聖鰐



2-4

迷宮 ~Crocodilopolis~

キーパー: 迷宮の入り口は岩壁に取り付けられた鉄扉で、閂と鎖で閉じられています。南京錠が付いているのですが、鍵は木田が持っているそうです
古海: 開けたくないなぁ
悠乃: うんうん
深沢: ドキドキ
キーパー: 木田「入るのであれば開けます。電灯を用意したほうが良いかもしれません」
古海: 「車に積んでありますよね」
悠乃: 懐中電灯を準備!
迷宮キーパー: 準備してきたのですから、人数分あることにしましょう
各務: うわ、ダンジョンだ
キーパー: さて、迷宮には全員で入るということで良いですね? では2列縦隊で隊列を決めましょう
古海: 我こそは盾、という方は挙手
深沢: はい!
各務: HPは私が最大っぽいですね
古海: ヒーロー二名!
キーパー:番号で申請してください

①③⑤⑦
②④⑥

各務: ①で~
深沢: じゃあ②でお願いします
悠乃: 真雪ちゃんと並んで⑤⑥、かな?
古海: 魔術組は中盤入りますか?>淵沼
淵沼: じゃあ中盤で③にします
キーパー: しんがり⑦が木田で行きましょう
各務: 後ろから拳銃乱射しないで欲しいなあ>木田
古海: 真雪には背中任せなくないんで逆の列で……
悠乃: ……なんか、あんまりみんな信頼し合ってない?w
キーパー: こんな感じで行きます

各務 淵沼 悠乃 木田
深沢 古海 真雪

古海: 背中が猛烈に不安だ
悠乃: w
深沢: 拳銃をとりだし、シリンダーを確認。無言でジャキッと戻す。「くくく、怖いぜ」
各務: こわっw
キーパー: 真雪「背中は任せてください! ズバッといきます! ズバッと」
淵沼: 誰を
古海: 「死んだら枕元に立ってやるからな」

ライン

キーパー: さて、では全員が門をくぐりますと……バターーーーン! ギギギ、ガチャ
古海: え?
各務: なにぃ!?
淵沼: 閉じ込められた!?
悠乃: え!? ええーっ!
古海: 村人の仕業か?
キーパー: 扉が音を立てて閉じられ、閂が嵌った様子が伝わってきます。木田「! おい! なにをするんだ!」(ガンガンガン)
古海: 一緒にガンガン
キーパー: ここで〈聞き耳〉(各務と悠乃と深沢が成功)。扉の向こうに耳を澄ますと、数名の人間のひそひそ話が聞こえてきます。成功した3人は〈アイデア〉ロールです(悠乃と深沢が成功)。悠乃と深沢はその会話の中に四鴛義景の声を聞き取ります
深沢: ぎゃあっ
古海: もう戻ってきてたのか!?
各務: やられた……
深沢: 「くそっ、はめられた!」
四鴛 義景キーパー: 扉を越えて聞こえるように、義景は声を大きくして嘲ります。「光栄に思いたまえ。鰐を神聖視する地域では、ナイルに落ちて鰐に食い殺される事が至高の栄誉とされていたそうだからな」
深沢: 「ここはナイルじゃねえ!」
古海:「鰐なんか食ってやる!」
キーパー: 忍び笑いが遠ざかっていき、扉の外が無人になったことが感じられます
深沢: 「くくく、行くしかねえってこった(ToT)」(強がり)
キーパー: 真雪「……行くしか、ないね」
各務: 「そのとおりだな」
悠乃: 「……う、うん」
淵沼: 「抜け道あるかな」
古海: 「義景の口ぶりから鰐がいるのは確実か」
深沢: 「生きて帰って復讐してやる」
古海: 「二十年前の警官隊が撃退できたんならどうにかなります」
キーパー: ではまず皆さん、マジック・ポイントを3ポイント減らしてください。なにやら、扉をくぐる時にエレベータで感じるような不自然な浮遊感を感じたためです
古海: アンサタの成功率が!
各務: どっかに飛ばされたか?
古海: それっぽいですね
キーパー: さて、今いる場所は①地点なのですが、先程までいた水澱は沼が近いせいか空気に湿り気がありました。でもここは異常に空気が乾燥しています。喉に来るような乾燥ですね
悠乃: か、考えたくない……
古海: エジプトとかじゃないよね……
深沢: ……トンネルを抜けると、エジプトでした
淵沼: ミイラの保存に適した環境ですね
キーパー: 迷宮自体堅牢な石造りなのですが、まず〈地質学〉(淵沼のみ成功)。成功した淵沼は、この石組みの迷宮が紀元前2000年頃に建造されたことが分かります
淵沼: えらい古いなあ
キーパー: 真雪「……マジかよ」
各務: 言葉遣いがw
古海: 言葉遣い
淵沼: 「マジや」
各務: 日本だったら縄文時代の前?>紀元前二千年
キーパー: 続いて〈考古学〉>ALL(全員失敗。仕方ないので真雪がロールして成功)。真雪「材質がエジプトのピラミッドに用いられる種類の石に似ている……」
各務: やっぱりエジプトか~
悠乃: ナイル上流の花崗岩、でしたっけ?
各務: タダで海外に来れた! ……じゃなくて
キーパー: 真雪が便利に知識を披露したところで〈歴史〉(淵沼と各務が成功)。紀元前2000年頃は古代エジプトの第12王朝の時代であり、セベク神が盛んに信仰されていた時代です
淵沼: うは、ぴったり
各務: 「わざわざこんな所に飛ばした意味は何なんだ?」
古海: 「セベクへの生贄かもしれませんよ」
各務: 「生け贄の補充にしてはおおげさじゃないか?」

