AMANO'S
超・究極のBH
瘋癲狼藉帖
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May ***
2007
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May-20-2007
SUT-160 仕上がる
SUT-160 のチューニングが一段落しました。
最終的に使用した各ユニットは、FW168HP − FT48D − T96A-EX。
中央に未開封のFE208ES-R の箱が見えます。
SUT-200 でFE208ES-R に換装するには、SUT-160と位置を入れ替えなければなりません。
SUT-160 をバラす前に、いくつか測定したそのF特を残しておきましょう。
 
1) L+R 聴点
低域に、部屋の影響もあって、多少の凸凹がありますが、30Hzまでほぼフラット。
 
以降は、Lチャンのみ (1m)
マイクの高さは110cm(FT48DとFW168HPのほぼ中間)
 
2) T96A-EX あり
 
3) T96A-EX なし
 
4) FT48D (8.2μF)だけ
 
5) FW168HP(1.0mH)だけ
 
6) FW168HP (スルー)だけ
4kHz付近のクロス(6dBスロープ)で繋がりそう。
 
参考として、FW168N(スルー)を再掲(らうぜき帖Nov-08-2006 より)。
 
続いて、ネットワーク用パーツです。
 
1) FW168HP
特注したファインメットコアコイル1.0mH (線径2.2mmのOFC、DCR=30mΩ)
左下は比較に置いたトリテックの1.0mH (線径1.2mmのOFC、DCR=0.36Ω)
 
2) FT48D
MUNDORF M-CAP SUPREME 8.2μF
アッテネーターは-6dB(FT48Dに、シリーズに4Ωパラレルに8Ω )。
 
3) T96A-EX
JENSEN PURE COPPER FOIL 0.22μF
 
タイムアライメント
FT48Dのバッフル面はFW168HPのそれに対し-60mm (正相接続)。
ちなみに、12dB-12dBクロスのときは+15mm でした。
また、T96A-EXのバッフル面はFT48Dのそれと同一平面 (逆相接続)。
クロスする周波数やスロープに応じて変化するタイムアライメントには、この積み重ねスタイルが適しています。
 
SUT-160のオトについて、的確な表現をされることで定評のあるN須さんに試聴記をお願いをしたいところでしたが、事情により叶ないませんでした。
 
次の楽しみは、FT48DをT250に替えること。
でも、しばらくはSUT-160と、お別れです。
 
 
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