思うところがあってFW168Nに代えて、168HPを試みることにしました。
その思うところとは、次のスペアナの結果(狼藉帖 Nov-08-2006 を再掲)を見ていただきましょう。
FE168N(スルー) 軸上1m :
高域の強烈なピーク(3.15Hzのバンド)は、規格の推奨クロスオーバー周波数
(3kHz以下)を守ることにしても、どうにも改善できなかったのが、250Hz以下と315Hz以上のレベルの違いです。
オト的には、JBLの4338や4348に似ていて、ジャズを気もち良く聴かせてくれますが、ボーカルがやや薄く、音量を上げると低音過剰になります。
FW168Nの取扱説明書にある周波数特性を見ると、先のスペアナでの低域と中域のレベルの違いは、ユットそのものの特性が反映されているのでしょうか。
次は、FW168HPの取扱説明書にある周波数特性です。
二つの周波数特性を見てしまうと、もう、実験するしかありません。