ライン

キーパー: では迷宮探検開始です。迷宮だけに単調な景色が方角を見失い易いように作られています。探索リーダーが〈ナビゲート〉に成功しないと、無駄に時間を食う羽目になるでしょう。探索リーダーを選出願います
各務: ナビなら多少ありますけどね
キーパー: 順当に行けば各務が最適ですね
淵沼: では各務に
古海: 各務よろしく
深沢: よろしくっす
各務 響也各務(リーダー的存在): では、微力ながら
悠乃: お願いします~
キーパー: まずどこへ向かいましょう? 地図を参考に申請してください
悠乃: ③→④→⑤と回ってから②?
深沢: 賛成>悠乃
古海: それがいいかなぁ>悠乃
各務: 生け贄場所は⑥っぽい
キーパー: 真雪「……⑥かな。まず⑥かな。⑥」
各務: 「一人で行ってみるかい?」>真雪
キーパー: 真雪「……えぇ~?」
古海: 「止めないが生きて帰らなけりゃ給料もないし仇も取れないぞ」>真雪
悠乃: w
キーパー: 真雪「手分けしましょうか?」
深沢: いやです
古海: 「いや、こんな場所で別れるのは危険すぎる」
キーパー: 真雪「……えぇ~?」
深沢: 戦力集中の原則をまもろう
各務: やっぱり全員で③かな
キーパー: リーダーに従いましょう。では③で。トコトコトコ……
古海: ぞろぞろびくびく
深沢: くくく、まってろよ、生きて帰って復讐するんだ
古海: あの依頼料じゃ割が合わなくなってきた……

 PC一行は③④⑤を立て続けに調べますが、そこは太古に使われていた生贄を閉じ込めておく牢のような小部屋であることが分かった以外、何の発見もありませんでした。
 探索の間中迷宮で迷う危険性がありましたが、各務の抜群の方向感覚(〈ナビゲート〉)でロス無く探索を進めていきます。


