コッペリア


3
ホワイト・フェニックス

キーパー: 週末になりました。プッペン・ハウスの前に集合した参加者は良一、留奈、倫太郎、アキラ、琴乃、リアです
琴乃: 6人ですか。あれ?
倫太郎: 好男は?
高遠 良一良一: あれ? 好男は?
キーパー: 好男はバイトの都合で来られませんでした。血涙を流して慟哭したそうです
良一: ……不憫な
アキラ: かわいそうに^^
良一: いや、運が良かったのかもしれないぞ
琴乃: どうなのかなw
キーパー: リア「今日は楽しみです。リアはお友達と出かけるのは初めてなのですよ」
琴乃: 「そうなんだ、一緒に楽しもう」笑みを浮かべて、手を握ります>リア
キーパー: リア「ありがとう、琴乃。皆さんもよろしくお願いします」
アキラ: 「よろしくだ」
キーパー: WPに到着
琴乃: 「結構、大きいのね……」
キーパー: リアは目を輝かせてアトラクションに見入っています
良一: 「ドイツではこういうのは無かった?」>リア
キーパー: リア「良一!! あのレールの上を走る開放型の列車のような乗り物は何ですか!?」
良一: 「……無かったんだ。ジェットコースターだよ、リア」
琴乃: 「じゃ、まずは、ジェットコースターからかな」
良一: 「了解」
キーパー: リア「!! アレがジェットコースター。良一は博学です。リアは初めて見ました」
良一: 「リアは、ドイツでもあまり出かけなかったの?」
キーパー: リア「はい、良一。リアはドイツでもあまりお友達がいなかったのです」
良一: 「そか……」
琴乃: 「じゃ、初めてづくしで、色々楽しみましょ」>リア
キーパー: ジェットコースターには全員乗る?
良一: うい、留奈と乗るよ
倫太郎: 遠慮する
琴乃: 乗ります
アキラ: 乗るべ乗るべ
キーパー: 5人か。誰がリアの隣かな?
琴乃: はい!
良一: 留奈は?
キーパー: 良一の隣
良一: OK
キーパー: 安全バーが下がってくると、リアは「わっ……」と驚き、楽しんでいる様子です
良一: 本気で子供のようだ
琴乃: 「よっぽど、うれしいのね」
キーパー: (3D6を振って出目は7)ジェットコースターの速度を7として、乗った人はCONで対抗ロールを振ってください。(各自ロールの結果……)アキラが失敗だね。アキラは酔いました
キーパー: 乗らずに眺めている倫太郎には、一人青い顔をして精気を失って乗っているアキラが見えます
倫太郎: 乗らなくて良かったw
キーパー: ジェットコースターが帰ってきました
アキラ: 「あー目がまわったべ、都会の乗り物はすごい……」
琴乃: 「楽しかったね」>リア
倫太郎: リアの様子を注目します
キーパー: リア「凄い! 何故日本はこれを大量輸送技術に応用しないのですか!?」
琴乃: 「あ~、似たようなのあるから。電車というのが」苦笑して>リア
良一: 「こういうの久々だったな、留奈」
キーパー: 留奈「そうだね。次は何いく?」
良一: 「定番で、お化け屋敷かな?」
琴乃: 「じゃ、お化け屋敷に」
キーパー: リア「ホーンテッドハウスですか? と言うことは、洋館街へもう帰るのですか?」
良一: 「おいおい」
琴乃: 「あのね~。いくら、何でもそれは……」苦笑
良一: 「自分の家をなんだと思ってるんだい?」
倫太郎: 「自分の家のことをホーンテッドハウスなんて呼んでるのかい?」
キーパー: リア「? デウス兄さまはよくそう言っていますよ?」
良一: 「でも、リアの家はお化け屋敷じゃないだろう?」
倫太郎: 「リアの家には幽霊が出るのかい?」
琴乃: 「確かに、あの辺はそんな風に見えるけどね~。まぁ、いいわ。お化け屋敷に行きましょう」リアの手を引っ張って
良一: 「よし、行こう」

