AMANO'S
超・究極のBH
瘋癲狼藉帖
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December *
2007
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Dec-24-2007
HiΛコンデンサー
AさんがHiΛ(ハイラムダ)を渡されるとき
「これなら、フルレンジに使えないだろ」 だって。
実は、もう一組 0.68μF が用意されていて、そちらを希望しましたが、別の方にプレゼントされちゃいました。
 
されど、しぶとく、SUTに使いましょう。
 
SUT-160(FW168HP)に載せたFT48DにHiΛを繋ぎました。   
 
FW168HP + FT48D(2μF):
  FW168HPの軸上(耳の高さ) 2m
315Hz〜16kHz が±2dBと、お見事。
 
FW168HP + FT48D(2μF):
  FW168HPの軸上 1m
31.5Hzが落ちているのは、この距離では、コーンからの直接音がメインで、開口部からの低音の寄与が少ないからでしょうか。
 
SUT-160(FW168HP)のみ:
  FW168HP の軸上 1m
 
FT48D(2μF)のみ:
  FT48Dの軸上 1m
630Hzの帯域のピークはFT48Dのインピーダンスのそれに一致しています(630Hzと10kHzのレベルの差は 11dB)。
 
10時間位で女性ボーカルに艶が乗ってきましたが、そのズシリとくる重さからして本領を発揮するには、数ヶ月は要するかも知れません。
 
不朽の名品 HiΛとの奇遇から、来年は、重いコーンのバックロードを仕上げるといたしましょうか。
 
 
Dec-14-2007
幻の逸品
[ミューズの方舟]主催のスピーカーコンテスト2007は、入場者が、スタッフを含めると、140人を優に超え、かってない盛況でした。その模様は、新進気鋭の自作派大山美樹音さんのこのページに詳しく紹介されています。
 
さて、SUT-120の成績です。
 
   音質賞  アイディア賞  ルックス賞    総合賞
    1位      4位      8位      2位     (10作品中)
 
音質賞には同得票数(26票)の作品があったのですが、会場全体が熱気に包まれた中、挙手(51:39)によって決着しました。
 
その時、元フォステックスのAさんから頂いたのが、「HiΛコン(2μF)」。オーディオ評論家入江順一郎さんの遺品の一つだそうです。
ズシリと重いこの幻の逸品をどのように生かしましょうか。
 
 
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