結末

キーパー：まぁ、後始末はそれなりに慌ただしいものとなります。職場放棄したまま行方不明になってしまった警備員とか、前触れもなく失踪してしまったカウンセラーとか。
田中：療養所直行になってしまった神父もいますね。
間之原：そうだね。
キーパー：色々あるものの、成功報酬はきちんと支払われます。（倫子）「皆さん、今回はどうもありがとうございました。今後何か困ったことがありましたら、言ってくだされば便宜を図りますので」という内容のことを、上品な言葉づかいでいただけます。
田中：会社にはどのように報告すれば良いのか……。
キーパー：倫子の方から警備会社へは「非常によくやってくれました」というお客様の声を寄せてもらえます。
田中：それなら良いですが。「佐川……良い奴ではなかったが、悪い奴でもなかった」
一同：（笑）

キーパー：後日、精神の安定を回復させた倫子から呼び出されて、個人的にボーナスをもらえます。田中君には光岡自動車のオロチの営業車が与えられます。サイドドアに「四鴛警備保障」とペイントされています。
一同：台無しだよ！！（爆笑）
キーパー：しかも、エヴァ・モデルです（笑）
間之原：奥さん、意外な趣味だな（笑）
キーパー：（倫子）「なんだか、良い車だということでしたので……」と生半可な知識で検索して入手したっぽいです。
田中：誰か止めろよ（笑）

キーパー：間之原君には好きなだけ風見飄衛の絵画を持って行って良いとのお許しが出ます。
間之原：やった！
キーパー：30年後、「豚の間之原」として画壇に名を馳せることになります。
一同：（爆笑）
照葉：「豚が間之原か、間之原が豚か」とまで言われるようになるんですな（笑）
間之原：いただいた絵画で論文を書くんでしょうな。ブヒブヒ。

キーパー：最後に、長期療養から帰って来た神父様は、教会に新しいチャペルが建っていることを知ります。
川上神父：おお！！
キーパー：そして「やったー！」と思ってチャペルのステンドグラスを見上げると、豚の顔をした天使が舞っています。神父様が頭を抱えて「アーーーーーーーッ！」と絶叫したところでフェードアウト。スタッフロールが流れて、最後に奥様のニヤッと笑う顔が映っておしまいです。
一同：（爆笑）

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