AMANO'S
超・究極のBH
瘋癲狼藉帖
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January **
2005
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Jan-11-2005
なんちゃってマルチ
なんちゃってマルチ]のお披露目会に参加しました。
およそ2年半振り、3回目の訪問のネッシーの棲家は、一見、変わりがありません。
        (シャッター速度1秒で手持ちですから、これ位のブレはお許しを)
 
ご一緒したのは、AE86式フォノイコを自作されてもいらっしゃる川崎のtmさん。
初対面ですが、昨年の[ミューズの方舟]のコンテストに参加されていらっしゃったと。
 
さて、マルチの主役はこのTADのTD−4001とTD−2001なるコンプレッションドライバーです(値段を見て卒倒)。
このターミナルが付いた後側を外すと見事なドームが現れます
(何で、ここに眼がいったのでしょう)。
この存在感は絶大で、FE208ESが控え目に見えます。
 
マルチシステムの詳細はここにあります。
新たに用意されたのが marantz の SM6100(なんと3台も、いずれ6-ウェイ、まさか)。
アルプスのRK−501 4連の半値で入手されたと。C/P重視もAE86さん流。

このマルチシステムのスペアナは恐ろしくフラット。ただし、高域は3種のユニットが重なっていて、そのブレンド具合で音色が変わるはず。
 
さて、音の印象です。
 
*女性ボーカルがとてもリアルで音像が小さい
*耳に痛みを感じる高音でも、ぜんぜん、煩くない
*高域は無色透明ではなく、微妙にコクと渋味と艶が載る
*低域は量も力も十分だけど、やや遅れる感じがする
 
かって原音忠実再生という言葉がありました。ピアノ、ヴァイオリン、オルガンなどマイクを通さない音が基準として記憶に留まる瘋癲老人。
一方、マイクを通した音を加工して、生コンサートよりはるかに気持ち良く聴く時代に育ったAE86さん。
二人の歳の差はおよそ20歳、当然、好みの音が異なります。
が、お披露目会では、そのディスクを録音・ミキシングしたエンジニアも、おそらく、味わっていない気持ち良い音を、”再生の段階”で、創造・演出されました。
 
その酔いが醒めないことを願いつつ、帰路につく背中のザックには、JA0506IIがズシリと収まっておりました。
 
 
Jan-01-2005
今年の課題
[ミューズの方舟]の忘年会で、次の年の抱負を問われて
「SUT−160を作ろうと思います」
と答えると、、酒仙さんから
「アレより大きいのは要らないのに」
と、mustang 2000 さんと同じことを言われました。
 
確かに、実用的にはその通りです。特に、大編成のクラシックでは、D−レンジが命ですから、微小音量でもF−レンジに不満が少ない小口径ユニットが優ります。
 
「45年前、初めて使ったのがP610。で、ロクハンには思い入れがあります。
それに、FE168ESが眠っていますから」
とお答えして、SUT−160が今年の課題の一つ。そして、
 
「板取図と組立図だけで、[スワンを超えるBH]なんて、とんでもない人と思いました」
これに畳み掛けて
「音も聴かずに、そう宣言するからには、それを予言させる原理なるものを捉えていたのでしょう。それを公開してください」
との催促がありました。
 
長岡先生の原理が鉄則なら、瘋癲老人のそれは、天則です。もちろん、鉄則より天則が進化していることは申すまでもありません。

ということで、その天則の公開が今年の課題のもう一つ。
 
いずれも、具体化、文章化するとなると、かなりの負担ですが、課題は課題として、まあ、ゆっくりと参りましょう。
 
 
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      「ミューズの方舟」の1月定例会は、30日(日)午後2時から
      東京都中小企業振興公社 第3会議室B
      ミニセミナーの講師は渋江さん
      なお、新年会は3日、「神田明神」大鳥居前、午後3時半集合
 
 
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