豆さんの生国、イギリスへ行ってみよう!
四日日〜シャーロック・ホームズ博物館/大英博物館。そして空港へ〜
4日目(11/21)
楽しかったイギリスも、今日が最終日。
と言っても、コリアンは出発が遅いので(夜八時)、今日もほぼ一日遊べます。
チェックアウトして、お姉さんに「まあ、安い料金だったのね!」と驚かれ(冬季スペシャルレートで、ツインがなんと50ポンドだった)、えへへー、と笑ったり。
空港に行くまで、荷物を預かってもらうことにしたんだけど、「荷物置き場いっぱいだから、ラウンジに置いておいて〜」と言われたり。
何か不安だなー、と思ったんですが、しょうがない。
ちなみに、奄美も不安がってましたが、その理由が
「シャープのフィギュア盗られたらどうしよう〜」だったのは、どうだろうか、と思う。
いや、そりゃーそんなことになったら、私だってショックだし、お金やパスポートは持って行くんだから、残された荷物の中で、それが一番高価な品なのは確かだけどさ!(笑)

今日は、午前中は奄美と別行動です。
私はシャーロック・ホームズ博物館に行きたかったし、奄美はどこやらの公園へ、ピーターパンの像を見に行きたいそうなので。
じゃあね、お昼に大英博物館で待ち合わせしよう、そうしよう、と、朝ご飯の後で別れました。

シャーロック・ホームズ博物館

英語のできない私は(ほんとにできない。謙遜でも何でもなく)単独行動は怖かったけど、でも、ホームズへの愛でがんばりました!
ホームズぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!!! 
大好き!
嬉しい、ほんとにこの眼でB221が見られるなんて!
「博物館とかいうほどの規模じゃなかったよ」と奄美が忠告してくれましたが、問題は規模ではないのだ!
この!
原作に忠実に再現されたホームズ(&ワトスンさん)んち!
もうそれだけで、嬉しくて嬉しくて飛び上がりたい衝動をこらえるのが大変です。
ここを前にして平静でいられる人の気持ちのほうがわからんよ、私には!
というか、ホームズに興味のないひとがいるってことが、私には
心底不思議だと言ってもいい。

