ビタミンAはベータ カロテンの形で摂る方がより望ましいということになります。 ビタミンAの単位としてはIUという国際単位が一般的でしたが、レチノール当量 という単位が使われるようになっています。しかし、必ずしもまだ統一化されて いません。(1IU=0.33μgRE) ビタミンAをベータカロテンとして摂る場合は、吸収率の問題で少なくともビタ ミンAの3倍以上を摂る必要があります。 ◆一日の摂取量◆(日本人の食事摂取基準2015年版)
単位
RE=レチノール当量(1μgRE≒3IU国際単位) NE=ナイアシン当量(1NE=1mgのニコチン酸またはニコチンアミド) mg=ミリグラム(1mg=千分の1g) μg=マイクログラム(1μg=千分の1mg=百万分の1g)
ご注意
上限量に掲載がない場合、上限量がないという意味ではありません。 特に数値が定められていませんが、適度な摂取が大切です。
 ビタミンA (μgRE/日)
 男性女性
年齢 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量
目安量
耐容
上限量

0〜5(月) -- 300600 -- 300600
6〜11(月) -- 400600 -- 400600
1〜2(歳) 300400 -600 250350 -600
3〜5(歳) 350500 -700 300400 -700
6〜7(歳) 300450 -900 300400 -900
8〜9(歳) 350500 -1200 350500 -1200
10〜11(歳) 450600 -1500 400600 -1500
12〜14(歳) 550800 -2100 500700 -2100
15〜17(歳) 650900 -2600 500650 -2600
18〜29(歳) 600850 -2700 450650 -2700
30〜49(歳) 650900 -2700 500700 -2700
50〜69(歳) 600850 -2700 500700 -2700
70以上(歳) 550800 -2700 450650 -2700
妊婦(付加量)            
初期       +0+0 --
中期       +0+0 --
後期       +60+80 --
授乳婦(付加量)       +300+420 --


主な働き◆

 ・夜盲症、ドライアイ、視力低下を防ぐ
 ・免疫系が正常に機能するのを助け、抵抗力を高める
 ・皮膚や粘膜、骨、歯、髪を健康に保つ
 ・抗酸化作用
 ・抗ガン作用
 ・肺気腫、甲状腺機能亢進症の治療を助ける

◆欠乏すると◆

 ・夜盲症
 ・視力低下
 ・ドライアイ
 ・カゼをひきやすい
 ・皮膚が乾燥
 ・肌荒れ
 ・痔
 ・骨や歯が弱くなる
 ・老斑
 ・病気の回復が遅れる
 ・イボ、ウオノメ
 ・ポリーブ
 ・シミ、そばかす

◆気をつけたいこと◆

 ・成人がビタミンAを一日に50,000IU以上、ベータカロテンを34,000IU以上を
  何ヶ月もの長期にわたって摂り続けると過剰症が出る
 ・コレステロールを下げる薬を摂っている場合、ビタミンAの吸収率が下がる
 ・ミネラルと脂肪はビタミンAの働きを助けるので、合わせて摂るようにする
 ・ビタミンAを多く含む食品をよく食べている場合は、敢えてサプリメント等で
  補給する必要はない

◆多く含まれる食品◆

 ・魚の肝油
 ・レバー
 ・人参
 ・濃い緑色野菜や黄色野菜
 ・牛乳
 ・乳製品
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