対決 キーパー：では行きましょう。西崎＆村瀬コンビが掃除機で蜂を牽制する間に、チェが巣から幼虫を取り出す作戦という事で。もしかしたら、これはなかなか良い人選かもしれませんよ。えー、巣から幼虫を取り出すには1D6分かかります！ チェ：え！？ 西崎：まあ最高6分だから、そんなメチャクチャな要求でもないような。 村瀬：ダイスで1を出せば良いんですよ。 キーパー：1分毎に<回避>をして蜂をかわすという手順です（※チェの<回避>は80％）。 チェ：なるほど。では何分かかるかな〜？　オリャーーー！　（コロコロ……）4。 西崎：びみょーーー（笑） 村瀬：まぁまぁまぁ（笑） キーパー：幼虫を取り出すまでに4分かかります。では作業に取り掛かっている間、<回避>をします。掃除機を持っている人には<回避>に+30％をあげます。処理的には、当然皆さん蜂に刺されないように絶えず身体を動かしているでしょうから、INT×5に成功すれば、その1分間は蜂に刺されません。このINTに失敗したらいよいよ最後の手段の<回避>を使うということにしましょう。 1分目 西崎＆チェ：INT×5、失敗！ キーパー：<回避>をしましょう（笑） 西崎＆チェ：それは成功。 キーパー：では巣に手をかけてベリベリっと外側から剥ぎ取る感じで。しかし女王蜂からの精神的な攻撃があります。女王蜂は巣の奥にいるので姿は見えませんが、巣全体から邪悪な波動が放たれてあなたたちに襲い掛かります。女王蜂のPOWにINTで抵抗する、ということで。ロールをどうぞ。 全員：成功。 キーパー：（さすがにPOW 5には屈しないか……）これで1分目が終わりました。 2分目 キーパー：1分目と同じ事をやりましょう。 西崎：INTの5倍！　（コロコロ……）失敗！　<回避>！　（コロコロ……）失敗！！ キーパー：でも防護服を着ているので1ポイント。これでしばらくすると翠川さんのような症状が出るのでしょう。（※精神波攻撃は全員が抵抗しました） 3分目 キーパー：INTロールは……全員成功ですね。精神波攻撃も全員抵抗、と。 4分目 キーパー：最後の1分です。 チェ：INTロールは……失敗。 西崎：まぁ、よければ良いわけですから。 チェ：（コロコロ）ヒラリ。 キーパー：精神波攻撃は……全員抵抗ですね。では幼虫ゲットです。 チェ：では用意してあったビンの中にでも入れます。 キーパー：これで手順2に行けますね。 村瀬：お札を貼る、と。 チェ：貼ってどうなるのかは全然分からないけどね。とりあえずイミテーション（※神社の売店で買ったお土産）でも貼ってみるか（笑） 村瀬：多分これで精神波攻撃がなくなるような気がするのだが。 チェ：「どうだ！　今からこれを貼るぞぉ！！」といって巣にお札を見せます。 キーパー：（笑）。では『特攻の拓』みたいに巣の上に「！？」というマークが現れます。お札を貼ることによって、20％の確率で何かが起こります。 チェ：キラリーン！（←？）（コロコロ……出目は57） 村瀬：まぁ、何も起こらなかったということで。 チェ：「とりあえず、どうするか？　電磁石のところまで行くか？」 村瀬：「じゃあ、巣を枝から取り外そうか」 キーパー：巣はもぎっ！　とやれば取り外せます。 西崎：では3d6分間かけて井戸のあるところまで行きますか。でも3d6分間、蜂の攻撃を受けるわけだよね？ キーパー：もちろんです。 チェ：どうする？　本当に井戸の中に放り込むまでする？　それともこのまま退却しますか？ 村瀬：巣を圧搾してしまえるような機械は……スクラップ工場の電磁石ですか、やはり。 キーパー：そうだねぇ。 チェ：でもどうすればいいかは、正直言って分かんないよね。 キーパー：いや、ヒントは残されてます！　古文書！　井戸！　ヒントは残されている！ 西崎：（笑）。とりあえず巣を井戸に放り込んで、退散するっていうのが我らのできる全てではないだろうか？ 村瀬：やっても良いんじゃないでしょうか？　毒を喰らわば皿まで。 西崎：井戸は電磁石の近くにあったから、働き蜂が寄って来なくなって女王蜂はそのまま餓死しちゃうんじゃないの？ 村瀬：多分、このまま放置すれば刺された人間が再び巣に寄って行って、元の木阿弥になるよ。 チェ：いや、そうなんだけど……。 