「地球の歩き●」によると、開館は9:30。間に合うように、と時間を見計らってベーカーストリート駅へ。
まず、博物館の入口に、警察官のかっこした人が立ってます。
「入っていい?」という顔をすると、向かって右側のドアを指してくれたので、そっちをおそるおそる開けてみました。
行きなり仕事中の職人さん(Tシャツに何故か「江戸」と書いてあった…)と遭遇。
えええ〜、と思うと、奥の方からウエイターみたいなかっこしたお兄さんが、どうぞ、と呼んでくれました。
ああ良かった、と思ったのもつかの間、「うにゃうにゃうにゃミュージアムうにゃうにゃ10ミニッツ」と言われ、え、何が? と焦ります。ふと時計を見ると、9:50。
あ、ひょっとして今「博物館が開くまで10分待ってね」ってことを言ったのね!
というか、開館10時なのか! 
ぎゃー、と内心で「●球の歩き方」を恨みながら「Sorry!」と慌てたら、お兄さんは「いやいや、いいんだよ」と言ってくれて、たぶん、10時までここを見るといいよ、と言うようなことを言ってくれました。ものすごく大ざっぱだけど。
それじゃあ、と色々お土産を物色しつつ、10時を待ちます。
10時。
……何も言ってくれない。
10時2分。
まだ何も言ってくれない。
10時3分。
私の時計が進みすぎてるとしても、さすがにもう10時だろう、とレジのお姉さん(メイドさんのカッコしてました)に、「エクスキューズミー、ミュージアム、OK?」と訊いてみる。(何ちゅう英語ですか)
お姉さん、ちらっとあちこちを見て、「OK」と言ってくれました。
チケットを買うと、博物館のペーパーを渡してくれるのですが、英語だけでなく、さまざまな言語のが用意されています。
さすがホームズ、世界中で愛されているのね!
ちゃんと日本語もあるんですよー。嬉しいねえ。
ちなみに、大人ひとり6ポンド(約1200円)でございます。
わあい、とチケット(ただのレシートだけど)とペーパーを持って、再び、警察官のところへ。
今度は左のドアを示してくれました。
ドキドキしながら、ドアを開ける。
──開ける。
開け……あれ? 開かないぞ。
もう一度、うん、と力を込めたら開きました。
うわあああ〜〜〜、これが。
これが、ホームズの家!!!
もうそこだけで感無量です。
ちゃんと階段は
原作通りの17段。狭くて暗くて、でも廊下の壁にも絵が飾ってあったりして、とても素敵です。
ホームズさんちの階段。
わーあーいー、と二階に上がると…………。
ぎゃー!!!! 
ワトスンさんが居たよ!!!!
うわーうわー、うそー、ワトソンさんだよ〜〜〜〜!
ぽっちゃりして、白髪頭で、笑顔の素敵なおじさまです。ちゃんとワトスンさん帽(そんな名前ではない)もかぶってらっしゃいます。
「Hello, I'm Dr. Watson.」
わーわー、そうですか、ワトスン博士ですか!
私が日本人だとわかると「ハジメマシテ」と手を出してくれました。ぎゃー、ワトスンさんと握手しちゃったよ! 「は、初めまして!」と言いながら、ええと、英語で初めましてって、何だっけ、ええとええと、
「あ、あいむぐらっどとぅーみーちゅー」
……かろうじて出てきたのがそれだけ。
言葉も出ずに感激してたら
「You happy?」と訊いてくれました。
それだ!
「Yes, I'm happy!」
英語が出来れば、どんなに幸せかをこんこんと訴えたかったのですが、しかし、むしろワトスンさんのためには、できなくて幸いだったように思います…。
ワトスン博士。
ワトスン博士は、「これがアイリーン・アドラーの写真だよ」とか「これがホームズの机で、こっちが私の机、これが私の医療カバンだよ」とか、色々教えてくれました。写真を撮らせてもらうと「スバラシイ」とおっしゃってました。素晴らしいのはこっちです〜〜〜。
他の方の訪問記を拝見すると、メイドさんがいた、って話が多いんですけど、最近はワトソンさんになってるようですね。
ホームズさんは、と訊いてみたかったな〜。たぶんね
「今、事件の調査に行ってるんだよ」とか何とか言ってもらえるはずなんですよね。

ホームズの部屋って、ほんと狭いです。食事のテーブルなんて、窓側にひっついてましたもん。
あんなところでご飯食べたんだ……。
「花嫁失踪事件」では、五人分のディナーを並べてましたが……並ばないんじゃないかな……座れないし……(笑)。あの時は真ん中までひっぱって来たのかも。

隣の部屋を指して「誰の部屋?」と訊いたら「ホームズのだよ」だって。
食卓。
ホームズが、部屋の中で射撃練習をして、
ビクトリア女王のイニシャルを打ち込んだ壁。
ホームズさんのベッド。
ベッドちっちゃい!
私が両手を広げたより、ちょっと大きいくらいだから、精々170cmくらいしかないんじゃないかな、あれ…。
なんか、狭いところに色々と詰め込んであります。
煙草入れの相方かと思われるペルシャスリッパが、窓際に置いてありました。
あそこを、さらに色々散らかしてたんですよね、ホームズ。
「あなたの部屋は?」と訊くと「上のフロアだよ」と教えてくれたので、ちょうど他のお客さんも来たことだし、先に、と上の階へと行きました。
階段をのぼると、そこに男の子が!
ぎょっとしたのですが、よく見るとろう人形でした。給仕の子だね。ビリーかな。
給仕くん。
上の階には、ワトスンさんとミセス・ハドソンのお部屋がありました。私、何となくミセスハドソンのお部屋は一階のようなイメージがあったんですけど。
一階は台所になるのかな。ね。
ミセス・ハドソンのお部屋。
壁紙や調度が女性らしいですね。
ワトスンさんのお部屋。
最上階にあるお手洗い。
二人の部屋は、展示室みたいになってて、事件に関連のある小道具なんかが色々並んでおりました。
こういう小物の一つ一つが、まためちゃめちゃ楽しいんですよ!!!
というか、こういう小物まで全部楽しい人じゃないと、ここはつまらないと思う。むしろ、私程度のホームズファンが一番楽しいのかも知れないです。
あんまりディープなファンだと、今度は、ささいな違いが気になってくると思うんですよね。本来、この博物館があるのはB221ではない、とかね。

