竹本健治 #01


『匣の中の失楽』 竹本健治 講談社 1978/7 ♪:☆☆☆★
作品紹介
ミステリ・マニアだった仲間の一人「魔術師」といわれた曳間了が殺される。
その状況は、偶然の一致か「ナイルズ」というあだ名を持つ片城成が書いた小説と一致していた。 事件の真相を探り出す彼らに、第二、第三の殺人が....事実はその小説と重なり......
虚構と現実、現実が虚構を追い、虚構が現実を蝕む、全ては匣の中で失楽となってしまうのか? 〜一部、講談社文庫「匣の中の失楽」より文章を抜粋
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『閉じ匣』 竹本健治 講談社 1993/10 ♪:☆☆☆★
作品紹介
短編集です、これも紹介しづらいなぁ.....
「闇に用いる力学」のアレが入ってるのは結構おとくな感じ。

普段から死人のように青ざめた顔をした、その歴史ある街、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた......
表題作「閉じ箱」をはじめ、プロ作家としてデビュー後、初の短編である「陥穽」、不思議な少年の世界を描いた「けむりは血の色」、代表作の「恐怖」、その他、「実験」、「跫音」、「闇に用いる力学」、「仮面たち、踊れ」など、以前に同人誌に発表されたものから、異色の話題作まで、十五年に及ぶ著者の執筆活動の短編における全仕事を修正した初めてのホラー・ミステリー集。
〜「閉じ箱」裏表紙から抜粋
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『闇に用いる力学 - 赤気篇』 竹本健治 光文社 1997/6 ♪:☆☆☆
作品紹介 竹本健治の世界
超能力・UFO・都市を駆ける人食い豹・新興宗教・暗躍する謎の組織・ ハッカー・戸来村のキリストの墓・竹下文書・論文・DNA・ウィルス・妖精と牧神・・・

.....よく作品自体がわからない(汗)
『先端科学とオカルトが織りなす狂気の巨大建築』
〜ハードカバー版おびより〜
感想 シリーズ第一作ってことで・・・
オカルトは結構好きな分野ですし、この作品自体が持っている雰囲気も好きです。

ただ、シリーズものらしいので『赤気篇』だけでは、 なんというか何もかも中途半端だと感じる......というかそうでしょう。 色んな事件が起きて、様々な人物が登場するのですが、 シリーズ第一作なせいか本当に骨組みだけ与えられたって感じもします。
好きかどうかといわれれば好きなんですが、 面白いかどうかといわれれば......続きを見てみないとわからない......

『闇に用いる力学』がどの程度の規模の作品になるのか、 そもそもこれ以降は書き下ろしで発表するとの事なので、 きちんと出るのか不安です。遅筆だし.....寡作だし......でも待ってます。
KeyWord:茎田諒次 主人公?ぱっとしない人だ....
「外界から取り込まれた情報は、その当人の情報処理系に可能なかたちにしか処理されない」
KeyWord:橋爪唯之 謎のサイコセラピスト。あれ?この本は...
「私が申し上げられるポイントは一つです。
 いわゆる超能力など、物理的な意味ではこの世に存在しない.....」
KeyWord:ミュー(野間美由紀) 超能力少女、何故か茎田と"あう"らしい
「人間、これまで犯した罪を累計すれば、誰だって立派な犯罪者さ」

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