緊急企画

「さいぼーぐ・しまむらくん 我が家へ来る」

事の起こりは、yumaさんちの93記念SSでした。
あまりに93のお二人が可愛らしく、ジョーらぶのワタクシとしましては
何やら悔しくなって(謎)ジョー島村を踏みっ♪と足を上げたのですが・・・
うっうっうっ・・・・(号泣)・・・・踏めませんでしたのです〜・・・
と、yumaさんちのBBSでさめざめと泣いておりましたら
なんと、「踏み蹴り要員」として「さいぼーぐ・しまむら」(かめ)が我が家に出張サービス♪
これは、丁重に(ふっふっふ♪)お迎えせねばっ♪♪
という訳で、「緊急企画」(ある意味ミッションの一部だったりもする)なのでした☆

 

「・・・あら?これは何かしら・・・?」
おうちの玄関のドアに、ごん、と音がしたので不審に思ったお嬢さんがドアを開けると。
そこには、かめが居たのでした。ふかふかです♪(かめなのに)
「・・・かめ、さん?」
抱き上げて、しみじみ〜と見つめます。するとなぜか、かめがちょこっと赤くなりました。
「やん。かわいいっ♪」
お嬢さん、かめをしっかと抱き締め、リビングへ。
そこにはお嬢さんの代わりにイワンを抱いてミルクを飲ませているジョー島村。
「ね、見て♪かわいいでしょー?」
「・・・何が」
不機嫌なのです。ジョー島村。
どうやら一瞬で、本能的に何やら感じるものがあったようなのです。
すると、お嬢さんの腕の中で、かめがもぞっと動きました。
「・・・このかめ、生きてる・・・?」
お嬢さん、ふかふかのかめが動いても動じません。さすがです。
蒼い瞳でじーーーーーっと見つめます。
それはもう、じーーーーーーっと。
どんどん赤くなる、かめ。

うさうさ「あのー・・・そのかめ、私宛なんだけど・・・」

お嬢さんにしか聞こえない設定なのです。

お嬢さん「えっ?そうなの?どうして?」
うさうさ「それは、私がジョーを踏めないので、代わりに踏まれ要員として来た使者なのよ」
お嬢さん「ふぅん・・・?・・・待って。ジョーを、踏む・・・?」
うさうさ「たまには踏みたいときもあるのよー」(ソコはさらりと流してよ、お嬢さん)
お嬢さん「この子を代わりに、踏む、の?」
うさうさ「・・・だめ?」
お嬢さん「だって、・・・この子、ぜろぜろないんになる、ってさっきから言ってるんだけど」
うさうさ「ぜろぜろないんに、って・・・・」(困惑)
お嬢さん「それに、ジョーを踏むなんて・・・踏む、なんて・・・・・・・・・・・・・」
うさうさ「・・・お嬢、さん?」
なんだか不穏な様子のお嬢さんなのです。
お嬢さん「ううん、だめだめ。この子はジョーじゃないもの。かめだもの。踏むなんて、そんな・・・」
と言いつつ、抱いていた腕から降ろしたりするのです。
え。まさか。
うさうさ「ちょ、ちょっと待ってお嬢さんっ!一体何を」
お嬢さん「何って、・・・『黒と蒼』では、私、なんだかとっても頑張ったわりに案外ジョーが反省してないっていうか・・・」
まさかお嬢さんっ!!
相手はかめですよっ!!