「技師の親指」の、親指。ええええ、こんなに根元から……? ひいいい〜、という感じでした。
親指、というか、手のひらから、ごとっ、と。痛い痛い。よくこんなんで、ロンドンまで帰ってきたな、あのひと。
右は、「ノーウッドの建築士」、の指紋のついた壁。
「六つのナポレオン像」のナポレオン。こんなに小さいんだ、とものっそ驚きました。胸像っていうからには、もっと大きいの想像してた……。でもそれだと、持って逃げるの大変だよね、考えてみれば。
4階へ行くと、そこはろう人形で、色んな事件のシーンを再現しています。
最初はちょっと怖かった……(笑)。
どれが、何のシーンかわかりますか?
左上から順に右方向へ
マスグレーヴ家の儀式書
ホームズ譚の中でも、1、2を争う衝撃シーンです(吉野的に)。大人になって読んでも、やっぱりドキドキする。
グロリア・スコット号
ホームズ最初の事件……と言っていいのかな。
ぶな屋敷
まだらの紐

吉野のホームズ原体験その一。今読んでも面白い。
唇の捩れた男
この話で、ワトスン博士の奥様は、ワトスン博士を「ジェームズ」と呼んでます。……ワトスンさんのファーストネームは、ジョンでは???
ホームズの永遠のライバル、
モリアーティ教授
意外に貧相……んがくっく。
「あの女性」こと、
アイリーン・アドラー
赤毛連盟
ショスコム荘
(だと思う)
犯人は二人
意外と目的のためには手段を選ばないタイプです、ホームズさん。
緑柱石の王冠
歪んだ王冠は元に戻ったのかが気になる…(笑)。

ゲストブック。もちろん一言書き残してきました。
私より後から来た人がどんどん帰っていく中、上へ行ったり下へ降りたり、「事件を抱えてここを訊ねてきた依頼人の気持ち」になって、階段をのぼってみたり、ぐるぐるぐるぐる、狭い内の中を歩き回って楽しんでいました。
うああああ〜〜〜、
た、楽しい……!
つまらない人には、たまらなくつまらないのだろうけども、私にはたまらなく楽しい。
願うべくは、この盛り上がりをわかってくれるひとが側に居てくれれば、完璧でした。
もう30分くらいはうろうろできたと思うんですが、12時に大英博物館で待ちあわせだし、その前におみやげ買いたいし、と11時ごろ、博物館を出て行きました。

お土産売り場を再び物色。
注射器型のシャープペンシルを売ってましたが、これって、アレか? 
「7%のコカイン溶液」
うーん、マニアックな(笑)。
7%のコカイン溶液、と聞いてピンと来た人はホームズ好きです。知らない人には面白くも何ともないという。でも、ホームズ博物館はそういうところです。基礎知識と、ホームズへの愛が、この博物館の価値を高めるのです。
自分用に、ホームズのシルエットのピンズと、妹のお土産に、ウォレットチェーンを買いました。

あと、博物館と道路をはさんで向かい側にも、ホームズグッズ満載のお土産屋さんがあります。
そこにも入って、色々迷った挙句、ホームズ印(?)のマーマレード買ってみました。
これなら食べ終わってもビンを取って置けるし、と思って。
(注:このおみやげ屋さん、2007年にはなくなってました…とほほ)

