どうやら1泊2日の旅では半年が限度のようで、どこかへ行きたいよ〜病が再発。
例のごとく、近場でまだ行った事のない場所はないかと考えていると、映画「ホワイトアウト」のことを思い出した。そうだ、黒部へいこう!
「立山黒部アルペンきっぷ」は、高山線経由と北陸線経由の2種類あるが、高山線経由を選択。先頭車両の一番前の席(運転士の後ろ)を確保し、流れ行く車窓を楽しむ事にした。途中駅で年配の女性が隣の席に座っても特に気にすることもなかったのだが、アメを取り出し「よかったら、どうぞ」と手渡してくれた。これがきっかけで、その女性が下車するまで会話をするのだが、どんな会話をしたかは残念ながら憶えていない。
富山市内のホテルをチェックアウトし、外へ出ると小雨が降っている。上はどんな天気になっているんだろうかと心配しつつ富山地方鉄道に乗り込み、アルペンルートの入り口、立山へ。
立山〜美女平間はケーブルカーで登るのだが、上の方はガスがかかっていて見えない…。
美女平〜室堂間はバスで移動。ガスで視界は良くないし、室堂に着く頃には雨なのか雪なのか判らなくなり、シャーベット状の雪が積もっていて寒いのなんの。(この時10月27日)
室堂〜大観峰間はトロリーバスで約10分。下ってきたから少しは視界が良くなったかな…?
大観峰〜黒部平間はロープウェイで下る。そこから見える渓谷では紅葉が始まっていて、天気がよければ美しい景色が見られたのに…。
黒部平〜黒部湖間はケーブルカーで下る。ここまで来ると、ガスは薄くなり何とか遠方まで見通せる。ここから対岸へは黒部ダムの上を徒歩で進むのだが、寒い!セーターとコートは着ているが、冷たい雨が追い討ちをかけるため、ゆっくり景色を眺めるというわけにはいかなかった。
黒部ダムからはトロリーバスで下り、アルペンルートの終点扇沢に到着。天候に恵まれなかったため、予定よりも2時間近く早く着いてしまった。
天候を恨んでも仕方がないため指定席を取り直し、特急「スーパーあずさ」「しなの」と乗り継ぎ、帰宅する。
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