温泉に入って日頃の疲れを落としたい。そう思っている時に目に付いたのが旅行会社のパンフレット「ひとり旅プラン」。往復の交通費と1泊分の宿泊代(指定施設、2泊目以降の追加可能)がセットになったもので、温泉もOK。
特急「ひだ」で高山へ、そしてそこから奥飛騨温泉郷へはバスで移動する。今回の高山市内も雪景色。1月だから当然といえば当然なのだが。
宿に着いてチェックインを済ませる。あまりにも静かなので聞いてみると、今日の宿泊客は平日ということもあって、たった1人とのこと。ということは…そう、温泉旅館1件まるごと貸切!
食事前に1回、食後に1回、寝る前に1回、計3回入浴。他人を気にすることなく、広い露天風呂でのんびりするのって気持ち良いですねぇ。クセになりそうです。
食事は山菜の天ぷらや飛騨牛の焼肉、刺身とボリューム満点。ただ、山菜は苦手なんですよね。普段であれば手をつけないのだが、この日ばかりは自分のためだけに料理してもらったということが頭をよぎり、一口食べてみることに。すると不思議な事に食べられるんです。山菜独特の苦味がなく、むしろ甘味がある。この時ばかりは美味しく頂く事ができました。(ただし、今でも自ら進んで山菜を食べる事はないです)
朝目覚めて、そのまま朝風呂へ。さっぱりしたところで朝食となるが、いつ食べても朴葉味噌は美味い!朴葉味噌さえあればご飯は何杯でもいけます。
新穂高ロープウェイに乗ろうと麓の乗り場まで行くと、どうやら上の方ではガスがかかって景色はほとんど見られないらしい。2年前の黒部のことを思い出し、結局来た道をそのまま戻り、高山市内の宿に向かった。
翌朝、宿を出てしばらく歩くと氷の彫刻が展示されていた。「飛騨高山氷の彫刻まつり」というのが定期的に開催されているらしく、街中の所々に作品が展示されているようなのです。ならば、ということですべての作品を見ながら散策することにし、そのまま高山駅へ向かう。
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