コッペリア


8
出来損ない

キーパー: 隆二「そこで何をしている?」
倫太郎: あれ、帰ってきたのか
アキラ: 帰ってきたの?
琴乃: ハッとなって、そちらを見ます
良一(狂): 留奈を見つめています
倫太郎: 振り返ります
ミスエアフォルクキーパー: 振り向くと、隆二と真っ黒のマネキンのような人形が立っています
琴乃: それが、姉かな?
キーパー: マネキンは肩に若い女性を担いでいます
アキラ: あ、そうだったか……
倫太郎: ああ、そうだったのか。材料の調達に出かけてたのか
キーパー: この様子はデウスがモニターで見せてくれます>アキラ
キーパー: 隆二「殺す、と言ったはずだが? 戻ってきたのか。律儀だね、お前らも」
琴乃: 「あんたは、こんな事して……、ユウを……ユウを……。ユウを返せ!!」怒鳴りながら、殴りかかります
良一(狂): 「嗚呼、留奈、君をいつまでも愛しているよ……」
キーパー: 隆二「ミスエアフォルク、やってしまえ」
アキラ: 「隆二さん、やめるべそんなことしても報われないだべ」
キーパー: 黒マネキンが迎え撃ちます
琴乃: うわ
キーパー: 黒マネキンのDEXは9
琴乃: 14です
倫太郎: 14
キーパー: そちらからどうぞ
琴乃: 博士を殴ります
キーパー: 黒マネキンが立ちはだかります
アキラ: 「デウス、あの黒マネキンについての情報を表示するだべ」と命令します
キーパー: デウス「……」24台のモニターに「バカ」と表示されます>アキラ
琴乃: 博士がいるので、こちらの言うことは聞かないかも
アキラ: (今まで聞いてたのが謎^^)
琴乃: では、黒マネキンを殴ってみます。戦いには自信がないなw
キーパー: 琴乃はロールをどうぞ
琴乃: では。一応当たりです。ダメージは1です
キーパー: マネキンを殴ったような感触です
琴乃: 「いたぁ~」
キーパー: 倫太郎、どうぞ
倫太郎: ではマネキンにパンチ……あたりゃしねえ
キーパー: ではマネキンの順番
アキラ: 一通り、コンピュータを操作する努力します
キーパー: キーボードがありません>アキラ
琴乃: こちらに来て殴って欲しいです
アキラ: (一通り努力した後に考えます)
キーパー: 黒マネキン行きます……倫太郎に組み付きます
倫太郎: よし、こい
キーパー: ガシッ。組み付かれた。首を締め上げられます。次のターンの自分の順番で振りほどきましょう。では次のターン
琴乃: 手じゃ痛いから、キック
キーパー: その前に……
琴乃: ん?
キーパー: 背後で何かが動く気配がします
琴乃: 振り向いてみます
キーパー: 寝かされていた台に寄りかかって、リアが立ち上がっています。リア「お父様、やめて。リアのお友達を傷つけないで」
琴乃: 「リア……」ゆっくりと近づきます
キーパー: 脳が腐敗しているのか、腐汁がリアの口、鼻、耳から漏れ出しています
琴乃: なぜか、涙があふれ出してきて「あなたが悪い訳じゃないのにね……。ただ、生きていたかっただけなのに……」ゆっくりと頬をなでます
キーパー: リアはヨロヨロと歩いて隆二に縋りつき、そして再び活動を止めます
本庄 アキラアキラ: 「もう、無駄なことはやめるだ。報われないべ」と隆二に泣きながら
キーパー: モニターが「バカ」なので、その様子はアキラには見えませんよ
アキラ: そうなんだ^^ 様子見えなくても↑の台詞は変わりません
キーパー: 隆二「おい、リア!? まさか、完全に壊れたか!? 何だ? 何故だッッ!?」
琴乃: 「これが、あんたがやりたかったことなの? 何が偉大なる博士よ。ただ、生命をもてあそんだ、大馬鹿よ!」
キーパー: 隆二はしばらくリアをゆすっていましたが、無造作にリアを投げ出すとフラフラと立ち上がって歩み去ります。「デウスの元へ行かなければ……やはり冷却装置の強度に……」
琴乃: 「何処行くのよ。まだこんなこと続ける気なの!?」
アキラ: 声も聞こえません?
キーパー: まったく聞こえません。デウスの「あはははは!」という哄笑がずっと続いています
アキラ: あ、そうか、ではやることは1つです。デウスを叩き壊します
キーパー: デウスを壊すことは簡単です。どんどん壊れていきます。一つサーバを壊すたびに哄笑が小さくなっていきます
アキラ: 「こんなこと、こんなこと、誰も報われないべ」と泣きながら壊してます
倫太郎: 「落ち着け黒マネキン、俺はお前の敵じゃない。話せばわかる。なっ」w
キーパー: 黒マネキンはドサッと倫太郎を落として、活動を止めます
倫太郎: 「助かった」
琴乃: 携帯を手にして、警察を呼びます
キーパー: では携帯を取り出して液晶画面を見ると「バカ」と表示されています
琴乃: 妨害か……
倫太郎: 木刀を手にして隆二の後を追います
琴乃: じゃ、リアを抱きしめて「また、友達……なくしちゃった……」泣き出します
キーパー: デウスは全て壊れ、アキラのいる部屋は闇に包まれました。哄笑も止みます
アキラ: しばらく茫然自失です
キーパー: 隆二を追いましたが、既にその姿はありません>倫太郎
倫太郎: デウスのところまで走ります
キーパー: 屋敷は静寂に包まれます。合流しますか?>アキラ
アキラ: 倫太郎がきたので、いっしょに
倫太郎: 「神戸博士、博士~!」
キーパー: では、壊れたデウスに囲まれて、自失状態のアキラと合流です>倫太郎 隆二の姿は見当たりません
倫太郎: 「どこにいったんだ?」 とりあえず引き返すしかないです
キーパー: ではアキラと倫太郎はリアを抱いて泣いている琴乃と合流ということで。動かなくなったリアを囲んで立ち尽くしていると……背後から声が聞こえます