AさんがHiΛ(ハイラムダ)を渡されるとき
「これなら、フルレンジに使えないだろ」 だって。
実は、もう一組 0.68μF が用意されていて、そちらを希望しましたが、別の方にプレゼントされちゃいました。
されど、しぶとく、SUTに使いましょう。
SUT-160(FW168HP)に載せたFT48DにHiΛを繋ぎました。
FW168HP + FT48D(2μF):
FW168HPの軸上(耳の高さ) 2m
315Hz〜16kHz が±2dBと、お見事。
FW168HP + FT48D(2μF):
FW168HPの軸上 1m
31.5Hzが落ちているのは、この距離では、コーンからの直接音がメインで、開口部からの低音の寄与が少ないからでしょうか。
SUT-160(FW168HP)のみ:
FW168HP の軸上 1m
FT48D(2μF)のみ:
FT48Dの軸上 1m
630Hzの帯域のピークはFT48Dのインピーダンスのそれに一致しています(630Hzと10kHzのレベルの差は
11dB)。
10時間位で女性ボーカルに艶が乗ってきましたが、そのズシリとくる重さからして本領を発揮するには、数ヶ月は要するかも知れません。
不朽の名品 HiΛとの奇遇から、来年は、重いコーンのバックロードを仕上げるといたしましょうか。