はじまり
朝、ギシギシとうるさい。上の奴が階段を降りたり、昇ったり。5-10回はやっていた。
なんやねん一体。AM2:30頃。
AM3:10頃に放送。外に出ると小樽の町灯が見える。何かちょっと雨っぽい。
うーむ。
下船
下船。ライダー、チャリダーは最後だ。
ちょっとかわいいチャリダーがいた。がんばってな。
バイクに跨り、船を下りる。心躍る瞬間。
降りてみたらほとんど降っていないのでカッパは着なかった。
小樽〜余市

小樽運河で上陸後初の撮影。
夜も明けてしまっていて曇なので条件はいまいち。
小樽なら寿司という話もあるけど、さすがにAM5:00からやっている所はないので先を目指す。
途中、雨は降ったり、やんだり、カッパを着る。
余市。駅のそばの海鮮ものがやすいと評判の「かささぎ商店」を見つけるがやはりやっていない。
すぐ側の道のえき「スペースアップルよいち」へいく。
何故かスペースシャトルがある。
宇宙飛行士の誰かとかのふるさと何だっけか?。
まぁいいや。このへんで雨足が強くなる。
雨宿りしているライダーが二人ほど。
おいらも雨宿りとも思ったが、最初からじっとしているのは嫌なので
意を決して出発。
積丹

淡々と積丹を目指す。しばらくいくと「うに丼」のノボリがチラホラと。
海岸線もなんとなく雰囲気が出てきた。
ほどなく積丹岬到着。雨もちょうど止んでいた。
駐車場そばの怪しいトンネルを抜けると、そこは島武意海岸。
積丹の写真として、よく見る海岸が広がっていた。
曇天のためか、海の色もこれといった美しさは感じなかった。
海岸までは階段をしばらく下りなければならない。
降りたあたりでまた雨が降ってきた。急いで戻る。
神威岬

神威岬を目指す。いいと評判なのでちょっと楽しみな反面、
天気の悪さが印象を変えてしまわないかとの心配も。
やっぱり第一印象は大事だからね。
途中、なんかでおすすめと書いてあったウニ丼の店を
見つけたが、時間も早いのでまずは岬を目指すことにした。
岬到着。地図を見るとちょっと歩くっぽい。
しばらく歩くと門がひとつ。昔は女人禁制だったらしい。
門をくぐったあたりから視界がひらける。

目の前には生き物のようにうねる岬と、深い緑につつまれた海岸線。
ちょうど日も出てきて、不思議な雰囲気。
人もまだまばらでいい感じだ。

先端まで歩くと灯台、そしてその先の海には静かに神威岩が立っている。
天候がよければさらにすばらしい景色なのだろうが、
雨上がりの雰囲気も悪くはなかった。
朝食

AM8:00頃。さすがに腹が減ってきたのでさきほど通り過ぎた店に行くことにする。
ウニ丼の店「なぎさ」。中に入るとライダーやらなんやらの写真がいっぱい貼ってある。
いかにもその系の店だ。気さくな店のおばさんと最近の天気やらなんやらで
話し込む。肝心のウニ丼はまぁまぁ美味しかった。それほど特別ということはない。
ちなみにこの辺はムラサキウニがメインである。
2001年ということで1円余分に2001円を払う。ライダー主催でなんか募金をしているらしい。
食べ終わるころには雨は完全に上がっていた。カッパを脱いで気分爽快走り出す。
神恵内〜ニセコパノラマライン
国道229を南へ。神恵内村に入ったあたりから今まで不思議な雰囲気が漂って
いた海岸線がごく普通になってくる。積丹、神威岬あたりだけが一種独特の
雰囲気をもっているようだ。
どうでもいいことだが、途中よった道の駅「オスコイ!かもえない」のトイレにはなぜか
詳細なマップが...。
先を急ぐ。

岩内のあたりから、道々66号「ニセコパノラマライン」に入る。
高度を上げるにつれ、道も良くなる。気持ちいい道だ。途中、何ヶ所か海岸線の町を見下ろせる。
写真をパシャリ。

この道の最高高度付近に「神仙沼」がある。レストハウスにバイクを止め。
ちょっと行ってみることにした。木道をしばらくいくと視界が開け、
湿地帯が広がる。その向こうにあるのが神仙沼。天気もいいし、なかなかいい感じだ。
気軽な散策コースとしてはいい。
羊蹄山と湧き水

