アヴァンシア(H12年式、走行距離1万2千キロ)を購入しました。
その顛末を簡単に。
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「教習所に通ったら」
と、カミサンが仰いました。
10月からフィットに乗り始めた娘が、ひと月足らずのうちに、清水から、4時間かけて運転してきたのが発端です。
9年間のペーパードライバー、運神ゼロの娘でも、6時間の復習でモノになった。だから、ブランク35年のオトーサンには、20時間分の教習料を出すという。
さらに
「モノになったら、クルマを買ってあげる」
と、チラつかせる。
「だけど、4,5時間やって見込みがなければ、お仕舞いネ」
その挑発に乗りました。
4時間で所内はパス。
近所の新車屋さんのオススメはフィールダー(カローラ店)とシビック(プリモ店)。
ところが、カミサンが、その棲息範囲から仕入れた情報は、
「最初のクルマは中古に限る。走行距離1万キロを探す」
です。
中古屋(オートテラス)さんのオススメは、アヴァンシア。
6時間で路上もOKがでました。
新車の営業さんが案内したコースは、教習所と同じコースでした。教習車(プリメーラ、4万キロ超)に比べれば、入念に整備されている試乗車の感触が悪いはずがありません。
中古屋さんの最初の指示は、拙宅へ、です。
オデッセイとほぼ同じ大きさのアヴァンシアは、最小回転半径が5.6m。それでも車庫入れは一発で決まり、取り回しに問題はなさそうです。
40キロ道路では60キロ、50キロ道路では80キロを指示されました(この辺りはそれがフツウだと)。
「教習所で教えられた通り走っていて、ぶつけられても、このクルマは重くて丈夫だから、命だけは助かります」
なるほど、重い方が良いのは、アンプと同じなんだ。
その中古車に決めた一言は
「納車の日(1月27日予定)までに、10時間は教習所に通って下さいね。
その後の実用的な乗り方は、私が教えます」
アヴァンシアは人気が無く、超レア車だそうです。
若葉と紅葉の二つのマークを貼った、あの色は、日本全国、ただ一台(おそらく)。
そのクルマ危険につき、近づいてはなりませぬ。