ライン

キーパー: リア「アレがオバケヤシキですか? ……貧相な建築様式です。そうは思いませんか? 琴乃」
琴乃: 「その貧相なのが、チープでおもしろいのよ。お化けが来たら、怖がってやってね」
キーパー: リア「建築博物館の理論なら知っています。任せてください」
琴乃: 「博物館ね……」
キーパー: お化け屋敷には全員入る?
良一: うい
琴乃: はい
倫太郎: はい
アキラ: 「ちょっと酔ったから、そこらで休んでるべ」
キーパー: リア「平気ですか、アキラ? でも、ごめんなさい。リアはどうしてもオバケヤシキに入りたいのでアキラには付き添えません」
アキラ: 「心配しないで、楽しんでくるだ」
キーパー: リア「ごめんなさい、アキラ。リアのことを嫌いにならないで欲しいです」
アキラ: 「だいじょうぶ、きらいになんか、ならないだ」笑いながら
キーパー: ではせっかくお化け屋敷を選んでくれたので、正気度ロールでもしてみましょう
良一: ええええええええ!
キーパー: ではどうぞ。(各自ロール)倫太郎だけ失敗かな?
倫太郎: 勘弁して、俺だけか(T_T)
キーパー: じゃ、倫太郎は悲鳴を上げてください
倫太郎: うぎゃ~!!!!!
良一: 可愛くねぇ~
倫太郎: うっぎゃ~~~~~!!!!!!!
琴乃: 私は、面白そうに、キャキャはしゃいでます
キーパー: そして誰かに抱きつく!! 1:良一 2:留奈 3:琴乃 4:リア
良一: やめれ!!
キーパー: (倫太郎の振った目は3) 琴乃だw
良一: 災難な……
琴乃: 「わ! な、何するのよ!」
倫太郎: うっぎゃ~~~~!!! たすけて~!!!
アキラ: w
琴乃: 「男なら、もっとしっかりしろ!」
キーパー: リア「(倫太郎、楽しそうです)……きゃー」 1:良一 2:留奈。(キーパーの出目は2)倫太郎の物まねをしてリアは留奈に抱きついている
良一: ああああ
琴乃: 「いや、そこまで、マネする事ないから」おいおい>リア
キーパー: 留奈「ちょ、ちょっと、リアちゃん」
良一: 微笑ましく、眺めておきましょう
キーパー: 留奈「……」
良一: 「?」
琴乃: 鈍いな~w
キーパー: ようやく酔いの収まったアキラの前に、皆がお化け屋敷から出てきます。留奈にはリアが、琴乃には倫太郎がくっついています
倫太郎: 「たすけてくれ、ころされる~~~!!!」
良一: まだしてたのか
琴乃: 「いつまで、くっついているのよ。もう終わってるわよ!」
倫太郎: 「あれ、ほんとだ」
琴乃: 「まったく……」
良一: 「はい、リアちゃんも離れてね。これは、おれのだから」
キーパー: リア「お化け屋敷の理論は理解しました。倫太郎はお化け屋敷の達人です」
倫太郎: 「なはは~、それほどでもないよ」w
琴乃: 「あれは、本当に怖がっているのであって、面白がっているわけではないのよ」>リア
良一: 「倫太郎、ほめてくれてるぞ♪」
倫太郎: 「いや~最近のお化け屋敷は手が込んでるな」
琴乃: 「そう?」
倫太郎: 「そう」w
良一: 「ふっ」

