AMANO'S
超・究極のBH
瘋癲狼藉帖
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September *
2004
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Sep-20-2004
石田邸訪問
3年毎の中学同窓会で実家に向かう途中、石田さんを訪問しました。
三島市の南端、御園に構える石田邸は、今年4月に落成の鉄筋コンクリート3階建、原義通りのマンション(大邸宅)です。
オーディオ専用ルームはその3階にあって、広さ約3.3*6.0m、高さ2.7m。
念入りに遮音されているのが、入り口の扉、窓のダブル・サッシからも察せられます。
                     天井が高い !!
            
     外側:ペアガラス、内側:網入りガラス (富士の英姿が一望)
 
続いて、残響のコントロールです。
              乱反射と吸音を兼ねた天井ボード
       
      壁にはカーテンレールから吊るした約5cm角の木のスダレ(自作)
 
残響のコントロールには MDR-CD2000 をレファレンス(確か、広島の岩田さんも同じヘッドホン)。
 
その他、オーディオ用独立電源4回路(線材:フジクラの CV−S 5.5スケアー、コンセント:ハッベルのホスピタル仕様)、壁を通したSPケーブル3ペア、音が良い桜材ムクのフローリング、−−−−−、まさに垂涎。
 
そして、歴戦のSP達がオーディオショップのように整然と並んでいます。
      
 
試聴の中心は、グランプリ”リバーシー”と「ミューズの方舟」コンテスト用新作。
      
            左から、新作、リバーシー、アイアンハーフ II
 
新作は、クリストファー・ハーディーの”タッチ”#2サード・ストリームを見事に奏で、その鳴りっぷりは、リバーシーに遜色ありません。
内部配線がワニ口クリップでの仮止めながら、音的には9割がた仕上がっている感じです。
 
「ボーカルに肉が付きはじめてきました」との翌々日のメールに添付されていた、すっかり仕上がった新作の姿(リバーシーが霞んじゃってる)。
      
なお、手作りスピーカー研究会の小玉さんの訪問記も、ご参照願います。
 
 
 
ところで、同窓会の方はどうだった、って
  「あなたは初恋のヒトでした」
  「オレもあなたが」
そんなの、五十年、おそいよ。
 
 
Sep-10-2004
コニカルの台頭
最近、自作SPの達人と目される方々との交流が増えました。
諸氏の作品に共通するのは、音道にコニカル(ナナメ)の採用です。
 
三島の石田さんの作品
   アイアンハーフ II(ステレオ誌2003年7月号44頁)
   リバーシー(ステレオ誌2004年8月号22頁)
広島の岩田さんの作品
   RF508(ステレオ誌2002年7月号29頁)
   RFスパイラル(ステレオ誌2004年8月号28頁)
奈良のコエフさんの作品
   八角獣
「ミューズの方舟」の前田会長の作品
   Eコンドル(ステレオ誌2003年7月号56頁)
   ネオコンドル(ミューズの方舟SPコンテスト2003年)
「ミューズの方舟」の田中委員長の作品
   PINGA(ステレオ誌2003年7月号62頁)
   鉄道・テツミチ(ミューズの方舟SPコンテスト2003年)
 
このように、枚挙に暇がありません。
 
エスカルゴ(D−103)系はRFスパイラル、スワン(D−101)系は八角獣、そしてD−55系はテツミチにと、コニカルになり得ない共鳴管・ネッシー(F−3000)系を除いて、長岡先生の主たる直管SPは、コニカル化されてしまいました。
 
既存の直管BHをコニカル化することで新しさは主張できます。一方、
直管の作り易さを犠牲にするなら、当然、音がヨクなければなりません。
達人諸氏の作品のトレンドをみると、「音は直管よりコニカルがヨイ」が共通の認識となっているのでしょう。
 
このサイトの入口にあるSUT−200の音道は、直管の折り曲げです。
うーん、困った。「超・究極のBH」の看板を降ろすとしますか。
 
 
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      「ミューズの方舟」の9月定例会は、26日(日)午後2時から
      街づくりハウス”アキバ” 4F会議室で。
 
 
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