道々207号との分岐を少し越えたあたりに「さかもと公園ニセコ甘露水」がある。
ペットボトルなどに水を汲んでいる人が何人かいたので飲んでみたら
これが激ウマ。思わず空きペットボトルに汲んだ。
甘露水の謂れは戦後に昭和天皇が来た際に「甘露である」と言ったからだそうだ。
ニセコの町は周辺とはうってかわって、小奇麗な町だ。スキー場があるからなんだろう。
この辺りからは後方羊蹄山(しりべしやま、別名:蝦夷富士、ようていざんなど)がはっきり見える。
意外とでかいなぁ。明日登る予定なんだけど、やめた方がいいかなぁ?。
なんて思ってしまったが、とりあえず周りを反時計回りに一周することにした。


途中、「羊蹄山の湧き水」という所によった。人がたくさん。黙々と水を汲んでいる。
なぜにこんなにたくさん水を汲む人がいるんだろうか?。というのが疑問。
混んでいて飲めないので、湧き水で作った豆腐とか豆乳、おからドーナッツなどが
試食できる店があったので食べてみたらうまかった。
おからドーナッツ(黒豆版)を買った。3つ食べたが、残りはどっかに飛んでいってしまった。(^_^;
その後、湧き水をちょっと飲んでみたが、さかもと公園のほうがはるかにうまい気がした。
いろいろと試食したあとだからかもしれないが。

さらに山の周りを走る。
また「羊蹄ふきだし湧水」という似たようなところがあったのでいってみた。
ここはさらに規模がでかく、子供連れの公園的な雰囲気。大混雑。
駐車場からつり橋を渡り、湧水を飲みに行くと、たしかにこれが湧き水?って
ぐらいの勢いで水が湧いていた。ほとんど川。ここにも水を汲む人が
たくさんいて、ポリタンクとかまで売店で売っている始末。
味のほうは前の2つの間くらいかなぁ。

羊蹄山を3/4ほど周った所で倶知安駅。ちょうどお祭りをやっていたようだが、
私の目には人もまばらで閑散としている雰囲気。じゃがいもが名物らしい。
倶知安はじゃがいもの里だと言う内容の歌がずーっとかかっていた。
「じゃが祭神」とかもまつってあったし。通行止めなので駅まで歩いた。
駅の横にも名水があった。日本一の水とある。ただの水道にしか見えないが。
味は一番下かなぁ。微妙だけど。
しかし湧き水が多い。羊蹄山がフィルタとなって名水を創り出しているようだ。
この辺で14:00過ぎくらい。早いけど、明日のことを考えて羊蹄山半月湖野営場をめざす。
半月湖
倶知安の町はそこそこ栄えていたが、比羅夫辺りにはなにもない。
キャンプ場は思ったよりも小さい。水とトイレはあるのでまぁいいけどって感じ。
テントは張っている途中で、バイク乗りの人が話し掛けてきた。
明日山に登ろうかと考えていて、今日の寝床を探しているらしい。
ツーリングマップを見ながらいろいろ話していると町も近く、
温泉も近い旭ヶ丘キャンプ場の方がいいような気がしてきた。
けど、もう荷物出しちゃったから俺は予定通りここにテント張ることにした。
山に登るには近くていいし。その人は旭ヶ丘に行って見るということだった。

テントを張ったあと、風呂の準備をして半月湖に行って見る事にした。
湖畔までは15-20分くらいだろうか。特に何もなかった。
風呂と買出しに倶知安の町に行く。
ついでに様子見をしてきた旭ヶ丘キャンプ場は芝生でそこそこよさそうな感じだった。
倶知安温泉。露天風呂もあり、そこからは羊蹄山が見える。まぁまぁいい感じだ。
明日、あの山を制覇したらまたこの風呂から眺めてやろう。
風呂上りに今日の日記をPalmで書き始めたんだけど、どうも電池減りが早いような...。
知らぬ間に電源が入っていたりもしていたからそのせいか?。
メールチェックはしたいし、まだまだ先は長いので日記はノートに書くことにした。
夜は町外れの中華系の店でラーメン、餃子。コンビニで買出ししてキャンプ場に戻った。
明日の準備をして、早めに寝ることにした。
と、ここで大失態。
GPSのトラックログをWonderSwanにバックアップする前に
誤って消して閉まった。大ショック。