【リアルにヤバイ! 寝室の天井裏】



キーパー:では、ここで再度<聞き耳>ロールを。(古藤&木原が成功)「カタン……」という音が一階の方から聞こえました。
古藤:「……下に誰かいるみたいですよ」
木原:「下から音がしましたけど、今」
カフカ:「それを追わなきゃダメでしょ、オレらは! 早く行って!! オレ一番上なんだから下りられないでしょ!!」
全員:あわわわ、慌てて下ります!
キーパー:階段を降りると、階段下の襖が中途半端に開いています。
カフカ:襖をスパーーーンっ!(※勢い良く開けるしぐさ)
キーパー:ここは寝室らしき畳の部屋でしたが、誰もいません。ただ、先ほどざっと見ただけでは気づかなかった隅っこに棒のようなものが倒れています。竹製の棒で、先に金属製の鉤のようなものが付いています。長さは2メートル以上あります。
宜保夫:「……これが倒れた音か?」
キーパー:そうではないでしょうか。
カフカ:何のための棒だ? 用途不明のアイテムが出現したゾ!
キーパー:すると今度は間違いなく真上で「ギシッ……ギシッ……」という音が聞こえます。
木原:! もしかして、天井にフックを引っ掛けて操作する何かがあるんじゃないか!? 頭上を照らしてみますけど?
カフカ:おお、なるほど! 何ていうか、天井裏に上がれる落とし戸、落とし階段的な?
キーパー:すると天井板の節かな? と見まごうような、うまいこと引っかかるかもしれない穴があります。
宜保夫:「穴! それだ!!」
全員:「やってみよう!」
宜保夫:ではDEX17ある器用な俺が、穴に鍵を引っ掛けて……。
キーパー:グイッと引くと、天井板の一枚がきれいにパタンと開きます。そのように作られていたようです。照らしてみると、開いた穴の向こうに、引っ掛けられそうな感じで梯子が見えます。
宜保夫:梯子を引っ掛けて降ろします。
キーパー:皆さんが梯子を引き降ろそうとして天井を見上げていると、ぽっかりと開いたその闇の中から、ひょいっと白い顔がのぞきます。映像に映っていたあの少女の顔です。ということで、SANチェックです(宜保夫が失敗して1ポイント失いました)。
宜保夫:「うわぁーーーっ!」
カフカ:「誰だ!?」
キーパー:スッと顔は消えます。
カフカ:「……見た?」
木原:「……見ました」
カフカ:「映った?」
古藤:「……」
キーパー:ばっちり映っています。
宜保夫:「パネェっス! パネェっス!」
カフカ:「出てこい! 下りて来い!!」
キーパー:シ〜〜〜〜〜ン。
カフカ:「……野郎ォ……」
木原:いやいや、「野郎」じゃないでしょ(笑)
キーパー:梯子は降ろせました。誰から行きますか? 当然、一人ずつしか上れません。
木原:まず照明から行きましょう。
キーパー:ぎっぎっぎっぎっと梯子を上って天井裏に頭を入れると、ぼんやりと黄色い光が見えます。
木原:光源があるなら幸いと考えて、上に上がります。
キーパー:光源の方向には柱が一本立っていて、その向こう側に黄色い光源があるんだろうな〜と分かるんですが、その向こう側に木の格子が見えます。
木原:「……あれ? さっきの格子戸の裏側に出ましたけど!」
カフカ:あり得るのか、それって?
キーパー<アイデア>ロールを振ってください。
木原:成功。
キーパー:今いる場所は、先ほどの格子戸の向こう側だということが分かります。でも、建物の構造的にあり得ません。SANチェックです(木原は成功して喪失なし)。
古藤:次はカメラマン、行きます。<アイデア>ロールには失敗しました。
キーパー:では「あれ、なんか見たことがあるような……」ということで深くは考えませんでした(笑)
カフカ:愚か者勝ちですな(笑)
宜保夫:上ります。<アイデア>ロール。……94! 失敗! ナメるなぁ!
カフカ:いやいや、ナメますよ、ナメナメですよ(笑)。オレもすぐに上ります。当然<アイデア>ロールは成功。SANチェックは……「すげぇ怖ぇ」(失敗)
キーパー:1ポイント喪失です(笑)
カフカ:気がついていないような二人にも説明します。「つまりこういうことだよ」
宜保夫:「よく分かんねェんスけど!」
カフカ:「オウ、モダン・ヤング……(嘆)」
一同:(笑)
カフカ:分かっていない二人を不安にさせても仕方ないので、「ヘイ、マッサ〜ル! これ、何かおかしくね?」
木原:「明らかにおかしいですね……。でも、とりあえず提灯は調べられますよ」
カフカ:つーか、さっきの少女を探しますけど! いないんですよね?
キーパー:いません。
宜保夫:さっきまで壁の向こう側からギシギシと足音が聞こえていましたけど、今も聞こえますか?
キーパー:今は何も聞こえません。
宜保夫:我々をここに呼び込みたかっただけなんでしょうかね? ……というわけで、先ほどの提灯を調べましょう。
木原:「結局光源はなんなんだ?」
古藤:真上からカメラで映してみます。
キーパー:すると当然提灯の中が見えるんですが、中には何もありません。提灯自体が光を放っていると。
宜保夫:つまり……光る紙、ですか?
カフカ:ニュー・テクノロジー?
木原:「なんだ。光る紙だったのかぁ」
カフカ:「なんだよ、びっくりさせんなよ。なぁ?」
宜保夫:ここは納得してかないとヤバイからね(笑)
キーパー:(笑)。というわけで、水を差すようで悪いんですけどSANチェックです(宜保夫が1ポイント喪失)。



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