ラリーモンテカルロ観戦（2007年1月）
[観戦2日目]
この日は5時半に起床。SSの終点となる村に車を停めますが、警官に村の中に車を停めないよう言われました。来た道を戻って路駐の隙間を見つけて車を置きます。また歩いて村に入り、SSである山道に入って観戦ポイントを探します。コースを見通せる良いポイントを見つけて場所をとります。
[モナコへ移動]
この日のうちにモナコに入らなければなりません。400kmあるので午前中だけ観戦で移動です。帰り道（往復なので往路もですが）は競技車両がSSに向かうリエゾン区間です。運が良ければ競技車両、場合によってはWRカーなんかと出会えたりすれ違ったりします。ここでラリーカーを見るためにじっと待つ人を多く見かけました。
そうとう運がよいようです。
昼食は行きと同じで途中のサービスエリア。パニーニにしてみました。飲み物とセットできたのでコーラを頼んだらやたらでかいのがきました。それにしても暖かかったです。半袖の人もいました。南仏プロヴァンスの風景を車窓に眺めながらの移動は非常に心地良かったです。それにしてもこのミニバンの疲れにくさは凄いですね。日本車ならお尻が痛くなってしまうところです。まぁフランス車じゃなくてフォルクスワーゲンなんですが。ミニバンですが、
6速マニュアルです。
そしてとうとうモナコに入国です。といっても入国審査があるわけではなく、車ならいつのまにか入っているという感じです。国境の目印は石と、歩道の舗装が変わるのでわかるそうです。
ちなみにニースのコートダジュール国際空港からの入国方法ですが、バスと列車の他に、ヘリコプターがあります。セレブですね。バスだと1時間弱かかりますが、ヘリだと6分です。料金もセレブ的ですが、本物のセレブは自家用ヘリや自家用クルーザーでやってくるので多分使いません。
そして我々は車に乗ったままF1のコースを1周。対向車はフェラーリなど高級車ばかりです。ボーリバージュはやはりかなりの急坂ですね。カジノの横を通過してローズヘアピンへ。多分世界で最も有名なヘアピンカーブではないでしょうか。右側通行なのでインには付けず（対向車と衝突するがな）アウトに膨らんだまま通過します。坂を下ると海にぶつかります。ここを右折してトンネルへ。結構長く感じましたが当然ですね。F1はここを300km/hくらいで走っています。こちらは50km/h。6倍長くかかりますね。F1だとこのあとヌーベルシケインがありますが、こちらはしばらく走ってタバココーナーへと入っていきます。プールサイドシケインですが、この季節はプールは営業しておらず（真冬だから当たり前だ）、その場所はなんとスケートリンクになっていました。ラスカスから最終コーナーを抜けて元の道に戻ります。そのまままたローズヘアピンを通って先ほど右折したトンネルの所を左折。今晩からモナコでの滞在地となるホテルミラボーに到着です。F1のコースにミラボーというコーナーがありますが、もちろんこのホテルから名前をとっています。その場所はローズヘアピンの手前ですが、ホテルフロントは坂の下にあるのでした。上からも入れましたがそこは5階。あのヘアピンの坂道でそれだけ高さが変わってるんですね。
ホテルにチェックイン。もっと超高級ホテルかなと思ったら普通のホテルでした。見えるところはちゃんとぴかぴかに磨かれていましたが。モナコだからといって大仰に構えすぎていたかもしれません。
ホテルはトンネルのそばです。モナコでは数少ないスピードを出せるポイントです。そして高級スーパースポーツは普段我慢して走っているのでしょう、ここでアクセルを踏みます。カオーンといい音がするのですが、それが
約 2 分 お き
なのでちょっと困りました。どんだけ多いねん。果たして眠れるのでしょうか。