AMANO'S
超・究極のBH
瘋癲狼藉帖
M E N U に 戻 る
November *
2004
      前 月 の 狼 藉 帖
  狼 藉 帖  I n d e x
Nov-15-2004
コンテストの愉しみ
SPコンテストの愉しみ方は、出品する人、視聴する人、それぞれ様々でしょうが、「ミューズの方舟」主催のコンテストは、いくつかあるコンテストの中で参加者数が最大規模で、その愉しみの一つとして、友人との歓談が挙げられると思います。

今年は、岩田さん(広島)、石田さん(三島)も遠征されます。
また、今春、家内と娘を連れて訪問した(株)高原木工所の山越さん(鬼怒川)にも再会できます(ウッカリ・ミスで出品されないとか、残念)。
 
両雄との以心伝心で、私もSUT-100にFE88ES-Rを装着してエントリーいたしました。
その中段と下段は昨年のままですが、上段だけ山越さんにカットを依頼した新作です(もちろん、板材は山越さん自製の美しいバーチ合板)。
 
さて、コンテストに当たってのSUT-100の泣き所は、持ち時間です。
三段重ねのセパラブルということで、セッティングに3倍の時間を要します。撤去も次演者の時間に食い込まないように、早目に始めなければなりません。
ということで、説明や演奏に使える時間は、課題曲を別にすると、4分間位に限られます。
 
そこで、スピーカー本体については、現場での休憩時間などに、解体して内部を示しながら、説明することにして、演奏予定の自由曲を、ここで、簡単に紹介いたしましょう。
 
(1) 「THE ARTISTRY OF LINDA ROSENTHAL」 (Linda Rosenthal,violin)
    First Impression Music ; FIM XRCD 022
    #3 "BANJO AND FIDDLE"
 
ヴァイオリンの小品集としては、チョン・キョン・ファの「コン・アモーレ」そして五嶋みどりの「アンコール」が定番となっていますが、「ジャズ・アット・ポーンショップ」、「西城秋色」などでも評価の高いFIMのこのディスクも聴き逃せません。
バンジョーのキレ、ヴァイオリンの最高域を鑑賞いただけるでしょうか。
(演奏時間:約40秒)
 
(2) 「MIDNIGHT STAGE」(お洒落なジャズトリオ; 山本英次,piano)
    YPM ; YPM-011
    #10 "MIDNIGHT STAGE"
 
ステレオ誌1月号<音のいいディスクはこれだ>の常連、お洒落なジャズトリオの2001年の作品。”MIDNIGHT STAGE”は山本英次が夢の中で作曲したとか。
ピアノの衝撃音(冒頭)、中低域の厚みとホリの深さです。
(演奏時間:約50秒)
 
(3) R. Strauss 「ALSO SPRACH ZARATHUSTRA」(A.Dorati/Detroit S.O.)
    DECCA ; UCCD-3208
    #3 "Einleitung . Sehr breit"
 
深く沈むオルガン、それに浮かぶトランペット、轟きわたるティンパニーに10cm未満一発で挑みます。
50畳位の部屋なら楽勝ですが、100人を超えるリスナーの間を縫って、床を這うオルガンが最後列まで届いたら、どうぞご喝采。
オット、その前に、P-7000がFE88ES-Rを吹っ飛ばしてしまいますか。
(演奏時間:約1分50秒)
 
昨年のコンテストがご縁で交際が始まった方は、ザット数えて十指では足りません。今年も、それも愉しみです。
 
「ミューズ方舟」主催のコンテストのご案内は、たとえば、こちらにあります。
 
 
      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
      「ミューズの方舟」の11月定例会は、28日(日)午後2時から
      東京都中小企業振興公社 第3会議室A
 
 
M E N U B B S 狼 藉 帖 Index 前 月 の 狼 藉 帖 先 頭 に 戻 る