次は、「ホームズパブ」とレストラン行ってみたい…。(2007年、パブにはチャレンジしてきました)
レストランにも、ホームズの部屋が再現されてるようです。あと、メニューが、登場人物や、事件に関連のある名前がついてるんですって! ランチなら、何とかなりそうなお値段なので、ぜひ一度チャレンジしたいなあ。
他にも色々ホームズさんの史跡(?)はあるのですが、ホームズとワトソンさんが初めて出会った、聖バーソロミュー病院の化学研究室には、
「アフガニスタンからお帰りですね?」(ホームズが最初にワトソンさんに言った言葉)ってプレートがあるそうですよ。
うわー、見てみたーい。

大英博物館
外観。
そういやこの旅行は晴天に恵まれてました。
気持ち良かったな。
でかっ。
……というのが、最初の印象です。
ここの写真は、ほとんど撮ってません。
何故か。
……いや〜、それがですね〜、不思議なことなんですけども……。
私ねえ、
エジプトコーナーのミイラを見るの、すごーく楽しみにしてたんですね。
ほいでね、まずは、ギリシャの、エルギンマーブルや、神殿(こんなもんパチってこようと思うんだから、昔のイギリス人って、根性太いよなあ……)を見て、その後、エジプトコーナーに行ったんですよ。
そしたらね。
その部屋に入った途端、ざわーっ、と
背中が冷たくなって、冷汗出てきちゃって。
もうびっくりですよ。
幽霊話は好きだけども、霊感のれの字もないような、鈍感人間ですから、私。
たぶん、旅の疲れとか、空調の関係とか、なんかかんかに、「ミイラ〜」という思い込みが加わっての出来事だと思うんですが、あれって、いっぺん「あれ?」と思っちゃうとダメなもんですね。
その後、2〜3度チャレンジしたんですが、やっぱりダメで、そうなると、なんか他のところの写真撮る気も失せちゃって、あちこち(特にギリシアコーナー)を楽しみはしたんですが、写真撮るぞー! みたいな元気は出てきませんでした……。
写真撮ってれば、
「大英帝国が全世界からどんだけの物をパチくってきたか」というのの、その一端でもお見せできたのですが(笑)。
次、体調良ければ、色々再チャレンジしてみようと思います。(2007年、ミイラ再チャレンジしました。……やっぱりダメでした。何故だ!?)

大英博物館については、賛否両論
「あんなもん、盗品博物館じゃねえか!」って言われたらそうかも……と思うし(まあ、事実ではありますな)、「現地にあれば風化する一方だったものを、保存・保管して公開しているんだ」って言われたら、確かにその業績には価値があるよなー、とも思います。
あと、一箇所で世界各地の歴史的遺物をまとめて見られるってのは、観光客としてはありがたいな、と(笑)。