ライン


キーパー: そろそろお昼かな、と言う時間です
琴乃: 「お昼、何を食べるの?」
キーパー: オープンテラスのファーストフード店が出てますよ
良一: 「よし、そこにしよう」
アキラ: 「おなかへったべ」
琴乃: 「じゃ、そこで、休みましょ」
アキラ: マクド?
良一: いや、ファーストキッチンだ
琴乃: ミスド
倫太郎: ケンタ
キーパー: マクドキッチン・ミスタッキーという新興チェーン店
琴乃: まずそうw
倫太郎: 何を売ってるんだw
良一: 名物は、チキンハンバーガードーナツ
アキラ: 「おお、ここのハンバーガードーナツがイケルんだべ!」
倫太郎: 「うそだろ」>アキラ
キーパー: リア「外での食事は初めてです。衛生的に問題はないのですか?」
琴乃: 「う~ん、まぁ、その辺は飲食店だから。気をつけているから、大丈夫よ……たぶん」
良一: 「そんなに、気にすることは無いんじゃないかな、大丈夫だよ」
倫太郎: 「まあ食えばわかるか」
アキラ: 「倫太郎どん、一度食べてみればハマるだべ」
キーパー: リア「リアはあまりこういう食事はしないのですが、今日はお父様から許可を得ています。これでリアの分は買えますか?」と言って1万円札を2枚出します
良一: 「え~、全然大丈夫」
琴乃: 「ブッ! そんなにいらないわよ、此処じゃ多すぎってところ」
キーパー: リア「リアはアキラと同じチキンハンバーガードーナツにします。すいませ~ん」(買いに行った)
琴乃: 「リアは、あんなの食べなくって良いのよ。ふつうのにしなさい。普通のに」
アキラ: 「買ったことないだべ? 買い方を教えてあげるべ」といって注文してしまおう
キーパー: リア「ありがとう、アキラ。もう体の方は大丈夫ですか?」
アキラ: 「だいじょうぶ、少し休んですっかりよくなっただ」
良一: 留奈の注文もきいて、2人分頼みます
キーパー: 留奈は無難なものとコーラを頼みます。「ありがとう、リョウ」
良一: 品物を渡すとき「楽しんでる?」と、聞いてみます
キーパー: 留奈「うん。平気だよ」
良一: 「良かった」
倫太郎: アキラのおすすめを注文します
琴乃: 「チキンバーガーと、ドーナツは……これと、これとこれとこれとこれと……」
キーパー: では店員が「チキンハンバーガードーナツで本当にいいんですか!?」と確認をしてから、注文された分だけそれを差し出す
良一: おい
琴乃: 私は、違うぞw
倫太郎: 何で念を押す、店員w
アキラ: ^^
キーパー: リア「リアはアキラと倫太郎とおそろいですね。良一たちは違うものを頼みました」周りは大量のチキンハンバーガードーナツの登場にざわついています
琴乃: 「シンプルイズベストよ」
良一: 「……何事も経験だよな」
キーパー: 全員で席に陣取って食事開始です。リアはアキラと倫太郎の様子を食い入るように見ています
良一: 「いただきまーす」
琴乃: 「いただきま~す」
倫太郎: 「いただきま~す」
アキラ: 「いただくべ」
キーパー: リア「イタダクベ。フォークやナイフはないのですね。箸も使わないのですか?」
琴乃: 「そういう所は、真似するのね~。手で、こうやってかぶりつくのよ」見本を見せます
キーパー: リア「理論は分かりました。凄いです、琴乃」
琴乃: 「うっ! べ、別にいつもこんな風に食べているわけではないのよ。私だって、ナイフ、フォークは欲しいわよ」
キーパー: リア「衛生的には問題ないのですね。勉強になります」(ぱくっ)
アキラ: 「あ、このサイドメニューの蜂蜜をかけるともっとおいしくなるだよ」とリアと倫太郎に自分のをかけてあげようw
琴乃: 「味はどう?」興味深けに
倫太郎: 「こ、これは……」青い顔になってトイレへw
キーパー: リア「初めての味です。化学調味料の味が、えーっと、グーです。アキラがおいしいと言うのだから、友達のリアもおいしいと言います」
良一: 「どうしたんだろう、倫太郎のヤツ」(自分のは平らげて)
倫太郎: 「甘すぎだ~!!」
琴乃: 「そうじゃなくって、リアはどうなの? 他の人の意見じゃなくて」
良一: 「そうだね、リアの意見が大事だね」
キーパー: リアは頬を蜂蜜でべちょべちょにして、テーブルにポロポロと食べかすを落としています。「おいしいおいしい」
