【リアルにヤバイ! 謎の少女】



宜保夫:提灯は紙でできていますか?
キーパー:触ってみるということですね?
カフカ:宜保夫が触った後に一拍置いてから、「……触るなぁぁぁ!」
一同:(笑)
キーパー:触った方は<幸運>ロールをどうぞ。
宜保夫:(コロコロ……)よっしゃ、74! 失敗です(笑)
キーパー1D6を振ってください。(宜保夫:「……5」)するとフーっと提灯の明かりが消えます。
木原:照明を強くします。
キーパー:周りの壁がしばらくぼんやりと光っているんですが、それが見る見るうちに白くなっていきます。と、どこからともなく忍び笑うような声が聞こえてきます。
宜保夫:笑い声はどこから?
キーパー:きょろきょろとしてると、いつの間にか皆さんの傍らに、黒い着物を着た少女がいます。さっきの少女です。
カフカ:「おおお!?」
キーパー:笑い声は、少女の見た目とはかけ離れた、しわがれた声です。笑いながら、少女は皆さんの方を向いて言います。「資格ナキ者、触レルベカラズ」
カフカ:「……何のことだ!? 誰なんだ、お前!?」
キーパー:するとポタッと、皆さんの頭上から水滴が落ちてきます。そして次の瞬間にはザーーーーーッと土砂降りの雨のように、上から水が落ちてきます。当然、本来だったらずぶ濡れになるはずなんですが、ぜんぜん濡れません。雨粒は感じるのに、まったく濡れません。
古藤:おおお?
キーパー:そして、こんな狭い空間に水がこれだけ降ったら水浸しになるし、梯子を下ろした穴からザーザーと流れ落ちていくはずなんですが、水は全部、壁に吸い込まれていきます。水が染み込んで、白い壁が見る見る黒くなっていきます。
一同:ん? ほうほうほう……?
キーパーSANチェックです(全員成功で喪失なし)。その中で少女がにこりと笑うと、今度は鈴のような声で言います。「叶うた、叶うた。永いこと、叶うた」そしてにんまりと笑うと、少女は一瞬にして真っ黒に染まり、白い肌も真っ黒に染まって、バシャッと音を立てて、溶け崩れるように形を失います。SANチェックです!
宜保夫:ヤバイ! 失敗!
カフカ:キタ! 失敗!
キーパー:成功した方は1ポイント、失敗した方は1D3ポイントです(カフカと宜保夫が2ポイントずつ喪失)。気がつくと、降り注いでいた水は止まっています。ただし、皆さんをぐるりと囲んでいる壁が、すべて真っ黒に染まっています。
カフカ:……壁を触ってみますけど?
キーパー:壁を触ると、ぐるりと皆さんを囲んだ壁にいっせいに目がカッと開きます。もの凄い数です。
全員:「うおお!?」
キーパー:というわけで、SANチェックです!!
木原:成功! よっしゃーーー!
カフカ宜保夫古藤:失敗!!
キーパー:成功した人は1D3です。失敗した人は1D8です。
宜保夫:ヤバイ! ヤバイよ!!(※あと3ポイントで不定の狂気)
カフカ:(笑)。オレが先に振って露払いしておきますよ。(コロコロ……)1(笑)
宜保夫:……ムカつく(笑)。おりゃっ! (コロコロ……出目は7)完膚なきまでに(泣)
古藤:私もですよね。(コロコロ……)7。一時的発狂(笑)。<アイデア>ロール! (コロコロ……)99! 失敗!!
一同:おお〜!
宜保夫:「パネェっス! パネェっス! パネェっス! パネェっス! パネェっス! パネェっス! パネェっス! パネェっス! パネェっス!」
カフカ:勝手に多弁症になっている(笑)
古藤:狂気表を振って、症状を決めた方が良いですか?
キーパー:そうだね、せっかくだから振ってみよう。

 宜保夫は「気絶あるいは金切り声の発作(キーパーの判断により金切り声の発作を採用)」が12ラウンド継続と決まりました。

宜保夫:「パネェェェェェェェェェェェッ!」(※←金切り声) ……いっそ気絶させてくれよ。もう見ていたくない、ここで何が起こるのか(笑)
キーパー:ここで皆さん、<幸運>ロールです。(またも宜保夫以外成功)成功した人に1D6を振ってもらって、一番低い目を採用します。(コロコロ……古藤の2が一番低い)ということで、とりあえず3ラウンド後に何かが起こると分かりました、直感的に。ではここから戦闘ラウンド進行になります。DEX順です。



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