吉岡本著作権紛争経緯                  


吉岡本著作権紛争経緯

(平成27年5月27日書込み。平成27-8-5修正)


 第1 お願い(平成27年2月23日掲載。同年5月27日削除)
お 願 い
 

 最近、本ホームページの内容を著作権者である井上政行の許可なく、かつ、引用元を明記することなく引用した出版物が出回っておりますので、目下著作権侵害である旨警告し、その販売の停止等を請求しているところであります。
 どうかそのような例が他にもあれば、下記までメールにてお知らせくださいますようお願いいたします。(なお、頂きましたメールは、著作権者が行う調査の資料としてのみ使用し、及び投稿者のデータが外部に漏れて投稿者に予期せぬ被害が及ぶことのないよう万全を期して管理いたします。)

本ホームページ著作権者 井上政行

メールアドレス   muken@iris.dti.ne.jp



 第2 お知らせ(平成27年5月27日掲載。同年9月1日削除予定のところ8月5日削除)
お 知 ら せ
 

 さきに、本ホームページを無断引用した出版物に対し警告と販売の停止等を請求中であり、他に同様の例があればお知らせ願いたい旨を記載いたしました。多くの情報をお寄せ頂いた皆様方には、厚く御礼を申し上げます。

 今般、本ホームージ著作権者として出版物の販売停止等を求めたのは、株式会社BRLM高速学習アカデミーが昨年11月に出版した吉岡節夫著『甦る「古代の王朝」』の特別付録ですが、同付録には、古代天皇の国風諡号につき、本ホームページのみが平成10年10月以降独自に採用している方法と同じく「天皇の和風諡号をポリネシア語の音にあてはめて読み解」いたとして、本ホームページのインデックスページ及び古典篇(その十七)<古代天皇国風諡号一覧>(平成16年1月書込み。平成19年7月最終修正)から全53箇所にわたって、同一ないしほぼ同一または酷似する内容の記載がありました。その詳細は、別紙「井上HPと吉岡本特別付録との対比表」のとおりです。
 なお、吉岡本特別付録には、そもそも諡号の語源たるポリネシア語とその意味の記載が抜け落ちているほか、例えば神武天皇の諡号にあっては「イワレ」、安寧天皇の諡号にあっては「ヒコ」に相当する意味の記載がないなどの内容の欠落がこれ以外にも13ヶ所みられます。
 この吉岡本特別付録は、、上記別紙「井上HPと吉岡本特別付録との対比表」に明らかなように本ホームページの著作権を侵害しているとして、出版者である株式会社BRLM高速学習アカデミーの代表取締役であり、かつ、著者である吉岡節夫氏及びその代理人と交渉を重ねましたが、吉岡氏側は「井上HPを参照したが天皇諡号に相当するポリネシア語の単語列のみで、それ以外はすべて独自に調べた辞書、インターネット、古代天皇に関する出版物等を独自の解釈により取りまとめたもの」で、著作権侵害ではないと反論し、結局、合意には至りませんでした。
 この間、吉岡氏からは吉岡本は学術書ではなく普及書であって井上HPの著作権を侵害する意図はなく、今後は井上HPの著作権を侵害するような行為は行なわないこと、吉岡本の出版によって予期せぬ迷惑をかけたことについて陳謝の意の表明があったことから、、諸般の状況を考慮し、著作権侵害に対する請求権は保持したまま、本件に関する確認書を取り交わした上で、当面司法上の請求権を行使することは保留することとしました。
 読者の皆様には、多大のご心配とご応援を頂き、まことに有り難うございました。今後とも本ホームページをご愛顧頂きましてご意見を賜りますようお願い申し上げます。

本ホームページ著作権者  井上政行



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