アキラ: 「おいしかっただ」と満足
キーパー: リア「おいしいおいしい」べちょべちょ、ポロポロ
琴乃: 「あ~あ、こんなにこぼして……。ほら、ちゃんと食べて。こんな所にくっつけて」掃除をしながら、リアの口に付いた食べ残しをとって口に入れる「結構良いかも……」
良一: 何がだ(笑)
アキラ: 「来週からはじまる 期間限定 『ミスタッキスペシャル匠』が逸品だべ」とw
倫太郎: (トイレより帰還)「俺は食わんからな」w
良一: 帰ってきてたのか>倫太郎
倫太郎: うん
キーパー: リア「(顔を拭いてもらいながら)ありがとう、琴乃。琴乃はリアのお母さんみたいですね」
琴乃: 「そういう言い方は、やめてよ。友達でしょ、リア」
キーパー: リア「アキラはジェットコースターに弱いし、倫太郎はオバケヤシキに弱いので、お父さんは良一がいいです」
キーパー: 留奈「……!」
琴乃: 「それは……」
良一: 「おいおい、年寄り扱いは困るな。なぁ、留奈」と肩を抱く
キーパー: 留奈(ガタッと立ち上がって)「私、帰る!!」
琴乃: 「あ~あ」
良一: 「おい、待てって」(留奈を追いかけます)
キーパー: 留奈:「もういい! リョウの馬鹿!!」
琴乃: 「やっちゃった……」
良一: 「やれやれ」(みんなみ頭を下げて、留奈を追いかけます)
キーパー: リア「留奈はどうしましたか? リアが怒らせて……」
キーパー: と言ったところでリアがガクッとテーブルに突っ伏します
アキラ: え、助け起こします。「だいじょぶだか?」
琴乃: 「リアのせいじゃないわよ……。ただ、ねぇ……。ん? どうしたの?」揺り動かしてみます
倫太郎: リアの様子は?
キーパー: 荒い息を吐いて苦しそうです
アキラ: 熱見て、顔色みてみます
琴乃: 「ちょっと、しっかりして!」脈とかおでこに手を当てます
キーパー: 良一はどうする? 留奈を追いかける? リアの具合を見る?
倫太郎: 良一に「お前は留奈を何とかしろ。リアは俺たちで何とかするから」
良一: 留奈を捕まえて、みんなの所に戻れる?
キーパー: そんな都合の良い選択肢はありません
良一: え~ん。留奈を追いかけましょう
キーパー: 遊園地の人込みを掻き分けて……〈追跡〉>良一
良一: (出目は10)成功したw
キーパー: では留奈の腕を捕まえられた
倫太郎: BGMは小田和正でw
良一: では、無理矢理キスしようとします
キーパー: 留奈「こんなことで誤魔化さないでっ!!」この場を取り繕うなら〈言いくるめ〉、諭すなら〈説得〉
アキラ: だいじなところかも^^
良一: 「バカ、あの程度で嫉妬するなんて、俺に失礼だぞ。それとも、そんなに信用無いのかな、俺は」と言って、説得します……失敗した~
キーパー: (しかしその判断は正しい。ロールは味方しなかったが)
琴乃: 泥沼
良一〈言いくるめ〉るんだった
倫太郎: それはその場しのぎ
須和邇 留奈キーパー: 留奈「一人にさせて。私が間違っているって分かっているから……ゴメン」留奈は出口に向かって走っていきました
良一: 失敗したし、見送ります
キーパー: リアの方はだいぶ具合が悪そうです
アキラ: 「だいじょうぶだべ?」意識があるか声を聞いてみます
良一: みんなを見つけられる?
キーパー: 場所を動いてないからね
良一: じゃあ、戻ります
アキラ: リアを背負ってゆっくり休めるところ、遊園地の休憩室でも探します
琴乃: 様子から、事態が悪そうなので、係員を呼んで休憩所まで運んでもらいます
キーパー: 休憩所まで全員付き添いということで
アキラ: ちゃんとした薬と、医者もいると思うし……
良一: というか、救急車呼んだら?
キーパー: リアは「お父様……お父様に……」とうわ言を言っています

 この後、PCはリアを自宅まで送って行くか病院に搬送するかで迷いますが、誰か(隆二?)が手配した救急車が来て、リアをプッペン・ハウスまで搬送します。付き添いとして一緒に救急車に乗って帰ってきたPCの前に隆二が現れ、リアを抱きかかえて館の中に消えていきます。去り際に隆二が語るには、慣れない事をして疲れが出たのだろうとの事でした。
 各人リアの容態を心配しながらも、この日はここで解散です。