四鴛圭一郎の最期 キーパー： 古海の携帯電話が鳴ります 古海： ん？　誰だ？　「ハイ、古海ですが」 深崎： やーな予感 キーパー：圭一郎「助けてください！　鰐が！　鰐が！　ひぃ！」 深崎： ひぃ、って…… 古海： 「圭一郎さん！　もしもし！」 各務： がーん キーパー： 古海は〈聞き耳〉 古海： 弱いんだよなｗ（ダイスの出目は22）お、成功 キーパー： では電話の後ろから「グルルルルル……」という音、いや声が…… 深崎： 声が？ 古海： 身を強張らせます キーパー：ペ　ト　ス　コ　ス　の　唸　り　声　が　！　！ 各務： ぐはぁ 古海： うぎゃー 悠乃： もーダメなタイミング…… 深崎： きた――！ 淵沼： またえらいものを キーパー： 圭一郎「ひっ！　義景さん！？　……いや、違う。君は、まさか……！？」 古海： 「逃げろ！　逃げるんだ、圭一郎さん！」 キーパー： 古海の呼びかけの途中で、圭一郎の電話は「グシャッ！」と音を立てて切れます 淵沼： 終わったな 悠乃： コワ…… 古海： 「何てことだ……」 キーパー： さて、どうしましょうか？ 深崎： 「さて、皆さん？　私達も関係者なわけだし……」 各務： ペトスコスに対する対策がない…… 古海： アンサタ十字？ 淵沼： しかない 各務： それか。古き印はもうないんでしたっけ？ 淵沼： ありまへん 各務： そうか 古海： というか本家に突入ですか 深崎： 武器は？ 古海： 事務所で準備しません？ 各務： ですね 深崎： 無駄か…… 古海： 一応、報告も 深崎： 依頼者は死んじゃった可能性高いけど キーパー： では事務所経由で。アンサタ十字を持つくらいですけど 古海： ぐずぐずしてたら終わってる可能性もありますが 深崎： いこう！ キーパー： 水澱の事件が解決したので、各務のランクルは戻ってきています 各務： それじゃ、それで行きましょう キーパー： 本家到着。元白凰区の四鴛家本宅に駆けつけると、そこは瓦礫の山と化しています。竜巻にでも遭ったかのように、建物のほとんどが半壊しています 古海： とりあえず圭一郎さん（の死体）を探しましょうか？ 深崎： ひどいなあ…… 各務： まだ争いの音は？ キーパー： 何かが動く音は聞こえません。もちろん巨大鰐の姿もありません 各務： ふむむ キーパー： 圭一郎は胸から下の身体を失った死体で見つかります。その他、圭一郎の側近から料理人、家政婦等の使用人にいたるまで、20名ほどの死体が見つかりますね。生存者はいません 深崎： 皆殺しかよ 各務： 美弥子は？ キーパー： 美弥子の死体は「見つかりません」 各務： 連れ去られた？ 古海： 丸飲みか？ 深崎： まさか 各務： 一応母親だからなぁ 深崎： でも憎んでる 古海： 一番恨んでる相手かもしれないけど 悠乃： たぶん、一番恨んでる 各務： だからこそ、連れ去ったと 深崎： ……生け贄候補では！ 淵沼： また儀式か 古海： 一応、ワニの進路がわからないか目を凝らしてみます キーパー：〈追跡〉を＞古海 古海： （出目は55で失敗）無理。探偵向いてないな キーパー： グシャグシャに荒らされて、追跡は困難です 深崎： どこへ行った？ キーパー： さて、水澱の祭殿はコンクリートで固められて、四鴛家本宅はこの有様です。もし真雪が向かうところがあるとすれば、どこか分かりますか？ 古海： 義景の家かな？ 淵沼： 旧本家かな？ 各務： 旧本家でしょうねぇ 深崎： 賛成 キーパー： では旧四鴛本宅へ、ということでよろしいでしょうか？ 古海： 行きましょう 悠乃： 行きます 淵沼： 行くしかない