グラスワンダー引退式

パドックでのグラスワンダー

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早くから「怪物」の名をほしいままにし、エルコンドルパサー渡仏後の日本競馬をスペシャルウィークとともに大いに盛り上げ、これら2頭とともに「3強」と讃えられたグラスワンダー。
その人気たるや絶大だったことは記憶にまだ新しいことです。

2000年12月24日、有馬記念が開催される日の昼休みに彼の引退式は行われました。
背にしているゼッケンはスペシャルウィークと死闘を演じた99年の有馬記念の際のもの。

本馬場でのグラスワンダー

レイをいやがる?グラスワンダー


しかし、いくらグラスワンダー自身が怪我がまだ治っておらず、走ったりできないとはいえ、せっかく贈られた馬着をその場でつけることもしなかったのは、いくらなんでもあんまりじゃないの?という感じであり、私的には満足度が非常に低い引退式に終わってしまいました。

血統)
父:Silver Hawk(Roberto系)
母:Ameriflora
母の父:Danzig

馬主:(有)半沢
調教師:尾形 充弘氏

戦績)
15戦9勝、2着1回

重賞勝ち鞍)
朝日杯3歳ステークス(G1)
98・99年有馬記念(G1)
99年宝塚記念(G1)
99年京王杯スプリングカップ(G2)
99年毎日王冠(G2)


さてこの後、北海道早来町の社台スタリオンステーションに入り、2001年から種牡馬として供用されています。そして、産駒のデビューは2004年。
一方、99年3強のスペシャルウィーク・エルコンドルパサーも同地で2000年から供用されておりました。何と贅沢な顔ぶれだったことか・・・。

しかしここでご注意。グラスワンダーはシャトルサイアーですから、秋には日本を離れ、南半球で供用されます。

口取り


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