お昼ご飯は、博物館の前で売ってる、屋台のホットドッグにしました。
普通、ホットドッグって、ソーセージ焼いて、パンに挟んだだけで、あとマスタードかケチャップなんですけど、ここのは、玉ネギ炒めて、一緒にはさんでるんですよ。
その玉ネギがね、すっごくいい匂いなの!
奄美が前回ここへ来たときも、やっぱりいい匂いさせてたそうで、旅行の前から
「今度大英博物館行ったら、前で売ってるホットドッグ食べてみたい」って言ってたんです。
いいよ、そんなに思い入れがあるなら、そこにしよう、ってことで、一つずつ買って、博物館の前庭に腰かけて昼ご飯にしました。
たしか、2.5ポンドくらいだったはず。
ものすごーく美味! ってわけじゃあないけど、普通にホットドッグでした(笑)。
普通のホットドッグ。
イギリスに来ておきながら、まだアフタヌーンティーを体験してなかったので、博物館近くのティールームに行きました。日本語メニューもあるところがすごい(笑)。
そういえば、大英博物館やホームズ博物館のサイトって、日本語版もちゃんとあるんですよね。それだけ、日本人観光客が多いってことなのかな。
友達に、「イギリス行ったら、ぜひ
クリームティーを味わってみて」と言われたので、クリームティーを注文しました。
紅茶に生クリームが乗ってるのじゃなく(私は最初そういうのを想像してました)、ミルクティとスコーン、ジャム、クロテッドクリームがセットになったものです。
クロテッドクリームがチーズか?ってくらい濃厚で、しかもたっぷり。
……カロリー聞きたくないよな、このメニュー……(笑)。
クリームティー。スコーンというより、ほとんどパンのサイズ。
そのお店で買ったクッキー。
手のひらサイズで、なおかつ厚み1センチ。
マーブルチョコがいっぱい乗ってるうえ、
中にもチョコのチップが練り込んでありました。
どれだけチョコ好きか、イギリス人。
5日目(11/22)
帰りの飛行機、窓際二列に奄美と座ります。
どうも、搭乗してない乗客が数名いるらしくて、なかなか出発できませんでした。結局離陸したのは一時間後くらいだったでしょうか。
乗客自体は15分遅れくらいで搭乗してきたのですが(しかし、ちっとも申し訳なさげではなさそうなおばちゃんだった。せめて反省してるフリくらいしろや)、離陸許可を得るのに、そんくらいかかったみたいです。迷惑な。

通路を挟んで中央の席に3歳くらいの男の子を連れた家族が座って、「うーむ、道中静かにしててくれるといいけどなー、でも子どもだからなー」などと思っていたのですが、この子はとってもいい子でした。さわぐこともほとんど無く(ほとんど寝てたのかも)静かにしてました。
問題だったのは、私たちの前に座った韓国人の
バカカップルです。
バカップルではなく、バカカップル。
バカップルというのは、いちゃいちゃしすぎて周りが見えてない状態のカップルのことを指しますが、
バカが二人でカップルだったので、バカカップルです。
あ、一応念のため言っておきますが、ここで問題なのは、バカなカップル、というところであって、どこの国の人間であるか、というのは関係ないですよ。
あれが日本人だろうがイギリス人だろうがロシア人だろうが、同じことしたらバカですし、どこにだってバカはいますからね。
で、そんなバカカップルの、どこがバカかと言うと、まずエコノミーの席でありながら、
フルにリクライニングを倒すところ。
そんなことされたら、後ろの私たちが出入りするときに、座席に接触するのは当然じゃないですか。
それを、自分の非にも気付かず、CAさんを呼びつけて、
わざわざ私たちに文句を言うところ。
でもどう考えてもバカなのは前の二人で、CAさんも、私たちにその苦情を伝える前に、
「あんたらがリクライニング倒しすぎやねや」ということを注意してました。いえ、もっと丁寧で婉曲な表現ではあったでしょうが。
韓国語なのに何でわかったかと言うと、CAさんの身振り手振りと、それで、前の男が、ちょっとリクライニング上げたから。
アホだ。
でもまあ、苦情を言われたら、伝えないわけにはいかないのでしょう、日本人CAさんが呼ばれ、「前の客がこうこう言ってるから、なるべく前の席には触らないで出入りしていただけますか?」と腰低く説明されました。
「バカは前の二人じゃねえか」と思ったけど、CAさんも困ってるようだったのと、
美人で可愛いひとだったので「いいですよ」と、寛容にうなずいておきました。
……
守らなかったけどね。ふふん。
私も奄美も、そんなこと言われて大人しくしてるタマではありませんのよ、ほほほ。
別に示し合わせたわけじゃなく、それぞれがムカついてたから個人報復したわけですが(笑)、着陸前、
「出入りするたびにプレッシャーかけてやった」「私も」、と己の業績(?)を自慢しあいました。
しかし、ほんとにアホでしたね、彼らは。
離着陸のときって、リクライニング上げなきゃいけないでしょ。それを、二人とも倒しっぱなしで、CAさんに注意されて、直すんだけど、三分もすると、また倒すの。
しかも、離陸の時にも着陸のときにもやってたんですから、たぶん、
ニワトリ並ののーみそしか入ってないんですね、あの頭には。
可哀想に(ほろほろ)。


