イエズス会無原罪聖母修道院
(The house of the meditation)

もともとは、カルメル会の女子修道院として建てられた建物で、
後にイエズス会の「東京黙想の家」となり、現在は上記のような名称に変更されたようです。
その後は、スワガー以外の設計による複数回の増改築を重ねているようですが、
スワガーが設計した部分について言えば、(彼の作品にしては)規模の小さい方に入ります。
切妻屋根の妻側に玄関を持つ「妻入り」の構造で、日本の住宅建築のような外観。
それだけに、玄関の上にポッカリと開いた大きな円窓が実に不思議な味を醸しています。
内部には、折上げ天井など、東洋の意匠も見られます。


Data
所在地:東京都練馬区上石神井4-32-11
構造:木造1階(?)
施工者:
建築年代:昭和9年(1934)
 


 


 


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