#5
香住邸の前につけられた輿に白無垢に身を包んだ花嫁・香住沙奈枝が乗ると、神官装束の男たち八人が力を合わせて輿を肩に担いだ。
深夜零時。
夏の長い日が落ちてから数時間が経っている。しかし厨子村は無数の篝火で赤々と照らし出され、その熱で真昼もかくやという暑気に包まれている。パチパチという火の爆ぜる音が聞こえる以外、村は静寂に包まれていた。
両脇から篝火で照らされた村道を、花嫁を乗せた輿が静々と進んでいく。通り道となる村道に面した家々の住人は、外に出て輿を出迎え、輿が通り過ぎると、それに続くようにして歩き出す。輿を先頭にした行列が村を横切って目指すは、厨子神社。
時間をかけて慎重に長い石段を上りきると、輿は境内を抜けて本殿へと進んでいく。本殿で待つのは羽織袴姿の花婿・祁堂礼一。花嫁の母親・香住須美子が沙奈枝の手を引いて輿から下ろし、礼一の隣へと導く。
厨子夜婚の儀、開始。
【出題】
1APが与えられます。厨子夜婚の儀に際しての行動を決定して申請してください。
共通行動は以下の通りです。
・厨子夜婚の儀に参列する
もちろんその他の行動をとる事も出来ます。