キーパー: 次は②で良いですか?
古海: 行きましょう
深沢: ②に行こう
キーパー: ②は石の扉で塞がれています。力を合わせて開けて中に入ると……
深沢: はいると?
古海: はいると?
悠乃: はいると?
淵沼: はいると?
セベクキーパー: 中には一段高くなった場所があって、そこに玉座に座った鰐頭の男の像があります。高さは5メートルくらいです
古海: セベクか
深沢: なんまんだぶなんまんだぶ
キーパー〈オカルト〉>ALL (古海のみ成功)いわゆる祭壇の間でしょう、ここは。そんな不気味さと神聖さが感じ取れます。あの一段高くなった場所に司祭が立って儀式をするのでしょう
古海: 「下手に荒らすなよ」>真雪
キーパー: 真雪「……えぇ~?」
古海: 中を見回して見ましょう
深沢: ぞろぞろ
キーパー: では〈目星〉(古海、深沢、淵沼が成功)。暗い祭壇の間の中で、壁にしつらえられた窪みに鰐のミイラを発見しました。3人成功したので、発見したのは3体です
各務: また復活しないといいが
深沢: すぐ逃げよう
古海: 賛成
悠乃: 逃げましょう!
キーパー: 一応〈博物学〉(真雪のみ成功)「これは……2000年前に作られた、本物の神聖ミイラですよ」
深沢: 「うまそうだ」
悠乃: 「え……!?」
各務: 干物と違うぞw>深沢
深沢: 「無論冗談さ」
キーパー: 真雪「……確か、さっき誰かが鰐なんか食べてやるって言ってませんでしたっけ?」
古海: 「くっ……誰だっけなぁ、そんなこといったヤツは」>真雪
キーパー: 真雪「ログを見たらキャップが言ってますよ」>古海
キーパー: 木田「召し上がれ
古海: 「ちくしょう。だからメモ取るようなヤツは嫌いなんだ」
悠乃: w
古海: 「鉛倉にあったものとは違うのかい?」>真雪
キーパー: 真雪「鉛蔵にあったのは後世に作られた模造品です。こっちは古代エジプトで作られた年代モノってところです」
各務: 前のより強いんじゃなかろうな>年代物
淵沼: 「好事家が飛びつきそうな代物やね」
深沢: ワインと違って、値段は上がらない>各務
キーパー: 鰐のミイラには手を触れずに②を出て行きますか?
各務: 「そんなことより逃げないのか?」
悠乃: 逃げます!
深沢: 全力で
古海: 触れたいけど逃げた方がいいかなぁ
深沢: 好奇心、猫を殺す
淵沼: 動く前に壊せないのかなあ
古海: 一匹ダメ?
深沢: ダメ!
各務: 素直に撤退した方がよさそうだな
深沢: 全力で賛成
キーパー: 各務と深沢と悠乃は扉のところで待ってます。古海と淵沼は?
淵沼: 戻りますか?>古海
古海: 触って動き出したら全力ダッシュで逃げて扉閉めてもらおうか?
深沢: いやだー>古海(ToT)
各務: 準備はしておいてもいいが、扉重そうだぞ
淵沼: 1体だけ実験します?
古海: いや、意味深なものがあるとどうしてもちょっかい出したくなって
キーパー: 真雪「むふー」
各務: 「って勝手にさわらんように」>真雪
淵沼: あ、でも全部動いたりして
古海: 逃げますか
各務: ただ、このまま行っても鰐との戦闘だしなあ。打開策が
深沢: 逃げるに一票
淵沼 順哉淵沼: 個人的には触りたい
深沢: 個人的には逃げたい
各務: やっぱり君子危うきに……かな
キーパー: 誰かに羽交い絞めにされない限り、止められることはありません>淵沼
深沢: どわー!
悠乃: わー!
キーパー: 真雪「ふっちー、触っちゃえよ」>淵沼
淵沼: 「なんかこう、無性に触りたいんだよ」
古海: 「わかります。惹き付けられますよね」
淵沼: 「ねえ」
深沢: 「たのんますやめてください」
キーパー: 文化財Gメンの面目躍如ですな。これで××でも悔いはないでしょう>淵沼
淵沼: なんせ紀元前の本物ですから
古海: でもチームの和を乱すのもなんだから大人しく出てくかな
各務: 扉を閉めてからさわってもらうとかw
古海: それは酷いw>各務
淵沼: うわ、みんな酷い
古海: どうしましょう?>淵沼
各務: 「実際のところ、何体いるかも知れないし、素直にやめた方がいいんじゃないか?」
悠乃: ふっちーさんは運動能力高いのですか?
古海: 「ここはリーダーの言葉に従いますか」
深沢: 「なんまんだぶなんまんだぶ」
淵沼: 後ろ髪を引かれるなあ
キーパー: 真雪「ちぇっ。つまんねーな」
各務: 悪ガキか!?