レ・ミゼラブル

8月23日(月) 帝国劇場 マチネ 1階U列51番

 

 

1階!

ちょっと1階を覗いて見た時に、思いの他舞台に近そうだったので、端だったけど今回はあえて1階のA席を取ってみました。

バイト上がりで滑りこみで入ったので、始まってからも汗だらだらの私(^_^;)

 

キャスト

ジャン・バルジャン:山口祐一郎 ジャベール:川ア麻世 エポニーヌ:島田歌穂 ファンテーヌ:鈴木ほのか

コゼット:早見優 マリウス:戸井勝海 テナルディエ:山形ユキオ テナルディエの妻:前田美波里 

アンジョルラス:今拓哉 

ガブローシュ:秋山拓哉 リトルコゼット:山田由梨 リトルエポニーヌ:高野朱華 

山口さんて、本当は楽しか見れないとかって言ってたのにねえ(^_^;) とりあえず山口さんと戸井さんで見てみたかったので。

 

オペラグラスぅ

今回は、オペラグラス覗きっぱなしの公演でした。舞台が2階から見るより当然近くて、肉眼でも今までの私なら絶えられた距離なのに、1度覗き出したら止まりませんでした。だって、あんなにはっきり表情まで見えたら止められない・・・ 前の方に座っている多くの方が、山口さんが歌い出すと一斉に手が上がるし(笑)

で、今回はアンジョルラスとマリウスが登場する時の、裏でスタンバイしてるのもオペラグラスで見れました(笑) こういうのを見ちゃうから、手放せなくなっちゃうんだよね(^_^;)

今回そうやってオペラグラスでチェックしていたので、今まで見えていなかった役者さんの表情とか見れて良かったです。ただ、泣けるシーン、感動的なシーんはやっぱり肉眼で見てました。「恵みの雨」とか「カフェソング」とか、本当は表情もしっかり見たいなって思うんですが、どうも出来ないんですよね。

さて、オペラグラスで何を見ていたかというと、最近すっかりファンになってきている今さん。結婚式のウェイターもしっかり見てきました(^.^) アンジョルラスの時は、もみあげ描いてあったような気がしたんですが、本当に・・・? 相変わらず声は伸びやかだし、良いですね。グランテールとの絡みも好きだし。

戸井さんのマリウス。前回見たときはたしかコゼットの事しか目に入らないように思えたと書いたんですが、今回はとても揺れ動く心が良かったです。コゼットを取るか仲間を取るか。思い悩むマリウスがとても等身大でした。

最近はアンサンブルの方も大分見るようになってきましたが、フイイの広田さん、コンブフェールの小鈴さん、そしてグランテールの大谷さんは私の好きな方たちだったんですが、この3人がそろってアンサンブルやるのが今日で最後だったので、しっかり見て、聞いてきました。広田さんはとにかくそのお声が素晴らしいです。本当に。ソフトなんですよね、聞いてて耳に心地良いの。ちなみに今さんだと血湧き肉踊る感じが私はします(笑) それから小鈴さんも、優しい感じの声が好きなんですが、実は私はコンブフェールの時より工場長の方が好きです。ひげが、あったんですね。今回チェックしました(笑) 大谷さんは、私の中で大谷さんのグランテールがグランテール像になってしまっている部分もあります。「共に飲もう」の「死など無駄じゃないのか〜」のあたりのすごく淋しげなとこが好きです。そう、淋しそうなんだ、グランテール。

それから、前々から気になっていたんですが、ようやく分かったアンサンブルの方がいます。ジョリの斎藤桐人さん。なんだか自然に目がいってしまいます。特に結婚式の給仕が良い味だしてると思います。それと下水道の死体の時の、倒れ方がめちゃめちゃ上手いです。バリケードの死に方も凄いと思いますが、私は死体の時の方が凄いなーと思いました。

プリンシパルの感想は、鈴木さんのファンティーヌが、岩崎さんのファンティーヌより女性らしいと思いました。うーん、女性らしいというか、私は母性より女性的なものを感じるということです。

山口さんはやっぱり後半の方が好きですね。あ、でもリトルコゼットを引き取るとこは、他の二人のバルジャンと違う印象があります。1幕の中でこの場面が一番山口さんではぐっと来るところです。

 

いやーーー

客席でね、延々とビニール袋のがさがさ音がするんですけど。1幕は幕開いてから本当にずっとなりっぱなし。一体何してんの? まさか何か食べながら見てるわけじゃないだろーなー(怒) 係員も頼むから注意してくれー(泣)

 

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