そういうわけで、前の座席が人間でなく、
ニワトリ二羽で埋ってたのは不幸でしたが、やっぱりごはんは美味しくて幸せでした。
一食目は、やはりピビンパ。
行きとは種類が違うんでしょうけど、私にはよくわかりません。
でも、んまかったです。

帰りのピビンパ。
帰りは結構ぐーぐー寝てたんだけど、間で目を覚ましたら、映画じゃなくて、韓国ドラマみたいのやってました。韓国映画なのかな、あれは。
字幕が英語だったから、細かいところまではわからなかったんですが、なんかこう、
なつかしーいような、こそばゆーいような、不思議なドラマでした(笑)。

他に、これと言うほどの番組もなくて、二食目が出るのを待ちわびておりました。
行きは魚だったから、帰りも同じ選択肢なら、ビーフ食べてみようっっと、などと思っていたのですが、そんなありきたりの選択肢じゃございませんでしたよ、コリアンエア。
おかゆと、オムレツをお選びいただけますが?」(日本語)
「おかゆ!」(即答)
いやだって、朝ご飯におかゆなんて。いいじゃないですか、胃に優しいし。(こてこてのイングリッシュブレクファストだって平気だったじゃねぇか)
「お召し上がり方はわかりますか?」(日本語)
(おかゆに『お召し上がり方』がっ!?)いえ、わかりません」
すると、お姉さんは、お粥の中にこれを入れてかき混ぜてくださいね(日本語)、と緑のパックを指差しました。
……何これ……?
塩にしては大きいぞ、と思ったら。
何だったと思います?
永谷●のお茶漬けの素!(笑)
いえ、もちろん、まんまあの商品ではありませんよ。
でも、見た目も味も、永●園ののり茶漬けの元でした。
そう思ったのは私だけではなかったようで、他の席からも「●谷園……」という呟きが聞こえてきたそうです。
そうかあ、おかゆに永谷●……(笑)。
ちなみに、んまかったです。
良かったら皆様もおためしあれ。

手前緑の袋が、お茶漬けの素(違)。
一時間遅れで出発した飛行機は、一時間遅れで韓国に到着しました。奄美はもう、乗り換えギリギリです。大急ぎで搭乗口へ向かいましたが、後日、聞いてみたら、館内放送で呼び出しが始まってたそうです……。
同じ会社の飛行機で、元の便が遅れてるんですから、そこんところは、何か融通利かせられないものなんでしょうかね。
まあ、結局間に合ったので良かったんですけど。
私のほうは関空へ帰ります。搭乗口には、「この週末韓国で遊んできました!」的大阪のおばちゃんたちで埋まってました(笑)。
仁川〜関空間では、機内食におすしが出ました。
バラずしの上に、スモークサーモンとうなぎが乗ってたんですが、これ、んまーい!
ほんと、帰りの遅刻おばさんとニワトリ二羽以外は、おおむね満足でしたよ、コリアンエア。
やっぱり噂どおり、この航空会社の問題点は、パイロットやCAや機体じゃなくて、乗客なのかなあ(笑)。
実に美味なバラずし。
仁川空港から関空まではほんの二時間。余韻を味わってるうちに、日本の地へ降り立ちました。
はー、充実した五日間だった!
税関でパスポート見せたら「ずいぶん短期間の旅行ですね」と言われました。
……余計なお世話じゃ。
つか、これでも長期休暇なんだよ、うちの会社じゃ!

絶対また行くぞ、と決心した誓いは、2007年に果たしたわけですが、やっぱり「また行くぞ!」と思ってるので、エンドレス……。
おそろしい国だ、イギリス。
とりあえず、ポンド高、物価高、原油高があまり進まないことを祈ります(切実)。

長らく放置して申し訳ありませんでした。ここまでお付き合いくださってありがとうございました!

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