SUT-200にFE208ES-Rを取り付けました。
オト出し一発目に感じたことは、ボリュームを上げても、さほど、煩く聞こえないことです。
真新しいユニットですから、オトは、経時的に著しく変化していますが、ピークが0.1〜1W位のレベルで、約30時間鳴らしたときのF特を示しましょう。
1) Lチャンのみ FE208ES-Rの軸上 1m
FE208ESと比べて、100Hzから下と10kHzから上のレベルの落ち方が、僅かに、小さいようにも見えます。
2) Lチャンのみ FE208ES-Rの軸上1m + JA0506II (0.47μF)
3) Lチャンのみ FE208ES-Rの軸上 2m
4) Lチャンのみ FE208ES-Rの軸上2m + JA0506II
(0.47μF)
5) L+R 聴点 FE208ES-R
6) L+R 聴点 FE208ES-R + JA0506II (0.47μF)
次は、前回に示したSUT-200(FE-208ES)のF特と比べて、気付く点です。
A) 100Hzから下は、殆ど、差が認められない(ハコと部屋のキャラが支配か)
B) 125〜315Hz の帯域はFE208ES-Rの方が、少し、厚いかな
C) 4kHzのバンドの持ち上がりは、FE208ES-Rの方が、少し、大きい
D) スーパーツィーターは、FE208ES-Rでも有効
このハコはFE208ESに合わせてチューニングされています。
出力音圧レベルが高いので、パワーは、精々、ピークで1W位しか入れられませんが、100時間は鳴らしてから、FE208ES-Rに合わせたチューニングを始めましょう。