村瀬：これからしばらく防護服なしの生活を送る事に、我々が耐えられるかという話にも……。 チェ：……分かりました。やりましょう。巣を抱えて井戸まで行きます！　3d6分でしたよね。（コロコロ……）11。 西崎：まぁまぁですな。 キーパー：では行きましょう。 　西崎が2回刺され、チェが1回刺されましたが、どうにか3人は井戸までたどり着きました。 チェ：よっしゃ！　着いた！　井戸に巣を投げ入れます。 キーパー：「えいやっ！」と投げ入れるとボチャンと音がします。そこで音を聞きつけた穂積が顔を出して「うまく行ったの？」 村瀬：「とりあえず、巣を井戸の中に放り込んだんですが……」 西崎：「見てくれよ、3ヶ所も刺されちゃったよ（泣）」 キーパー：（穂積）「翠川さんの光はまだ消えてないわよ」 村瀬：う〜む、とりあえず……。 西崎：スクラップ工場に転がっている鉄板で井戸をふさぐってのは？ キーパー：おお！　鉄板で蓋をするっていうのは有りかもしれませんな。 村瀬：では掃除機のガソリンを井戸に垂らして火を放り込んでから―― チェ：使わなかった硝煙とかも放り込んじゃおうぜ。 村瀬：しばらくしたら鉄板で蓋を。バタン。 チェ：最後に蓋にお札を貼っちゃいましょう。 キーパー：ペタッと。しばらく井戸の周りをブンブンと飛び回っていた蜂たちが光を失って、暗闇の方へと飛び去っていきます。時を同じくして翠川さんが気を失って倒れたみたいです。穂積が「翠川さん？　翠川さん！？」と言っています。 チェ：光は収まった？ キーパー：そうですね。もう翠川さんは光を放っていません。では蜂に刺された人は<幸運>を振ってみましょう。ファンブルしたら中毒症状が……！ チェ：（コロコロ）06！ 西崎：（コロコロ）08！ キーパー：幸いにもただ痛いだけです。 村瀬：「まぁ、とりあえず医者に行きましょうか。2人刺されたし」 チェ：「西崎君もよりによって顔を3ヶ所も刺されるなんてねぇ」（笑） 西崎：勝手に決めんなよ（笑） 病院にて　その4 キーパー：病院に行くと池上先生が「まさか本当に古文書の通り幼虫を取ってくるとは……。よし、書かれている通りに薬を作ってみよう」。幼虫と醤油とソースがあれば作れる簡単なものらしいです。“秘薬”完成しました！　刺された2人（チェ＆西崎）に注射してくれます。翠川さんに注射すると、グズグズに崩れていた傷口が見る間に治ります。それを見て池上先生と三津多先生が「これでこの町は救われるかもしれませんな！」と言います。 チェ：よっしゃ。 キーパー：（池上医師）「君たちにはお礼をせねばならんね」ということでガーゼをくれます。 村瀬：（笑） 結末 キーパー：で、なんだかんだで古文書整理のバイトも終わりました。翠川さんは蜂に刺された痕が腕に残ったものの、体調は全快したそうです。 　スクラップ工場からの帰りがけに村瀬が持ってきた割れた隕石は大学が買い取ってくれます。バイト代と隕石の代金は壊れた掃除機の弁償代とトントンでした。 一同：（笑） キーパー：（鷲羽）「よう、バイトご苦労、ご苦労。ん？　どうしたんだ、貧乏人ども。憔悴しきっているようだが？」 西崎：「いやー、もう蜂はこりごりですよ」 キーパー：（鷲羽）「そうか、そのような事があったのか」と先輩はロバート卿のような事を言います。 西崎：（笑）。そういえば、あの肉団子にされちゃった人たちは報道されたの？ キーパー：肉団子の報道はされませんでしたが、「有限会社スズメバチ・バスター」の従業員の何名かが行方不明になったという報道はされます。（鷲羽）「その井戸の方は、ウチの方で何とかしといてやるよ」 村瀬：「そこはお願いします」 チェ：お札とか不用意に剥がされちゃったら困るしな。 キーパー：（鷲羽）「マンガのような話だが、300年前とまったく同じ状況が再現されたって訳か」 チェ：でも、何で300年前は神主が自ら井戸に飛び込んだのかね？ キーパー：それは多分……スクラップ工場の鉄板がなかったからでしょ（笑） チェ：それか！（笑） キーパー：鷲羽先輩は「じゃ、ご苦労さん。これで焼肉でも食ってくれ」と言って1万円を置いて立ち去ります。「服に焼肉の匂いがつくから、嫌なんだよねー」と言って、彼は焼肉屋には来ません（笑） 一同：（苦笑） キーパー：白凰市のスズメバチ被害は徐々に減っていき、やがていつもの日常が戻ってきます。