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ラリーモンテカルロ観戦(2007年1月)

[観戦初日]

 道路が封鎖される前に現地に着かなければならないのと、良い場所を確保するために朝4時半に起床。飛行機でかなり寝ていたのであまりつらさは感じません。日本時間なら夜の20時半ですし。車で1時間ほど走って現地へ。
街角


村の中心地のようです。ここを90度曲がって行きます。これはお昼前に撮りました。夜明けは8時半頃です。
もう少し歩いてかなりの距離を見通せる場所を確保しました。まだ夜が明けておらず少し寒いです。しかし日本には使い捨てカイロがあります。大量に持っていったので凍え死ぬことはありませんでした。現地の人はどうやって暖をとるのかと見渡すと・・・、ワインをかっくらってわーわー言っておりました。寒いですが雪はありません。オフィシャルは暖冬を見越してこれまでより北に位置するこのヴァランス周辺にしたのですが、それでも当てが外れたようです。
 やがて夜が明けて競技の時間が来ました。
LANCER
グロンホルム
シトロエンC4


ワークス勢に続いてプライベーターが走ります。ランエボとインプレッサばっかりです。なんか外国に来た気がしませんでした。ただ、日本だとシビックやミラージュが走るクラスにはルノークリオやシトロエンC2などが出場していました。ランエボやC2の方がWRカーよりうるさく感じました。下のクラスはNA高回転型だからわかりますが、4WDターボであそこまでバラバラという音で大丈夫なんだろうかと心配になりました。吸気制限だったりミスファイアリングシステムだったりのせいなんでしょうか。

 一通り走り去って午前の観戦は終了。午後も同じコースを走るSSがあるので他へ移動はしないことになっています。テントが張られて色々と売られています。焼き栗やホットドッグのような物(挟んであるのがチーズだったりハムだったり・もちろんパンはバゲット)が売られていました。栗はこの辺りの名物だそうで。

 4時間待って午後のSSです。視点を変えて最初に見た交差点に来ました。オフィシャルカーも待機する重要なポイントです。一段下がった場所なので他にしてはという意見もありましたが、マシンを見上げる位置というのもなかなかないのでここに決めました。  競技車が走る前に道の安全を確保するため何台かのオフィシャルが走ります。直前を走る車をゼロカー(ゼッケン番号が0なので)、その前を走るのをゼロゼロカー(ゼッケン番号が以下略)と呼びます。ゼロゼロカーの何分か後ゼロカーがサイレンを鳴らしながらやって来ました。減速して右折・・・のはずがサイレンを止めて停車。待機しているオフィシャルになにか荷物でも届けに来たんでしょうか。そう思って身を乗り出してみました。すると、ぬおー急げー


タイヤ交換してました(笑
大急ぎで作業を終えて再出発。惜しみない拍手が送られるのでした。

ヘニング



しばらくして競技開始。ワークスマシンが次々と走っていきます。
ここで思ったのはスバルの挙動。アンダーが強いのかな、と。多くの車はアウトインアウトでそのまま、あるいはリアをちょんと一瞬だけロックさせてきっかけを作って曲がっていきますが、インプレッサだけがっつりサイドを引いているのが確認できました。2007年型のマシンが間に合わず不調だった昨年の旧型を使用しないといけなかったようですが、やっぱり苦労しているようでした。

 早く帰らないと道が混んで動かなくなってしまいます。まだプライベーターの人たちが走っていますが途中で帰ることにしました。駐車場へ向かう途中コースを振り返ると、1台止まっていました。コースアウトしたようです。ビデオや放送ではラリーのクラッシュシーンというのはよく見ますが、実際にピンポイントで現場で見られる人はごく少数です。なかなか貴重な体験ができました。

 ヴァランスの町に戻って晩ご飯を調達します。レストランに入って注文できなかったら怖いのでスーパーで食料品を買ってホテルで食べるのでした。次の日も早起きです。
サービスパーク



ワークス勢はまだ競技中で帰ってきていません。


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