う〜む、地獄に仏とはまさにこのこと。若干ながら、見知らぬ外国の土地でなんかされたらどうしよう?と思わないでもなかったのですが、様々な状況を鑑み、二つ返事で
「Thank you!」
でしたな。
その仏様のような青年は車のトランクにスーツケースを乗せ、くだんのジャンクションまで行き、Uターンして反対車線のB&Bの私道の前まで送ってくれたのでした。あまりのうれしさに、失礼かなーとも思いつつもチップ程度のお金を渡そうとしたんですけど、
「ノーノー! そんなつもりじゃないから。じゃあ、気をつけてね!」
と彼は、颯爽と去っていったのでありました。おお、すがすがしすぎる青年よ、私はいまだに感謝の念が消え去らないぞよ。ちょっとでも疑ったりなんかしてすまなかった!
アイルランドの人はみんなホスピタリティーがあって本当に親切でした。あらゆる場面で私を助けてくれました。…私が童顔すぎて、「こんなこどもが一人で外国旅行を?」と同情されたのかもしれないけど。